100話 反省とデジャブ
\\祝//100話!!
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あの後、リーシャちゃんの魔法で扉を強引に開けられて、アリステラと俺が一緒の部屋にいるのを見られてしまい、現在リビングで正座させられている。
「だからアリステラが勝手に入ってきたんだって」
俺は何回もこう言うが納得してもらえない。
「ギマンが夜中に部屋に入ってきて、俺の部屋に来いって言われたの...怖かったわ。シクシク......フフッ」
「アリステラ様もう大丈夫です。そのような愚か者はこの私が消しておきますので」
ヘクターはアリステラのわかりやすい泣き真似を信じて疑わず、俺に敵意をむけてくる。
「おい!あいつ最後笑ってたぞ!」
俺の正座姿を見て、おかしいのかアリステラが我慢できずに笑っていたが、その現場を見たのが俺しかいなかった。
「ギマンさん誤魔化さないでください。私達には一切手を出さないのに、なんで魔王様は部屋に呼んだんですか? 大人の色気ですか?どうなんですか?」
「いくら魔王とはいえ、女性に対して無理矢理など見損なったぞ。そ、そんなに無理矢理したいなら...私が...ゴニョゴニョ」
「ギマン様、溜め込むのはよくありません。私ならいつでもお呼び頂ければすぐに参りますので。そしてあの泥棒猫、やっちゃっていいですか?」
ダメだ...なんかもう3人共訳の分からん事を言っている。
こうなったら最後の希望にかけるしかないと、カイルに助けを求める。
「ギマン! お前モテモテのくせに俺の恋まで邪魔するのかよ!昨日空き部屋で寝たらとか提案したのも嘘だったのか!弄びやがったな!!」
何故かこいつが1番怒ってるんだが...。
結局最後はアリステラがイタズラを自ら告白して事なきを得たが、2時間正座させられて足が痺れた。
「フフッ。ギマンのお仲間さん達って面白いわね」
「お前はもう俺に近づくな。要らぬ冤罪をかけられかねん」
今、俺とアリステラとヘクターは王城へと向かっている。
あの後、共闘の件について、王達との話し合いの結果をアリステラに話した。
「あら、結構低い確率だとは思ってたから意外だったわ」と少し驚いた表情をしていたアリステラだったが、それじゃあ挨拶しに行かないといけないかしらと言い出した。
俺も王達には報告する予定だったから、本人が会うと言っているので余計な手間が省けると思った。
他の4人はこの前聞いた通り、あまり王の間へ行くのは乗り気ではなかったので、留守番を頼んだ。
「そんなに嫌がらなくていいじゃないの。ほら腕組みましょう」
アリステラが俺の腕に絡んでくるのを、事前に察知して、俺はかわした。
「だから近づくな。デートに行くわけでもあるまいし...」
「だったらデートならいいのかしら?」
ああ言えばこう言う。人の揚げ足を取るのが上手いな。
そういう所も巴に似ていて余計に思い出す。
もうこいつと話すとダメだと思い、俺は静観を決め込んで王城へと歩き出す。
俺が相手にしてくれないとわかると、頬を膨らまし、ヘクターに八つ当たりしていた。
何故かヘクターは嬉しそうな顔をしていたけど。
門番が俺の顔を見て、「英雄様だ!直ちに開門しろ!」と指示を出す。
「いつも突然の訪問悪いな」
「何をおっしゃるのですか!人類を救ってくれた英雄様をこうして迎える事が出来るのですから、私達は幸せ者ですよ」
門番はそう言って片膝をつき「どうぞお通り下さい」と道を開ける。
俺達は門を通り王城の中へと入ると、すぐに騎士がやってきて、事情を説明すると、王の間へと案内してくれる。
俺は慣れたもんでノックもせずに王の間の扉を開き、アリステラとヘクターと共に中に入る。
王の間はデノンハウザーを筆頭に王達が全員集結していた。
「いきなりお主が来たというから慌てて皆を招集したぞ。今度からは事前に要件を言って欲しいのう」
今までアポを取って無かったので、さすがにデノンハウザーから嫌味を言われる。
「悪かった。次からアポ取るようにするよ」
「アポとはよくわからんが、気をつけてくれるならよい。それで要件はなんなんじゃ? お主の後ろにいる2人の事かの?」
「あぁそうだ、紹介する。魔王アリステラとその側近のヘクターだ。直接話した方がいいと思って連れてきた」
俺の言葉にデジャブかのように王達はお互い目を合わせた後、「えぇぇぇぇー!」と驚いた。
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