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4.パンツ帰還

12時の時点で現実世界恋愛部門の日間ランキング

18位になっていたのを見つけて

つい嬉しくてはしゃいでしまいました!

みなさんありがとうございます!

 あのあと七宮さんを探したが見つからなかったので仕方な

く帰宅した。

 なぜかは分からないけど何か七宮さんを怒らすことをして

しまったらしいから明日ちゃんと謝ろう。

 俺が住んでいるアパートは学校から歩いて10分程の場所に

ある。本当はもっと近いところがあったが少しは運動しない

といけないと思いこのアパートにした。

 2階建てでそれぞれの階に4部屋ずつあり俺の部屋は2階の

正面から見て左から2番目だ。内装は入ってすぐにテーブル

とキッチンがあり3つのドアがある。左にあるドアはトイレ

とお風呂に繋がっており正面の2つは左が勉強部屋で右が寝室となっている。

 家賃が安い割には部屋も広く管理人のおばちゃんも優しい

のでとても気に入っている。

 アパートに着きドアの鍵を開けているとポストに何か入っ

ているのに気づく。

 俺は部屋に入り鍵を閉めたあとポストの中身をみる。中に

は茶色の紙袋が入っていた。

  

(なんだろう、これ…)


 そう思いながら紙袋を開きひっくり返して中身を出した。

するとビニール袋に入ったあるものと手紙が入っていた。


(えっ…嘘だろ、これって…俺のお気に入りのパンツじゃな

いかっ!?)


 今朝失くしたと思っていたパンツが届けられていた。

 何か犯罪の匂いがする…。

 いやでも、もしかしたら俺がタンスに入れたのは気のせい

で干していたときに風に飛ばされて親切な人が届けてくれたのかもしれない。そうだ最初からそんな不審がるのはよくない。

 俺は紙袋に入っていた手紙を開く


『ありがとうございました、おいしかったです』


 アウトーーーーーーー!!!!


 これはあかん、あかんよ。何『ありがとうございました』

って、いやそれ以上に、『おいしかったです』のほうがもっ

と意味が分からない。

 何、食べたの?俺のパンツ食べたの?そんなエロマンガのキャラみたいなやつがこの世にはいるのか!?

 俺は一応パンツの安否を確認するためビニール袋を開ける。すると、ふわっと良い具合の甘いいい香りが広がってく

る。「どこかで嗅いだことあるような…」と思ったが気のせ

いだろう。


(それにしても良い洗剤使ってるんだな…いや何俺は感心し

てるんだよ。相手は俺のパンツを盗んで何かしらのことをし

た変態だぞ!)


 一回俺は深呼吸をして気持ちを落ち着かせる。

 紙袋には俺の住所が載っていないので宅配などで送ったの

ではない…つまり夜中か俺が学校に行っている間に部屋に忍

びこみ、タンスからパンツを盗んだあと何かしらで使用したあと律儀に洗濯をしてかつ、手紙も書いて返しにきたの

か…。

 警察に連絡をしようかとも思ったがあまり大きな騒ぎにも

したくないため自分自身で犯人を探すことにする。

 それにまた忍び込んでくる可能性もあるし忍び込んできた

ら犯人をそれで特定し捕まえたらいいし、もう忍び込んでこなかったらそれで解決だ。


「まあ今は考えても仕方がないか」


 俺は夕食の準備を始めた。


   

  


  

  

  

  


  

  

  

  

  

  

 

  




  

  

  

読んでいただきありがとうございます!

少しでも「おもしろい!」、「続きが読んでみたい!」と思っていただけたなら下にある星やブックマークを

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よろしくお願いします!

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