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第十三話夏祭り

「夏と言ったら海だぞ」

「私は泳げないからちょっと」

「ほたるは砂浜で日光浴してればいいぞ」

「私そんな趣味無いんだけどな~」


 ほたるたち四人は夏休みに何をするか話し合っていた。

 

「なら夏祭り行こうよ」

「あ~それならいいかも」


 四人が話し合うと言っても、基本的に話しているのはほたるとにちかだけで残りの二人はやることや行き先を決めるのをほたるとにちかに頼んで勉強していたのであった。


「決まったぞ!」

「何することになったの?」

「夏祭りだぞ!」

「いいかも風流があっていいよね!」


 ゆりかは夏祭りに決まってご機嫌なようだった。


 時は流れ夏祭り当日。

 四人は浴衣を着て会場に集まった。

 会場はこの広い道路一直線上でありその道路に屋台が並び、その周りの神社や川沿いではより栄えていた。


「お~すげぇ夏祭りってこうじゃなくちゃな」


 にちかは夏祭りの光景に目を輝かせていた。


「ほたる射的で勝負しようぜ!」

「グゥ~」

 ほたるのお腹の音が鳴った。

「いや、お腹すいてきたから先にご飯にしようよ」

「あ~まあそうだな」

「なら屋台で好きなもの買ってここに集まりましょう」


 めいひが指差した先には夏祭りのために設置された食事スペースがあった。


「おう」


 そう言い残すとにちかは人混みの中に消えていってしまった。

 しばらくして4人はそれぞれ好きなものを買ってきて戻ってきていた。

 ほたるは焼きそば、ゆりかはたこ焼き、めいひはお好み焼きを買ってきていた。

 そしてにちかは。


「あたしはこれを買ってきたぜ!」


 そう言って見せたのはたこ焼きお好み焼き焼きそばからあげと、大量の食べ物を買ってきていた。


「大丈夫? 食べれるの?」

「そんなの当たり前だぞ! 食べ物を無駄にちゃいけないってじいちゃんに教えられたからな!」


 5分後

「もうむり~」

「言わんこっちゃない」

「ほたる~まだ開けてないからたこ焼き食べてくれないか?」

「くれるの? ありがとう!」


 そう言うとほたるはあっという間ににちかのたこ焼きを平らげた。


「ただで食うメシは上手いなぁ」

「あたしのお金ぇ!」


 ご飯を食べた一行たちは祭りを存分に楽しんだ。

 日はくれ始め四人は花火を見るために川沿いに座った。


「楽しかったね!」

「ほたるに射的で負けたのくやしいぞ!」

「ドーン」

「花火上がったね!」


 するとほたるは神妙な面持ちで話し始めた。


「実は私、去年まで友達居なかったんだよね……」

「だけど、今年は初めて友達が出来てうれしいんだ、こんなに夏祭りを楽しめたのもみんなと一緒にこれたおかげだよ」

「夏祭りって友達と来るとこんなに楽しいんだね!」


 ほたるは花火に照らされいつの間にか笑顔になっていた。

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