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Y対Y  作者: カッコいい名前
2/7

早くも展開が

コケコッコー。はい、来ました。アニメみたいなやつ。いい朝だし、なんか行ける気がする。

まだ6時じゃんまだ寝よう。あれ、普通に起きれた、遅刻するパターンだと思った。布団から出てみる。あ、いい匂いだ。調子いい感じじゃん。着替えてっと。



鳥の声はさっき聞こえたけど他は聞こえない。




あれドア開かないだけど!



ガチャガチャ!うそーん!!!!!!!!



登校中に事故ちゃって転生したりしないの。


俺の初日返してくれよーん。

会いたいんだ今すぐその角からパンを銜えたパン女子高生に。

え、ほんとに言ってんの。病むぞ。引き込むぞ。全然声が聞こえない。

どしたの、俺のマイエンジェルたちは。

ねえ。このまま漫画に囲まれて死ぬのも良いのだが。いや、良いのだ。それが本望だ。

いや、やっぱり苦しんで死ぬのはぜえええたttったいごめんだ。

ずっとニートで6年ぐらいは生活していたかった。せめて一日でも学校に行かせて・・・。と思っていたらなんか上から降ってくるやろ。知っとるでーワシ。


来やんのかーい。芸人になろうかな。





 30分たった後、向こうから血相変えた妹がドアを突き破り、何とか学校にたどり着いた。

何だったの今の時間は。返せよ。


で、なんとか1日を終え、何とか家に帰りました。



は、何もなかったのだが。


それが当たり前か、ありがとう神様。今日も無事に帰れました。


たじゃねーよ。うそでしょ。なーんにもなかったよ。ここまでの物語何にも進んでないよ。ただ単に3人家族でした。ハイ終わり。になってるから。もっと最初が大事よ。桃から流れてきました。そこを切るとなんと男の子でした。っていう感じで驚きが一つもない。ただ単にパクリじゃんよく持ったよね。皆。このままでいくとアニメ1話がこれだったら皆見ねーぞ。ていうか死ぬぞ。なに系統も知らされてねーぞ。俺は心理戦の主人公とかしてみたいってさっき話したじゃん。バトル系、スポーツでもいいよ。囲碁の才能も光らせてみたい!


はいはい、じゃあそこで首つってよ。主人公に対してそれはダメでしょ。一回戻るから、頼むよ。はあ、ほんとに困った人だ。



このドアなんで朝開かなかったのかな。

もう一回内側から開けてみるか。


う。なんか文字が出てきた。急に!


名前を入力してください。まずは押してみるか。もうなんだってやるさ。

[ヤマダヒロヤ]うん押したけど。あぁ次が出てきた。生年月日[○○年6月22日]はい次、好きな色[特になし]なにこれ、なんで文字が出てきたの。


しかも何にも起きないだけど。ただ単に個人情報が知られただけかよ。

なんかドアノブが軽くなってる。

ドア開けてみるか。

 サアー サー ひらひら ふわふわ きらきら なんだこれ、桜か。

こんなに目の前から気持ちい風と共に桜の花びらが、全身を舞う。いやいやいやいや、そういう事じゃないんだ。


え、え、えどういうこと。こんな風浴びちゃってええんすか。

最高なんですけども。あ、忘れてた。ここうちの廊下だったよね。すぐ曲がり角があったんだけど、まっすぐ目の前に大きな桜の木があって、道路が繋がっている。桜の花道だ。俺どうなるの。


まあ一応、大きな桜の木まで行ってみようかな。


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