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惑星系の詳細と璃球(ロクキュウ)について

基本的に非公開です。

惑星璃球(ろくきゅう)の属する僧陽(そうよう)系は、10個の惑星で構成された星系である。

各惑星と恒星の並びはこのような並びである。

僧陽->雷星(らいせい)->関星(せきせい)->東星(とうせい)->璃球(ろくきゅう)->次の行へ

彩星(さいせい)->油星(ゆせい)->朝星(ちょうせい)->和星(わせい)->次の行へ

大通星(だいどうせい)->緑天星(りょくてんせい)

このように並んでいる。

そして、我々のような生物学的にヒトに当たる人類が住んでいるのが璃星である。

僧陽は太陽の1.1倍のサイズの恒星であり、エネルギー量は太陽と同等である。

雷星は現実の水星に当たる惑星であり、表面温度が653度にも及ぶ直射時刻と-550度まで下がる低射時刻がある。大気はほぼ存在せず、表面はアルミニウムとグラフェンでできているため、「有用性が高い」と評価された。

関星は現実の金星に当たる惑星である。高温の硫黄ガスの大気で覆われており、地面は細かく、砂のようなパティノール(金属を多量に含む土壌のことを表す単語)で構成される...と考えられる。

というのも、各国の宇宙探査局が関星に無人探索衛星を送ったものの、480度を軽く超え、分厚い二酸化炭素と硫黄ガスの大気により、地面に到達しても通信不能になったり、そもそも嵐に巻き込まれて機体が崩壊するなどと悲惨な結果に終わることが多く、未だに多くが謎に包まれている。

東星は現実にはない地球と金星の間のポジションの惑星であり、この星が見える32:11~32:14までの間東に黄色く光るためこの名前がついた。

璃星の構成時、地球に近いサイズの惑星が衝突し一つの惑星となる「スプワインド・インパクト」発生時に分離して誕生したと考えられる。

見える表面が白い中岩石性ガス惑星(現実にはない)であり、美しい小さなリングと、ザロメルと言う衛星を兼ね備える地球サイズの中型の惑星である。

彩星は現実の火星に当たる星である。22:12から30:12までの間見えるが、その間偏光反射で色が変わって行くように見えるためこの名がついた。

璃星と似た地表や大気構成から、古代には璃星のように海があったのではないかと言われる。

去年の釜田スノドワ万博では、彩星の岩石が展示された。

油星は油のような黄金色の液周岩心惑星(星全体がマントル付近まで液体で構成された惑星)で、

惑星のほとんどが気体ヨウ素で構成された紫色の雲と液体臭素、

ロスニウム(スノドワ世界では元素番号13)性岩石のマントルで構成される。

これらの情報は探査衛星ヴァルキリー1号が着水し調査を行った結果わかったものである。

奇妙なことに、空が璃星や地球のように青々しく清々しい空色に見える。

朝星は標準的なサイズの木星型惑星で、最も多い衛星を兼ね備える。

主要衛星の名前はそれぞれ、

バラス、ホルテリオス、ポーロル、アルカリオン、フルル、ジャクメデ、イイヤマ、スポレイ、

ダラケ、コルテリオ、スンネイ、リピオン、カサイドである。

表面に目を向けると、常に3~4個もの台風が確認できる。

台風の寿命が長く、一個につき1~2年、長くて300年も持続する。

特に中心のシュミット台風12番は1000年以上持続していると考えられる。

和星はひらがな表記の「わせい」の通り、大きく美しい輪を持つ。

こちらも朝星に引けを取らないほど衛星が多く、特に第五衛星のモルスは表面が真水で構成されており、密かにニッチ生態系があるのではないかと言われる。

輪のサイズは僧陽系のどの惑星より先端部までの直径が大きい。

表面色がカスタードクリームのようで美味しそうに見えるが、表面のガスは()()()()()()()()されるため、食べると死ぬ恐れがある。

大通星は天王星のような星ではあるものの、回転が非常に複雑であり、

自転・公転を行いつつ、軸転(じくてん)と言われる第三回転、虚軸転(きょじくてん)と言われる

1年に2回ほど軸転が高速回転現象をする現象を発生させることがある。

どうしてこのような回転をするのかは、璃星と違いわかっていない。

自転と軸転が102時間で一周する。

緑天星は僧陽系最後(2024年3月12日若月時点のWSMCの発表データに基づく)の惑星であり、

綺麗なライムグリーンの小型ガス惑星である。

惑星大気の大半は酸化アルミニウムで構成されており、マントルは普遍的な岩石で構成される。

世界的に見ても最後の方で発見された惑星であり、発見時は「奇妙なエメラルド星」と言われた。

璃星は、地球の3.2倍サイズのスーパーアースであり、豊富な生態系、飲用可能で美味な清水、

美しく特徴的な環境が特徴である。

哺乳類や高知能生命体、都市が構築されている文明星であり、文明レベルは地球の10年後に相当する。

まるで地球と瓜二つなこの星だが、惑星の大半が寒く、植物・生物もそれに合わせて進化した。

我々からすると、特に寒いスノドワ大陸はもはや南極大陸と同等の厳しさのように思えるが、

この星に住む彼らには1度すら暖かく感じるためそこまで弊害ではない。

大陸は6大陸で構成され、ロシンスク州、ソースタリア州、ラパレス州、西国州、パダヴァナ州、ミタカシアン州、スノディアン州、デゥルキア州の9大州、

万里海、道明海、北大海、南洋海、楽清海の五大海が存在する。

惑星の自転周期は48時間、公転周期は377日、軸転周期は48時間である。

自転周期と軸転周期の関係上、一日が24時間を2回繰り返す特徴的な日時周期を持つ。

一回目の24時間を若月、二回目の24時間を老月と言う名称で呼ぶ。

日付変更線が2つ存在し、それぞれ若月と老月を区別する線が4つと日付を変える線が2つ存在する。

また、地球にはない元素も多数存在する。

今回の解説はここまでとなります。ご閲覧ありがとうございました。

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