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極東戦記  作者: ATD-X
1.日常編
2/66

第一話「政変」

政治的におかしいところがあると思いますが気にしないでください。

2015年1月20日

PM6:00

永田町自由党本部。


???「「「「「ばんざぁ~い。ばんざぁ~い」。」」」」


???「どうしてこうなった?。」


今呟いたのは俺こと霧本雄一郎きりもとゆういちろう、自分で言うのもなんだが若干30歳の青二才の若手政治家だ。

とりあえず現在の政治情勢を簡単に説明しよう。IMIJが発表した各政党の汚職情報により日本の政党はすべて解散し、政治は混乱状態に陥った。

時の総理大臣はできるだけ混乱を避けるために緊急で政党を六つ結党する法律を作った。

そして作られた政党が俺の所属する自由党。そして民治党みんじとう衆民党しゅうみんとう、改進党、太陽党、国民党だ。

んで昨日総選挙が開催されて俺たち自由党が当選、政権与党になったんだ。だからこんなに万歳を言っているんだ。だが、なぜか俺が官房長官に選ばれた。やはり総選挙の宣伝方法や政策に提案しまくったのが拙かったか。いや、俺としてはまだなりたくなかったんだがな。俺はこの国が好きだ、そして日本にとってこの政党は重要なものであることだと俺は推測している。だから俺はこの政党を当選させようとした。だが下手に意見すると確実に目立ち責任がでかそうな要職に着いちまう。だから地味目に意見していたんだがやはり党首の目はごまかせなかったか。ちなみに党首の名前は浅尾士郎だ。いわゆる真正保守派と呼ばれる人々の代表みたいな人物で俺の憧れの人だ。


???「霧本さん。マスコミからまた取材依頼が来てますよ。」


こいつは俺の秘書の吉月明よしづきあきら。一言で言うなら冷静沈着な天然ボケだ。関係ないが時々女に間違えられる。


霧本「うげ、またか。」


吉月「またですよ。」


ここのところマスコミの取材が結構な頻度でくるんだ。まったく若い官房長官がそんなにいいか。

麻生さんの取材はどうしたんだよ。


吉月「確かこれで4回目の取材ですね。でもこれくらいで参っているようじゃこの先やっていけませんよ?。

大体後3回以上残っていますよ。取材。」


霧本「なんてこったい。ま、たった3回だ。ちゃっちゃと終わらせるぞ。」


吉月「あ、すいません、間違えました。12回ですね。」



霧本「・・・・・・・・・・な・・・・ん・・だと。」

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