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極東戦記  作者: ATD-X
2.北方紛争編
20/66

第十七話「奇襲」

エースコンバットX2にはまってしまった。

そして戦闘描写が中々難しい。難産でした。

それでは本編どうぞ。

追記七月二十四日戦闘シーンに台詞を追加。

八月六日

午前十時二十分

海上自衛軍

護衛艦まきなみ

<清水良助三等海曹>


「目標情報入電!。四十七度の方角からミサイル接近!。総員、第一種戦闘配備!。」



Why!?。え?、待て、何が起きた?。ミサイル接近?。いきなりじゃね?。

そんなことを思いながらも体はしっかり反応している。



巻波「清水!。弾薬の用意!。」


清水「分かってる!。」


俺達は急いでファランクスの弾薬をとりに行った。




~艦橋~


突然の攻撃に慌ただしくなっている艦橋。

しかし、全員冷静に対処している。



梅城「四十七度、仰角二十二に備え。」


松野「CIC、迎撃しろ。ミサイルが突っ込んでくるぞ!。」


梅城「航海長、第三護衛艦隊と第四潜水隊の合流はいつ頃になるかね?。」


尾田航海長「約一時間はかかります。」


梅城「そうか。」










~CIC~



池田「CIC了解。迎撃しろ!。いいか!、一時間防ぎきればこっちのもんだ。」



ここも艦橋と同じで、冷静さを欠いている者は一人も居ない。



「「「了解!。」」」


竹本「方位四十七度、仰角二十度、距離五万八千五百。数は六。まっすぐ本艦に向かって来ます。」


米川「OPS-24レーダーに捕捉。以後ミサイルをAアルファBブラボーCチャーリーDデルタEエコーFフォックストロットと呼称。」



モニターを見ると端の方から出現したミサイルを表す赤い光点がかなりの速さで中心に向かって移動している。

ロシア製の対艦ミサイルは基本的に音速で飛び、

敵に対応する時間を少なくさせるのが基本であるために対応は迅速にせねばならない。


池田「ECM、傍受パシッブから発信アクティブへ!。ジャミングで妨害しろ。」


青野「ジャミング開始!。」


米川「ターゲットE。撃墜!。」



赤い光点がひとつ消えるも、他の光点は

ミサイルが低空飛行に移った為に光点が薄くなる。



池田「シースパロー、攻撃始め!」


青野「シースパロー、撃ち~方はじめ~。」


米川「C、F。撃墜!。」



光点が二つ消え、残った三発が主砲の射程内に入ったことをモニターが表示する。



池田「主砲発射!。ミサイル艇にも発射を要請しろ!。」


青野「了解。距離、一万三千。撃ち方はじめ。」









~再び甲板に~



「距離、一万三千。撃ち方はじめ。」



爆音とともにまきなみやミサイル艇の主砲から飛び出た砲弾がミサイルの周囲で炸裂している。

その光景はさながら大東亜戦争のようだ。



清水「いやぁ~、絶景かな絶景かな。」


巻波「お前は石川五右衛門か!。現実逃避してんじゃねぇ!。あ、二発墜ちた。」


海木「お前ら何やっている!。早く来い!。」



艦体からチャフが出ている中

海木海曹長に急かされ艦内に入った瞬間、CIWSが作動したらしく、つながった銃声が背中に響いた。




ボガアァァァァァン!!




清水「全弾墜ちましたね。」


海木「みたいだな。」



そうこうしている内に空自からの応援が来て、一部がミサイルが飛んできた方向に飛んでいった。










~CIC~



竹本「ミサイルの発射は現在確認されてありません。」


池田「そうか。しかし、現状では対空防御にていっぱいだ。さて、どうするか・・・・・。」


米川「レーダーに航空機。IFF(敵味方識別装置)に反応。これは。」


青野「空自だな。」










~艦橋~


エクセル「こちら、航空総隊直轄、飛行警戒監視隊所属のE-2C。

コールサイン、エクセルだ。遅れてすまない。」


梅城「こちらまきなみ支援に感謝する。」


エクセル「各機、交戦を許可する。海上自衛軍を援護せよ!。」


梅城「空自の応援か。」


松野「これで片付くといいんですが・・・・。」





次回は増援に来た空自のターン。

お楽しみに。

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