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ママと親父




 オーガ娘は強いは強いが、やはり無駄、無理、ムラがある。

 同等以上の強さを持つ相手を向こうにするなら、それら余分を帳消しに出来る特化した何か、或いは手数の多さが求められる。


 まぁ、オーガ娘の特化した点には防御力があるだろう。

 『ナマクラ』を防いだ外皮や体の柔軟性や芯の強さは、なかなかの物とは思うし、今の戦闘でも表面のダメージは少ない。

 大したものだ。


 だが、少年母の攻撃は体の内側に届き、虚をついた。

 オーガ娘の特性を理解した少年母は、攻撃手段を選んで叩きのめしたわけだ。

 攻防における単調さと対応力との差が、如実に勝敗を分けた格好となる。


 が、これで終わりにはなるまい。

 何しろ彼女は分かっている。

 このオーガ娘には、もう一つ上の段階がある事を。

 時折いるのだ。

 危機の最中、倍以上の能力を吐き出してくる嫌なモンスターが。

 このオーガ娘は、その類。

 故に、先々のためにも、彼女の発揮し得る能力をこの場で確認し、今この場において、その最大能力を彼女個人で掌握可能と示さなければならなかった。

 隠された力なんて持った厄介なものを、そのまま放置しておけるわけがない。

 これは、そのための挑発。



 「ほれ、どうする? 負けを認めるかい?」


 「マ、ケ?」


 「そうだ。どう見てもアンタの負けだ。し 時間としてもあっという間だ。手も足も出ないというのはこの事だろう」


 「マケ……? ワタシガ?」



 打ち砕かれる自信。

 消える虚栄心。

 今まで、それだけの戦績があり、敗北がないとは思わないが、少なくとも死なずに戦えてきた事実がある。

 けれど、まるで歯が立たないというのは、これが恐らく初めての経験になのではないだろうか。

 彼女の憂いの表情から、その辺が読み取れた。



 「しかし、そうなるとアタシはアンタを認められない。太陽と一緒になるのは、ちょいと無理だねぇ」


 「エ?」



 唖然とするオーガ娘。

 そんな答えになるとは考えもしていなかった、という顔。

 


 「何だい分かってなかったのかい? まぁ、だとしても変わらないよ。アンタは太陽には相応しくない。さっさと北千住にでも戻って出直しな。ああ、それともここで引導を渡しちまうかい?」


 「フサワシクナイ? タイヨーノソバニイラレナイ?」


 「そうとも。負けを認めるなら当然そうなるね。きっちり縁は切って貰うよ」



 唖然とした顔に暗さが帯びる。

 太陽と会って、まだほんの数時間なのに、その想いはとても深いようだ。

 1か0みたいなモンスターの愛情は、どうにも人間には分かりにくい。

 けれど、感情を持つモンスターの、こういったシンプルさは時折羨ましくなる。

 いや、何とも懐かしい。

 そして、何とも嫌らしい。

 誰がか。

 勿論少年の母がだ。

 それと、諸悪の根源がだ。



 「それじゃ終いだ。アンタは負け。太陽は渡さない」


 「イ……だ……」


 「あん? 何だって?」


 「イや……」


 「分からないねぇ。ハッキリ言いな」


 「嫌だ!! ワタシはタイヨーのヨメになるのだアアアアアアアアアッ!!」



 言い切るのと同時にドン、と空気が沈んだ気がした。

 驚異的な魔力の膨張。

 おまけに、オーガ娘から放たれるプレッシャーに気迫負けしかけそうになってしまう。

 やれやれ、昔の漫画のパワーアップそのまんまか。

 しかし、垂れ流される魔力の密度の濃さといい暴走性といい尋常ではない。

 元の倍どころか、5倍を超えている。

 これは少々侮っていたと認めざるを得ないか。



 「こいつはまた……」



 魔力圧によって強引に引き剥がされた少年母の顔からも余裕が消えたのが分かる。

 つまり、彼女からしても当初の目算が崩れたわけだ。

 元より、少年母はオーガ娘の魔力が最大限上昇する事を狙っていた。

 それは、オーガレムナントという変異種の力量を図りつつも抑え込める事を証明するためであり、自身の経験則でもあり、何より母親としてのお節介でもあった。


 少年母には、2人の仲を阻むつもりなど最初から無かった。

 そもそも自分の事があるのに、それを否定するなんて筋違いだし、息子が強い者を認める気持ちなんて我が身の事として理解できる。

 今後問題となるだろうテイムの上下関係など気になどしていなかった。


 しかし、自分達は鏡家だ。

 面倒な話だが、家の体裁が保たれてこそ、自分達が家族足り得ている事を、結婚してからずっと義母に叩き込まれてきていた。



 ーーー体裁だけは保ってね。悪い事とか隠し方もバッチリ教えるから。



 当時、少年母は非常に苦労していた。

 人間の常識なんて知るはずもないのに、日常生活を送るとこからして無茶振りだったし、その上、あの義母からの意味不明なスパルタ教育までこなしていたのだ。

 その心労は、察するに余りある。

 それでも、彼女は人間と一緒になるために、と半分命懸けの研鑽を積んでいた。

 モンスターが人と結ばれるには、並大抵の努力では足らないのだ。



 言わずもがな、少年母はモンスターである。



 種族は、ゴブリンヒューマン。

 ゴブリンの変異種であり、進化を超える中で人間の形と人間性までも獲得した異常個体。

 元々は、少年父がテイムしたゴブリンだったのだが、共に過ごしている中で……というか、テイムされてすぐ、少年父に惚れていたらしい。

 その恋心が、奇跡的にもモンスターを人間型に進化させた、と考えられている。

 詳細なぞ知らん。

 他人の恋路など興味もない。

 永遠に、足立の謎扱いとして平穏に過ぎてしまえばそれで良かったのだ。


 ともあれ、彼女自身が目の前のオーガ娘とほぼ同じ境遇なのに、それを否定する事など出来はしない。


 けれど、何度も言うが今の足立区において鏡家の名前は重い。

 優遇されている分、責任と義務、そして品格までもあって当然と目される。

 今でこそ戦える足立区民であるが、結局は日本人。

 有名な人物には、完璧なる善性が求められていた。

 空気を読んだだけの、ぼんやりとした評価基準しかないのだが、空気に過ちと認定されれば、法律関係なく直ちに処断される仕組みは、今の足立区民にもしっかり根付いていた。


 だからこそ、テイムが完了していないゴブリンやオーガなんて不穏分子が、自分達のテリトリーに紛れていると知れれば、直ちに鏡家は解体。

 情的には容赦したくても、世情の空気が許すはずがない。

 下手に悪目立ちしている分、鏡家は人間の領域からの追放処分が最低ライン。

 そんなまだ甘い結論だとしても、今住んでいる場所からは追いやられ、恩恵に預かっている魔法によるライフラインが途切れて何の支援もなくなるわけだ。

 そして、今後は誰も助けてはくれず、モンスターが闊歩する世界での一家族が生きていく羽目になるだろう。

 最悪は、まんま一族郎党皆殺しというところか。


 しかし、それくらい苛烈でないと最悪三家や足立警察にも鉾が向かい、現体制が崩壊してしまう可能性が残る。

 結局のところ、現警察組織は、国家組織とは無関係のボランティア自警団でしかない。

 吹けば飛ぶような権威しかないならこそ、無茶な意を通そうとするなら、破茶滅茶でも説得力のある体裁が求められた。


 そんな余分な状況を鑑みつつ、当初の予定では、オーガ娘の最大魔力量をもってしても、鏡家の嫁でしかない鏡里奈にすら及ばず、オーガレムナントのテイムは滞りなく完了した、という締めを目論んでいたのだが、その目算はどうやら甘かったらしい。

 結果的には、少年母の勇足に終わった格好だ。

 分かってはいたが報われない。



 「でも、負けてられないからね」



 だのに、少年母はここに至っても尚諦めない。

 本当によく出来た嫁である。

 ここで、対外的に分かるくらい圧倒的な差を見せつけなければ、勝利しても2人の門出を祝うことは出来ないと充分に理解しているからだ。

 それは、母としても、その身に宿るモンスターの矜持としても、決して敗北を認めるわけにはなかったのだろう。



 「殺すつもりでいく!」



 少年母の魔力が高まる。

 ただ、量が大きくなるだけではない。

 暴れ放つだけのオーガ娘とは違い、円滑に魔力を一点に集中出来ている。

 これは、先に見せた飛拳の上位技術『点弾』

 飛拳より更に貫通力を特化させた奥義の一つだ。

 放てば敵の内部を穿ち、遠距離攻撃でありながら、硬いモンスターのコアであっても破壊し得る。

 魔力が高まった事で、安易に近づく事が出来ず、かつ遥かに硬くなった魔装を超えてダメージを与えるには打ってつけの技と言える。

 だが……

 

 と、状況の悪さを判断したのと同時に、相対する2人とは別方向から、当の2人を凌駕する魔力が噴出した。


 もはや暴力でしかないなこれは。


 突如として現れた場の全体を包み込むほどの魔力は、戦う2人を包囲して、物理的に押し潰す。

 この場にいる者からしたら反則級の力に違いない。

 だが……うむ、まずまず的確な判断と言えようか。



 「ググッ!?」


 「これ、は……歩!?」


 

 魔力圧で動きを封じられてしまう2人。

 この包囲は、言わば擬似重力のようなもの。

 囚われた者は、動きが非常に鈍くなる特性を有していた。



 技の使用者の名は、鏡 歩



 唐突に場に登場した少年父は、問答無用で得意とする行動阻害魔法を使って場を収めたのだった。



 「両者それまで! この試合は私が預からせて貰う!」


 「ふ、ふざけるな歩! ここで引いたら!」


 「却下する! そのまま眠れ」


 「そん……あぅっ?」



 言い分一つ許さず、少年父は鋭い眼光を自分の嫁に向ける。

 そこに、普段の温和な顔はなく、圧倒的上位者としての気迫があり、少年母は、夫の気迫だけで意識を吹き飛ばされてしまった。

 

 

 「君もだ。オーガ君」


 「ダケド!」


 「安心なさい。誰も君から太陽を奪ったりしない」


 「ホント、ウか……?」


 「ああ、だから安心して休みなさい」



 少年父の言葉に頷くことも出来ずに、しかし、心なし安堵の表情を浮かべながらオーガ娘はパタリとその場に倒れ伏す。

 強者の魔力に当てられたのもあるが、彼女の場合は、自身の急激な魔力増減による消耗が倒れた理由だった。


 それはつまり、魔力が酷く不安定だったという事。

 下手をすれば、少年母の攻撃を発端に魔力が暴走し、一帯を消し飛ばす可能性を秘めていた。

 だからこそ、少年父は2人の戦いを無理やり止めたわけである。

 これにて、女同士の戦いは終結。

 終わり方だけなら、実にあっけないものだった。



 「親父!」



 少年は、父に駆け寄る。

 その顔には気の抜けたような安堵が浮かんでおり、同時に自分には決心の付かなかった仲裁をさらりとやってのけた父の凄さを改めて実感していた。

 父の介入時、実は父では母を止められないのでは?、と疑わしげにしていたのは内緒にしておいてやろう。



 「ふむ……」



 しかし、少年父の顔は冴えない。

 状況を理解しようと、その場にいる三者に視線を向けているが、すぐに芳しくはない事態と分かり顔をしかめていた。

 思わずなのだろうが、「せめてもう少し早く到着していれば」という独り言が漏れてしまう。

 言う通り、せめてオーガ娘が本領を発揮する前に、戦いを止めることが出来ていたら、もう若干事態は好転していただろう。

 本当に若干だろうが。



 「親父?」



 そんな暗げな父の顔に、少年はまた別の不安を覚えてしまう。

 まだ何か悪い事が起きるのだろうか、と心配になっている。

 そんな顔を見た少年父は、息子の不安を察知し、一旦考え事を中断した。



 「さて、太陽。久しぶりだな」


 「はい! ご無沙汰でした!」


 「詳しい事情は後で聞こう。まずは2人を布団まで運ぶのを手伝いなさい」


 「はい!」



 とりあえずやる事を命じられて安心する少年。

 いそいそとオーガ娘の元へ行こうとして、すぐ父に引き止められる。



 「おっと、その前に『ナマクラ』は預かろう。手入れもしておきたい」


 「手入れ? 『ドラゴンキラー』の? えっと、はい。よろしくお願いします」

 

 

 少年は『カリモノ』に手入れなんて必要なの? と思うが、父の指示に従って大人しく『ナマクラ』を手渡し、改めてオーガ娘の元へと走り、その体を抱え上げて自宅へと運び込む。

 見る限り本気でオーガ娘を心配しているように見える。



 「やれやれ……」



 迷う事なく、親ではなくモンスターであるオーガ娘を気にした少年に、父は僅かに頭を痛めつつ、自分は嫁の体を案じながら、息子と同じようにお姫様抱っこするのだった。






 さて、鏡 歩。

 彼は強者である。

 子供達の前では、嫁に頭が上がらない姿ばかりを見せて頼りなさ気なのだが、戦闘においては現在の足立区最強と言えるだろう。

 というか、モンスターが弱いものに靡くなど基本あり得ないのだから、嫁である里奈より強いのは当然であった。



 「で、父さん。何で里奈を止めてくれなかったのかな」



 嫁を寝室に寝かせ、1人自分の書斎にある椅子に座りながら少年父が独言る。

 しかし、その視線の先には刀である『ナマクラ』しかなく、傍目には不気味そのものであろう。



 「いや、俺の前で刀なりきりプレイとか無駄だからね?」



 なりきりプレイとかイミフである。

 誰が刀で誰がお前の父なのやら。

 ヒュッヒュヒュー。



 「今ぜぇーーったい自分で自分を誤魔化してるだろ?」



 誤魔化すも何もないっすよ?

 ほら、俺いつも素直だし?

 あ、やべ、俺とか言っちまった。

 いや、発語されてなんていねぇけども。



 「ったく、昔一度だけ俺の前で刀から人化したろうに。何で今回は助けてくれないんだよ。どう考えてもヤバい事にしかならんじゃないか」



 うっさいなぁ。

 昔は昔、今は今なんだよ。

 あん時は仕方なくだ仕方なく。

 息子の危機に助けない父親なんているかよ。

 てか、そうホイホイ人化出来るんだったら、常に人間やってるっての。

 キツイんだぞ刀。

 でも、色々縛りがあるんだよちくしょうめ。


 ……ああもう。

 知ってるやつがいるとやり難くて仕方ない。

 せっかく第三者気取ってたのによぉ。

 そうだよ、俺が鏡渉だよ。

 訳あって今は刀である『ナマクラ』になっちまった哀れなお前の親父だよバァロォ。


 

 「それとも何? 今回のはまだそこまでの難事じゃないとでも? そんなはず無いよね?」



 ふん、前のだってかなりヤバかったろうが。

 もっと直接的によぉ。

 気付いてたかは知らんが、周囲に進化五段階目のモンスターが何体もいたんだぞ?

 あの時のお前は今ほど強くなかったし、俺が人化して突破口作らなかったら死んでたんだからな?

 息子の死線を防がないなんて、俺はそこまで薄情じゃねえよ。

 どうせ俺の心の声なんて聞こえてねぇんだろうけどよ。



 「本当このままだと、太陽もあのオーガも良くて追放。悪ければ処刑。家族みんなにも処罰が下るかもしれない。そんなの認められるわけがない……」



 そりゃその通りだが、まぁ安心しろや。

 まだ余裕はある。

 今すぐ死ぬとかそこまで急じゃねぇよ。

 どうせアイツが身勝手に動き回って、逃げ道を用意してくれてるだろうからな。

 あと、追放に関してはないぞ?

 軟禁か自発的な逃亡のどちらかならあり得るかもだが。



 「くそ……でもまさか、モンスターに人がテイムされるなんて……しかも、自分の息子がとか……ああもう!」



 あ〜〜、うん。

 普通に考えてテイムはマズいよな。

 言い訳のしようもなく、魔力的な繋がりができちまってるし。

 そういう意味では、少年母のやり口は方策として無しではなかった。

 テイムの上書きに成功すれば、まだオーガ娘を掌握出来ていたかもしれない。

 処分無しは無理でも、軽減なり何らかの対策を練られたかもしれないよな。



 「せめて、俺が戦えていれば……」



 それは言わない約束ってとこだな。

 嫁は、中々に健闘したと思うぞ。

 むしろ、緊急事態ながら最善を尽くそうとしたのだ。

 夫として嫁を褒めてやれや。



 「いや、里奈は良くやってくれたんだ。その場にいなかった俺が何か言える筋合いはない」



 お、流石俺の息子。

 他人を責めるのは間違いだと気付いたか。



 「ただ、孫の危機に何もしてくれないジジイがクズなだけだ」



 ……流石アイツの息子。

 悪いのは全部俺のせいなわけね。

 くそ、変なとこばっか母親に似やがって。



 「というか、本当に人になる気は無いんだね。どうして?……あれ? ってことは、もしかして何か狙ってる?」



 答える口がねぇよ。

 言いたいのは山々だが、正直何が起きるか不確定過ぎるし、今人化するわけにはいかん。

 まぁ、神のみぞ知るってとこだ。



 「でも多分もう、母さんは動いてる。認識不能な魔力噴出があったからね。確実に警察を動かしてる頃だ」



 そいつは、ちと目算が甘いな。

 アイツの事だがら、もうここに向かってる時分だ。

 しかも、俺ら以外の最大の戦力を連れて。

 いや、困るくらいに頼れるママンだよアイツは。



 「まったく……何か余裕が感じられるのは気のせい? すごくそんな気がするんだけど」



 おりょ?

 こいつ共感覚とか持ってたっけか?

 まぁ、当たらずも遠からずかね。

 ぶっちゃけ、俺にはアイツの思考なんぞ分からんから半分不安だしよ。



 「本当大丈夫なの? 俺には家族離散の危機としか思えないのだけど」



 それは正解。

 一時、鏡家は解散だ。

 で、俺が読んでるのは、その先。

 だから、ちゃんと立ち回れよ。

 太陽の、孫達みんなの父親としてな。



 「は? 何でここで急に変なプレッシャー? 父さん、本当一体何を?」



 おっと、そこまで。

 父親らしい事をしたい気はするが、もう来たぞ。

 思ったより更に早かったな。

 いいか?

 気ぃ抜くなよ?



 「お邪魔するね」




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