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豆畑の外は世界の果て  作者: 大石安藤
239/247

登場人物紹介・三つ子

思いの外長くなってきましたので、登場人物紹介を挟んでみます。

たまに修正すると思いますが、ご了承ください。

・三つ子

 見分けがつかないほどに同じ顔。

 大きな目、長い睫、通った鼻筋、きめの細かい肌、エキゾチックとも言われる顔だち。髪は肩のほぼ上あたりで切り揃えられ、癖のないストレート。

 お互いの顔を見慣れているためか、自分自身を美人だとは思っていない。

 均整の取れた体格。3人とも家や畑回りの諸々の修理などもほとんど自力で行うため、体力も筋力もある。揃って礼儀正しいことは良いと思っている。あまり人を疑わない。

 3人とも通称を使っているのは、本名が長くて発音が難しいため。移民の両親の母国の言葉は、姉妹以外に村や周辺で通じる人はひとりもいない。

 両親が揃って亡くなってから、村から外れた場所にある小さな家で姉妹だけで暮らし、学校を出たあとは豆類を主な作物とした農業で暮らしている。

 両親が祖国を離れた理由については3人とも姉妹以外に話した人はいない。


 

・朝(長女)

 おそらく三つ子の中ではいちばん能天気で率直。飽きっぽいが負けず嫌い。

 昼のことは可愛らしいおっとりや、夜のことは凛とした美人と思っている。自分のことはそれほど考えていない。


・昼(次女)

 おそらく三つ子の中ではいちばん現実的で辛辣。やや心配性のわりには最終的には楽天的。

 朝のことは行動が早くて心配だが案外なんでもうまくいくから大丈夫と思い、夜のことは時折悩み過ぎるところが心配だが自然とうまくいくようにできるから大丈夫と思っている。自分は不安定だがなんとかなるのではと考えている。


・夜(三女)

 おそらく三つ子の中ではいちばんロマンチストでいて思慮深い。微笑んでいるだけで周囲が動いていくれる人たらし能力がいちばん高い。

 朝のことは気力や好奇心が溢れて少し危なっかしいと思い、昼のことはおっとりのんびりした柔らかな雰囲気が少し危なっかしいと思っている。自分は凡庸と思い悩んだことがある。


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