1話
この作品を読むにあたっての注意事項があります。
作者が息抜きで書き始めたものの為、見る方によっては不快に思われるかもしれません。ですので、不快に感じた方は、速やかにページを閉じ、他の方の面白い作品を見ることをお勧めします。
また、私自身、働いておりますので、更新頻度は週1〜2話程度です。
以上の点を踏まえて、どうぞご覧ください!
「わー!ここがVRMMOの世界なのかー!」
壮大な景色に私は感動していた。
・・・・・
遡ること今日の放課後。
「ミオ!これ、一緒にやろうよ!」
目を煌めかせながら、そう言ってきたのは、親友の宮本姫和だ。
あっ、ミオは私のことです。
本名が「桐谷美桜」なので、ミオって呼ばれています。
どうぞ、よろしくお願いします。
「・・・ひよちゃん。私、ゲームあまりしたことないから下手だよ・・・?」
私はそう言いながら、姫和が持っているゲームソフトを手に取った。
パッケージには、剣や杖、盾などを持った男女が描かれており、Free World Onlineと書いてあった。
「上手いも下手もないよ!うちと一緒に楽しくプレイしようよ!」
笑顔で姫和がそう言ってきたので、
「・・・わかった。一緒にやろ!」
と言ってしまった。
あんな満面の笑顔じゃ断りきれないよ・・・。
「じゃあ!うちは、先に帰って色々と準備しておくね!ゲームの世界でまた会おう!バイバーイ!」
姫和は走って帰って行った。
私自身、ゲームを殆どしないだけで、別に嫌いな訳ではない。親友が勧めてきたゲームなのだから、きっと楽しいのだろう。
「・・・私も家に帰ろう」
私は姫和から貰った「Free World Online」のゲームソフトを鞄に入れ、家に帰った。