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極東戦記  作者: ATD-X
2.北方紛争編
19/66

第十六話「休息」

YSFLIGHTにはまって中々書けずにいた。orz

第十六話、どうぞ。


追記、六月二十六日、砲雷科は見張りをしない事と海木海曹長の階級が間違ってたので修正しました。

七月二十九日歌詞の無断転載をしてしまったので修正。まことに申し訳ありませんでした。今後は二度とこのようなこと無い様にします。

海上自衛軍

8月5日AM9:50

津軽海峡

護衛艦まきなみ甲板上


<巻波 孝太三等海曹>


現在まきなみは現在根室方面へ向かっている。そして僕は左舷後部で風に当たっている。

現在の状況を説明すると、

海保とシベリアが銃撃戦になりミサイル艇二隻と根室海上保安部所属の船が全てがやられ準有事体制が発動。その穴を埋めようと大湊地方隊所属のミサイル艇と地方隊に所属はしていないが、臨時でまきなみが根室に急行しているところだ。大湊地方隊のミサイル艇はまきなみと一緒に東回りでいく行く三隻と西回りでいく五隻に分かれて航行している。

途中で海上保安庁の巡視船と合流し、さらに次の日には第三護衛艦隊と第四潜水隊が合流する予定だ。

因みに準有事体制とは、憲法改正時に出来たもので、従来の武力攻撃予測事態と武力攻撃事態の間に位置する物で基本的に攻撃を受けた時にまだ外交交渉の余地があるときに発動する。デフコンで言うと2だね。この状態で再び戦闘が発生したら自動的に武力攻撃事態――――有事体制になるんだ。

あまり戦いたくないな。出来ればこのまま何もおきずに終わって欲しいけど。



海木「おぉ、巻波。こんなところで何やっているんだ?。」



そんなことを考えていたら海木一等海曹に声を掛けられた。

・・・・海木海曹長は今回のことどう思っているんだろう。



海木「・・・・おまえが何考えていたか当ててやろうか。」


巻波「え。」


海木「このまま何事も起きずに終わればいいと思っているんだろう。」



半分はずれています。どや顔をやめてください。



海木「顔を見れば判る。まぁ、別にその気持ちが悪いというわけじゃない。むしろ、俺も同じだ。」


巻波「・・・・・・。」


海木「だがな、戦闘になったらその考えは捨てておけ。」



巻波「・・・・・了解しました。」



海木准尉は「じゃ、俺は砲雷長に呼ばれているんでね」といって中に戻った。

確かに海木准尉の言い分はわかるけど。



巻波「やっぱり戦いたくないなぁ。」













「タラタンタタタンタタタ~♪、タラタンタタタンタタタ~♪。」



・・・・一気にまじめな空気が壊れた。

声のするほうを見てみると清水が。



巻波「・・・・なんつう歌を歌っているんだ。」


清水「うん?。どうかしたか?。」


巻波「いや、なんでもない。」



清水の手を見ると缶コーヒーが三つ持っている。



清水「おすそ分けだ。」


巻波「ありがとう。その缶コーヒーは?。」



僕が尋ねると清水は缶タブをはずしながら答える。



清水「天白に頼まれてな、お前さんのはついでだ。うん」


巻波「ふ~ん。」


清水「そろそろ哨戒から帰ってくる時間だが・・・・。」


巻波「あれじゃないのか?。」



僕が指差した方向にはヘリコプターが徐々に近づいていた。



清水「多分そうだろう。じゃあ、俺はトイレに行っているから、天白が来たらこの缶コーヒー渡しといてくれ。」


巻波「了解。」


そういって清水はもうひとつの缶コーヒーを僕に渡して持ち場に戻った。



~5分後~


「お~、いたいた。」



天白がやってきた。



巻波「はい、缶コーヒー。」


天白「ありがとう。」



缶コーヒーを受け取った後、それをおいしそうに飲む天白。



天白「うん、やっぱコーヒーはいいね!。」


巻波「コーヒー好きだね。」


天白「うん、だって一服するときはこれかタバコに限るもん。まぁ、タバコは吸えないけど・・・・。」


巻波「まぁ、僕は特にないけど冬は暖かいものがいいね。特に夜間。」


天白「あぁ、それ解る。」



この後仕事の合間に飲む飲み物で色々会話した後、天白は格納庫へ戻った。


次回は水上戦です。

・・・・・・F-2登場させようかな。

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