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2013年の目標‏

作者: 天本有泉
掲載日:2013/01/12

私は、いちおう世間的には、まとまな仕事をしているつもりなのですが、なんだか、夢も希望ないような目標です。でも、これが、21世紀の日本の現状なのではないかと思っています。私は、日本は、豊かな国とは思いますが、幸福な国とは、思いにくく感じています。

●年のはじめに、今年の目標を考えてみた。


1 逮捕されないこと

2 損害賠償請求をされないこと

3 懲戒処分をされないこと


この三つが三大目標です。

どういうことか!?


1 私の仕事の後任者は、上司の無理難題を実現するために上司とともに犯罪を犯しました。その結果、逮捕されるに至りました。

私は、たまたま無理難題をふっかけられなかったので、首の皮一枚、助かりました。

私が、無理難題をふっかけられて、どこまで、抵抗できるかは、だんだん自信がなくなってくるわけです。

また、私が、それ以前に働いていた職場でも、犯罪が行われているようでしたが、私は、愚かものとして、見ないようにしていました。私は、管理職でもなく、直接手をくだしたわけもなく、知りたくもなく関わり合いにもなりたくなかったので、知らないといえば、確かに知らなかったわけですので、罪を問われることはありませんでしたが、なんだか、後味の悪いものでした。不正が行われているにもかかわらず、それを追及もせず、愚か者を装い、頬かむりをしていたわけです。たぶん、小心者の私としては、その選択肢が、自己保身の上では、正解だったのでしょうが、不正を(あば)き、かつ、(ただ)さなかったことについては、自責の念があります。

正しいことを正しいといい、誤っていることを誤っているといえるのが、望ましいわけですが、世の中は、そんなに、簡単ではありません。


不正がばれなければ、なにごともなかったように、通り過ぎていく。こうやって、胸をなでおろしている人もかなりいたことと思います。

不正のなかには、グレーゾーンがあって、解釈の仕方によっては、不正でもなく、問題なしとすべきものだけど、解釈の仕方によっては×になるケースがかなりある。最後は、自分として、どうなのかが問われるのでしょうね。

たとえば、来年度、切手が大量に必要になるが、来年度の予算がどうなるかわからない。必要なのに、切手が準備できないというケースも過去にあった。今年度は、特に、切手を使う予定はなく、予算は余っている。来年度用に、今年切手を買ってもよいか?

よいだろうと思う人が大部分だろうと思いますし、私も、かつては、そう思っていましたが、これは、不正になります。今年度の予算は、今年度の事業のみに使い、来年度は、来年事業として、使わなくてなりません。今年度の分を来年度用にまわすことは許されないわけです。場合によっては、背任罪に問われる可能性もあります。


2 日本も、アメリカに負けず劣らずの訴訟社会となってきました。私のかつての職場の上司は、一億円の損害賠償請求を起こされました。そして、裁判に負けて、一億円の負債を負うことになりました。ただ単に、前任者と同じように、ハンコを押しただけです。前任者は、たまたま訴えられなかったのと、時効が成立していた関係で、賠償責任を負うことはありませんでした。私は、その職務に関係は、していたのですが、下っ端でしたので、責任を問われることは、たまたまありませんでしたが、後味の悪いものでした。


3 逮捕も、損害賠償もされないとしても、懲戒処分は、自分の所業とはかかわりなしに、受けるようです。日本的連座制と申しましょうか。上司の無理難題をかいくぐり、訴訟の憂き目にあわないようにしても。自分の部下が職務上悪さをすれば、管理不行き届きとなり、処分されます。「部下の細かい、所業まで、わかるわけないだろう」では、済まないわけです。それがいやなら、長のつく身分になってはならないのですがね。


●こんな目標をたててみて

自分で言うのも、なんだが、もう末期的としかいいようがない。

日本という、かつて反映し、いまや長期低落傾向にある国において、もはや現状維持すら困難になりつつあるのではないか。


●ほかにまともな目標はないのか?

1 子どもの学費を稼ぐ。

2 体調を維持する。

3 諸経費を支払う。


1 親として、最低限の義務は果たしたいと考えている。犯罪や損害賠償、懲戒処分を免れて、なんとかこの半分、疲弊した日本の社会の中で、生きていける術を身に着けてほしいと思うわけだ。

2 寒さに弱く、老化してきた肉体をなんとか維持していきたい。日本は、既得権益をもっているものを優遇する国であり、とりあえず、ドロップアウトしないように、生きていきたいものだ。うつ病も、ひどい割合で、発現している。私の上司や同僚の中で、うつ病になって休職したものがあまたいるわけだ。

3 この世に生きている義務として、少なくとも、税金、光熱水費、食費、くすり代などが必要であり、それをきちんと支払いたい。


●あたりまえだろう。

あたりまえのことが困難であるのが、現在の日本の社会だ。


●あたりまえのことをあたりまえのように、きちんとこなしていく。

これが最大の目標としておこう。









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