底辺サービス業のおっさん、楽しくない人生ならどうにでもなれ!と築き上げた財産全てボランティアに寄付したら異世界転生
人生に満足していない人、手を上げて!
と言われると何人の方が手を挙げるでしょうか。
きっと多くの人がその大切な人生を好きでもない仕事に浪費し、悲しい思いをしてらっしゃるのではないですか。
この主人公、風間 ゼウス もそんな一人。
偽善の心に熱かった彼は『世のため、人のため』を人生のスローガンとし、一生懸命に生きていました。
しかし、報われることは少なかった。人を助けても感謝されないこと、ありますよね。
最愛の人が結婚し、両親とは決別。少ないながらもいた親友たちとは仕事の忙しさから、会うこともなくなり、気づけばもう35歳。
美しく生きよう、と頑張っていた彼は容姿は美しくなかったために配偶者はおらず、両親は他界したので天涯孤独。
多くの辛い現実を受け入れてきた彼にもついに限界がきてしまいました。持っていた少額の財産全てをボランティアとして募金し、首吊ってサヨナラ〜!!と考えていたところ、
ついに人生の転機が訪れるのでした。