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極東戦記  作者: ATD-X
1.日常編
14/66

第十三話「不穏」

時間の割には文の量が少ないorz。

追記六月六日に改訂しました。

追記六月二十日、改定しました

8月1日

PM1:00

永田町IMIJ第三会議室



<霧本雄一郎内閣官房長官>



諜報員A「こちらが現在のロシアの状況です。」


浅尾「ふむ。」


NINAの諜報員が書類を俺たちに渡してくる。この書類は現在のロシア情勢が書かれている。

ちなみに諜報員の名前は三山みやま わたるだそうだ。


平間「これは・・・・・。」


永津「なんともいえない状況だな。」



各々反応を示す。

さて、ここで現在のロシアの状況を語ろう。

近年のロシアは石油等の資源の価格高騰の影響で経済が一応の回復していたが、価格が落ち着き経済の回復が止まった。

一方資源のある地域の住民は一部の高官の横領によりサハリン油田の経済効果の大半が中央に持っていかれていると不満を漏らし、度々デモが発生していた。ここまでなら問題は少しヒヤヒヤする程度で済むんだが。

7月24日大規模な森林火災が極東連邦管区のサハ共和国、マガダン州、ハバロフスク地方、カムチャッカ地方に渡り発生、

対応が遅れ大損害を被る。さらに復興も遅れに遅れ、住民感情がさらに悪化、独立運動が目立ちはじめる。

そして7月31日、極東管区はシベリア共和国として独立を宣言した。その影響によりロシア各地で独立紛争が起きている

これが現在の極東ロシアの状況だ。そして、独立を宣言したシベリアに中国の武器と高官を確認したという未確認情報がシベリアに派遣した諜報員から寄せられたため、関係各省庁が急遽集まったわけだ。

因みに北方領土問題は7月の始めごろに四島返還を断念し二島返還論で話をまとめると言う意見が出て、今月にその方針を決定する予定だったんだが、今回の件でまたややこしくなった。いや、北方領土をすべて奪還できるチャンスかもしれんが・・・・・。



霧本「はぁ、ややこしくなったもんだ。」


梅本「そうですね。あぁ、北方領土解決への道が遠のいてゆく・・・。」


浅尾「まぁ、仕方ないだろう。二人とも、がんばってくれ。」



苦笑する声がこの部屋に響く。



平間「しかし、これは警戒すべきでしょう。」


今泉「そうですね。国連にこのことを報告してみては?。」


霧本「それは無駄でしょう。」



と立ち上がる俺。



今泉「無駄とは・・・・?。」


霧本「決定的な証拠が無い。高官と武器が確認された。それだけでは武器の売込みをしただけだと言うかもしれません。」


梅本「しかし一応報告してもいいのでは?。」



うん。まぁ、確かのその通りなんだがね。



浅尾「とりあえず警戒しといたほうが良いだろう。」


三山「引き続き警戒に当たらせます。」


浅尾「今津大臣、平沼大臣。いざという時の準備は出来ていますね?。」


浅尾さんの問いにうなずく平沼防衛大臣と今津国土交通大臣。


今泉「私らも出来る限りのことはします。」


と小泉法務大臣が言い、松元外務大臣がうなずく。

その後は、この場はとりあえず解散することになり。

各々平常勤務に戻った。

願わくば戦争になら無いことを祈る。

いよいよ戦争状態になりますが、その前に年表や自衛軍の兵力表を載せます。


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