第1話、平民の普通
夢と狭間の神の使いに異世界転移を与えられたとあるエルフ、名前はシール・ガブリエル・ミッドナイトサン。
シールはシーフソード、体力の指輪、奇跡の腕輪、リターンの腕輪、使い魔の指輪、浄化の指輪、睡眠の指輪、姿消しの首飾り、幸運の指輪、左右につけた一式。
指輪の右手に三つ、左手に二つ、右手首に奇跡の腕輪、左手首にリターンの腕輪、首に姿消しの首飾りをつける。
クラスチェンジに盗賊、暗殺者、トリックスター、傭兵、剣士、兵士、弓兵の書を使った経験から一つのクラスチェンジに二つから4つのスキルを取得、またステータスの強化を経験した。
書に解錠、移動力+1、盗む、滅殺、すり抜け、ラッキー、韋駄天、待ち伏せ、回避能力強化、節約、後の先、先の先、集中をスキルとしてもつ。
初期地点は町、水面に確認、言語等はわかる、この先に天職の神殿に天職の確認。
神官の老人
「天職は盗賊です」
シール
「盗賊ね、天職は盗賊ですってかなり失礼じゃないか?」
神官の老人
「天職ですから仕方ありません」
シール
「なるほどね、絶対に天職にならないといけないって訳じゃないよな?」
神官の老人
「天職以外につけるならついてます」
シール
「なるほどね」
この為に盗賊として盗みを働く先の見るからに悪党風な男性をターゲットに選んだ。
近くから衛兵風な兵士が来る。
衛兵風な兵士
「盗賊が天職のエルフだな?」
シール
「誰だあんた?」
衛兵風な兵士
「この町の衛兵隊隊員だ、ちょっと詰め所に来て貰う」
シール
「なんであんたに従う理由がある?」
衛兵隊隊員の男性
「逆らう気か」
シールはシーフソードに突き刺した、死体になった衛兵隊隊員の男性、シーフソードが盗んだ財布を受け取る。
警笛が鳴る、他の衛兵隊隊員が来る、シーフソードの前に姿消しの首飾りに消える、シーフソードに突き刺した。
死体を捨てる、財布を受け取る。
他の衛兵隊隊員が来る、姿消しの毎回、シーフソードに突き刺した毎回、財布を受け取る毎回、衛兵隊200が死体。
シール
「で?」
衛兵隊隊員の生き残りは武器を捨てる、対した力もない、軽く死体になるだけ、シールは痛くも痒くもない。
シール
「多分、生きれば復讐ができると信じてないか?」
シーフソードに突き刺した毎回、衛兵隊は全滅。
死体からはぎ、武器屋に叩き売る。
武器屋の主
「普通の武器しかないのに、マジックアイテムの主に挑んだ馬鹿達だ」
シール
「普通に全滅する相手ってわからないのか?」
武器屋の主
「天職は絶対の力を与える、普通の盗賊は死ぬしかない」
シール
「運のない連中だな、俺が代わりに貰ってやるよ」
シールは殺人、略奪に慣れた元盗賊ギルドのメンバー、海賊、山賊と組んだ密輸、密造、密売の組織の頭、衛兵位では勝てない。
かといって治安維持は衛兵以上に発揮する為に武狭とあまり変わらない。
使い魔の烏丸を召喚、町の治安維持を開始。
衛兵以上に凶悪な姿消しとシーフソードに治安維持、烏丸が空から監視。
衛兵隊の代わりに自警団を募集、保安官を募集、町の役所から予算案を使い勝手に創設。
シール
「強い奴に逆らわないのが普通なんだよ」
残念ながら強い者が決める、天職は無視した構成。
シール
「じゃあ任せたぜ」
衛兵隊は賢くない、強い奴に逆らわないルールは平民の普通。
前の世界で海賊、義賊、山賊、盗賊と様々に生きたシールからしたら天職だからと従う理由は特にない。
天職の神殿に来る。
殺戮を開始、有り金は頂く。
シール
「もしかしたら助かるって信じたのか?」
神殿は皆殺しを食らう。
シール
「強い奴に逆らわないのが普通なんだよ」
強い者が決める善悪、他の町から鎮圧の衛兵隊が来るも、シール単身の睡眠の指輪に寝る、姿消しとシーフソードに殺す、この毎回に衛兵隊の死体が一万と街道沿いに並んだ。
衛兵隊の次に軍が来る、シール単身の睡眠の指輪、姿消しとシーフソードに皆殺しを食らう。
死体は二十万と街道沿いに並んだ。
天職の神殿に来ると皆殺しを繰り返す、衛兵を皆殺しを繰り返す、軍を皆殺しを繰り返す。
王国の貴族を皆殺し、王家を皆殺し、シールが共和国を作る。
天職は禁止の法律にした。
様々に民主化、平民の天下になる。
他国は混乱、この異世界にない新政府、共和国、民主化、身分のない国家、天職は禁止の国、この為にシールが天下を取る。
シール大戦勃発、シールの勝手を認めない天職主義国家群と開戦になる。
使える天職とマジックアイテムを買い漁り、共和国陸軍、海軍、空軍を創設。
シール
「もしかしたら助かるって信じたのか?」
王国にとって目障りな共和国、この軍に侵攻、略奪等を全部許可した。
共和国は拡大、三か国を簡単に併合、一切を許可したシールに、勝てなかった国々に皆殺しの死刑台が並んだ。
半年に六カ国を併合、死刑台が並んだ。
シール
「弱いって罪だな」
天職主義は崩壊、共和国は拡大、周辺一帯の国々を併合、死刑台が並んだ。
シールの死刑台、ひたすらのギロチン、死体は街道沿いに並んだ。
シールは大人しく従う理由がない。
シールは学科、実技の試験制度、教育制度、医療制度、福祉制度、介護制度、保険制度、年金制度、様々に強行した。
盗賊が天職のシール、腕っぷしは一位、頭の切れ味は一位、狡猾と賢者を兼ね、新興国に勝利をもたらした。
シール
「じゃあ任せたぜ」
シール大戦終結後、天職主義は大敗、代わりに実力主義が台頭。