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青春ユニゾン  作者: せんこう
中学三年生・智美編
27/444

三ノ六 「また、友達に」

 修学旅行の日が、やってきた。

 列をなすバス。大量の荷物を持ってはしゃぐ三年生。晴れわたった青空に、制服を脱ぎたくなるほどの陽気。教室の窓から出発を見送る一年生と二年生。


 一度目の時を思い出す。

 あの頃はまだ人付き合いが得意ではなく、一人で顔をしかめてバスに乗りこむのを待っていた。修学旅行は楽しみなのに、仲の良い友人がいないから、一人でいても平気だと見せるために仏頂面でやり過ごす。そうやって、無意味な虚勢を張っていた。

 恥ずかしがらずに皆の輪に飛び込めば良いのに、それが出来ずにいた。

 

 今は違う。クラスメイトで、集まっている。あの頃のコウキのように、一人で佇んでいる子はいない。

 クラスメイトの中には、自分から他人に話しかけるのが苦手な子もいる。そういう子が一人にならない状況を作り出すために、動いた。


 こういう時に一人になるのは、誰もいない場所で一人でいるよりも、孤独感が強くなる。そうした想いが、修学旅行を楽しむ気持ちまで奪ってしまいかねない。

 全ての子は無理だとしても、せめて周りの子だけでも、そんな想いはしてほしくない。


 隣のクラスで、どっと笑い声が上がった。生徒の一人が、何かやらかしたらしい。担任の教師が駆け付けてきて、雷を落としている。

 隣に限らず、浮かれ切った三年生は、怒鳴る教師達の声も聞かず、わらわらと蟻の群れのように動き回って騒いでいる。

 さすがに少しは教師に同情したくなるが、興奮するのも無理はない。きっとほとんどの生徒が、東京には初めて行くだろう。頬を紅潮させながら、これから向かう東京に想いを馳せるような表情をしている子が多い。


 騒ぎがいつまでもやまないせいで出発の時間が迫り、生徒は教師に押し込まれるようにしてバスへと乗りこみはじめた。

 バスは各組に一台が割り当てられている。窓越しに見える他の組は、何かしらの決められた順番に並んで着席しているようだが、三組は担任が適当だったため、特に席も決められておらず、各々好き勝手に座り始めている。

 コウキも、真ん中辺りの適当な窓際席を選んだ。隣が亮で、後ろには直哉がいる。


 やがて、バスの扉は閉じられた。教室の窓から見送る後輩達に、クラスメイトが手を振っている。コウキも洋子や部の後輩の姿を探そうとしたが、校舎とは反対側の窓際に座っているので、よく見えない。

 そのうちにバスは順番に発進し、長い行列となって東京へと向かい始めた。


 クラスメイトは、また騒ぎ出しているし、担任はすでに知らん顔をして座席に沈んでいる。一緒に乗っている副担任の若い女教師が、困惑した表情で後ろを向いておろおろとしているのが、コウキの席からも見えた。


 思わず、苦笑してしまう。担任もクラスメイトも、あまりにも自由奔放すぎる。先が思いやられる有様だ。きっと東京でも、他の教師の怒鳴り声が響くだろう。

 東京は人が多い。そんな場所で今のように騒いでしまったら、大迷惑だ。一度叱られれば、それくらいは生徒もすぐに理解する。

 そういうのを学べるのも、修学旅行の良さではないだろうか。


 それに、この自由さは、三組の良いところとも言えるかもしれない。

 大人に押さえつけられ、規則を守る大人しい子でいることが絶対的に良いとは思わないし、真面目一辺の教師が優れているとも思わない。


 担任は、班決めの時や今のように、手を抜くところは思いきり抜くが、生徒の進路相談や授業の進行に関してはきっちりしている。完全にやる気の無い教師というわけでもないのだ。彼なりに教師の力が必要な場面と、そうでない場面を見極めて動いているようにも感じられる。

 

「なあコウキ」

「うん?」


 亮に呼びかけられて、隣を見る。


「実はちょっと言いにくいんだけど……」


 亮は周りが聞き耳を立てていないか見回してから、顔を近づけてきた。


「俺と直哉、三日目のダブルデートは諦めたわ」

「えっ……何で?」

「いやあ……実は、他の子に誘われてさ。奈々と亜衣はちょっと厳しかったっていうか……せっかく誘われたなら、と思って」

「おう……」

「色々協力してもらったのに、悪いな」

「いや、それは良いけど」

 

 恋愛に関しては、一人の女の子に固執してうまくいかないよりも、自分に合う子を見つけるために沢山の女の子と接する努力をしたほうが、良い場合もあるだろう。

 亮と直哉の選択は、間違ってはいない。


「考えてみたらさ、自由行動以外は班で動くじゃん。だから、別にそこにこだわらなくても奈々と亜衣とは一緒に回れるわけだしさ」

「それはそうだな」

「だから、自由行動は別に良いかなって」

「分かった。楽しめよ」

「おう、ありがとな。相談乗ってくれて」

「良いよ。で、誰と回るの?」

 

 照れ臭そうに頭をかきながら、亮が口を開く。


「由美と沙知」

「あの二人か」


 奈々、亜衣、智美と並んで、男子に人気のある子達だ。


「そう言えば、班決めの時、あの二人も亮達と組みたそうにしてたもんな」

「え、そうだったの?」

「ああ」


 元々、亮と直哉に対して好意を抱いている節はあった。奈々のグループと班になったことでがっかりしていたが、勇気を出して自由行動でのデートに誘ったのだろう。 

 三組の女の子には、能動的な子が多い。自分から意中の相手に、どんどんアプローチをしていく。それは、良いことだろう。受け身でいるだけでは、想いを遂げることはできないのだから。


「よくよく考えると、うちのクラスって男子に人気の子が結構集まってるな」

「だろ! すげえよな、うちのクラス」


 亮が言った。

 きっと彼女達は一年生の時も二年生の時もクラスで人気だったはずだ。今この瞬間も、想いを寄せている男子は多いだろう。そういう子から誘われたことで、亮と直哉の心が揺れたのも、分からないでもない。


「でさ、ダブルデートって、実際どうやれば良いのかあんま良く分かんなくて。コウキ、何かアドバイスない?」

「俺もダブルデートはしたことないけど」

「それでも、何かあるだろ?」


 亮からダブルデートの仕方などについて相談を受けている間も、バスは順調に東京への道のりを進んでいった。

 途中、静岡県のサービスエリアで三十分の休憩がとられた。並んだバスから、生徒が吐き出されるようにして出て行く。


 トイレに行こうとしたが、そこにはすでに生徒の大行列が出来上がっていた。外まで、ずらりと並んでいる。


「うへ……」


 番が回ってくるまで、かなり時間がかかるだろう。この様子では、待っているだけで休憩時間が終わってしまいかねない。

 あまりの列の長さに並ぶ気も失せてしまい、トイレは後にして土産売り場へ向かうことにした。


 建物の中は、比較的大きいサービスエリアということもあって土産売り場が広く用意されており、特産品や土産物がずらりと並んでいるのが目に飛び込んできた。

 茶入りのバウムクーヘン、富士山の形のクッキー、じゃこのせんべい、餃子味のポテトチップス。静岡の名産を使った土産物が目を引く。

 特に買うつもりはないが、ぶらぶらと見て回るだけでも時間潰しにはなる。

 

「あっと」


 土産物の棚の陰から出てきた人とぶつかりそうになって、慌てて動きを止めた。

 智美だった。


「や」

「おう」

「コウキもトイレ諦め?」

「あぁ、うん。並ぶのだるくて」

「同じだ」


 顔を見合わせて笑う。

 朝はバタバタしていたし、バスでは席が離れていたので、今日は初めて智美と話した。

 何となく、一緒に土産売り場を回る。


「聞いた? 亮と直哉のこと」

「ああ、亮から聞いたよ」


 智美は、饅頭らしき土産を手にとって眺めている。買う気はないようで、ちらっと見た後、また棚に戻した。それから隣の海老せんべいの試食に手を伸ばし、一枚口に放り込む。煎餅の割れる小気味良い音が、重みから漏れ聞こえてくる。


 隣へ隣へと、智美はどんどん移動していく。


「私は奈々と亜衣から聞いた」

「そっか。まあ奈々さんと亜衣さんに黙って他の子と回ってたら、さすがに印象悪すぎるしな」

「だよね。その辺、亮と直哉はまともだった」

「ああ」

「何とかなりそうで良かったね」

「うん。一つ心配が消えたよ」


 そう言って苦笑するコウキの顔を、智美が振り返ってのぞき込んでくる。

 頭を傾けた拍子に、智美の耳にかけられていた髪の毛がさらりと垂れ、かすかに揺れた。


「……な、なに?」


 なぜか目を合わせていられず逸らしてしまったのだが、智美は構わず見つめてくる。根負けして、もう一度智美の方へ顔を戻した。

 彼女はちょっと微笑んで、


「コウキは面倒見がいいなぁと思って。友達のためにいっぱい考えてえらいよ」


 言いながら近づいてきたかと思うと、そっと手をコウキの頭に乗せ、こどもをあやす様に、優しく撫でてきた。


「なっ……!」


 突然のその行動に驚いて、思わず飛びる。

 瞬間的に鼓動がはねあがり、顔が熱くなった。


「……なにを」


 心臓がうるさい。

 うまく言葉が出ず、智美を凝視してしまう。

 慌てふためく様子がおかしかったのか、智美はくすりと笑みをこぼして、また一歩近づいてきた。


「何、その反応。大人っぽいんだかこどもっぽいんだか分かんないね、コウキって」


 ちょっと首を倒しながら、笑いかけてくる。その艶っぽい仕草と表情に、目が釘付けになる。

 智美は、そのままコウキの脇を抜けると、何も言わずバスのほうへと去っていった。

 入れ替わるように、出入口からトイレを済ませた東中の三年生が入ってきて、建物の中が急に騒がしくなった。


 心臓が、激しく鳴り続けている。建物の外に出た後、落ち着かせようと深呼吸を繰り返したが、なかなか気持ちは静まらなかった。

 結局、そのまま出発時間となってしまって、バスに戻らざるを得なかった。すでにクラスメイトの大半は戻ってきていて、がやがやと騒がしい。


「あれ、コウキ顔赤くね?」

「風邪?」


 席に戻ったところで、亮と直哉に指摘され、慌ててハンカチで顔を隠した。


「いや、大丈夫、ちょっと寝るわ」


 なおも心配してくれる二人を無視して、コウキは寝た振りをした。

 智美の行動も感情も、全く読めない。普通に話すようになってから、その気持ちを読み取るどころか、むしろ感情を揺さぶられてばかりだった。いつも通りの自分を保っていられなくなる。

 どうかしているのかもしれない。

 心の中で、自分を笑った。








 


 









 寝た振りのはずが、どうやら本当に寝入ってしまったらしい。車内の騒がしさで目が覚めた。

 顔にかけていたハンカチをどけると、前の席のクラスメイトが、はしゃぎながら窓の外を見ているのが目に入ってきた。つられて窓の外に目をやる。

 開ききっていない瞼のせいで、景色が見づらい。何度か擦って、窓の外にもう一度目を向けると、バスは首都高に入ったようだった。

 初めて見る大都会の景色に興奮しているのか、出発してから数時間経っているのにクラスメイトのテンションは高い。


 亮に話しかけようと通路側の席に目を向けて、衝撃を受けた。隣の席にいるはずの亮がおらず、なぜか、智美が座っていた。

 こちらに気がついた智美が、菓子を咥えながら、目元で笑いかけてくる。


「な、なんで隣に?」

「皆、自由に席替えしてるよ」


 言われて、周りを見回す。確かに、席替えされている。亮も直哉も、そばにいない。


「どったの、コウキ君」

「いや……何でもない」


 訝しげに声をかけてきたクラスメイトに返事をして、ひとまず深呼吸をする。驚きすぎて、残っていた眠気も完全に吹き飛んでいる。

 いきなり真横に女の子が、それも智美がいたら、驚くなというほうが無茶だ。

 一体、これは、どういう状況なのか。


「座りなよ」


 智美が声をかけてくる。


「いや……」

「ほら」


 ぐいっと手を引っ張られて、無理やり座らされる。


「ちょちょちょ」

「何?」

「手、手」


 離そうと振り回しても、智美は握った手を離してはくれない。


「良いじゃん」


 そう言って、構わず菓子を頬張っている。

 繋がれた右手に、目を落とす。女の子らしい、やわらかくてあたたかい手の感触。少し目を上げれば、智美の綺麗な顔が間近にある。

 まともに見ることが出来ず、コウキは、空いている左手で自分の顔を覆った。


 何なのだ、この状況は。

 智美も他の子と同じで、コウキからすれば、歳の離れたこどもである。それなのに、なぜか智美の前では、平常心でいられなくなる。美奈や洋子を前にした時とも、違う感覚。

 訳が分からなくて、思わずため息をついた。


 落ち着こうとしても、手から伝わってくる智美の温もりが、それを邪魔する。

 結局、何を言っても智美は離してくれず、ずっと右手は繋いだままだった。

 本当に、訳が分からない。智美とは、今までほとんど話してこなかったのだ。

 以前、階段の踊り場で、もうコウキの事は許している、と言ってもらえた。それだけで、急に親しげになれるだろうか。智美の心境に、どんな変化があったのか。

 五年生までの、まだ仲の良かった頃を思い出す。確かに、一緒に遊んだり話したりはしていたが、あの頃でも、こんなにスキンシップの激しい子ではなかった。


「コウキ」

「え?」


 呼ばれてそちらを見ると、智美が菓子を差し出してきた。輪の形になったチョコレートの菓子だ。


「あ、ありがとう……」


 受け取って、食べる。さく、と口のなかでほどけ、甘ったるいチョコレートの風味が鼻に抜けた。

 智美が、満足そうに微笑む。


 智美は、いつも無表情だった。感情がないわけではなく、コウキの前で、豊かな表情を見せることが少なかったのだ。

 だが、今日はよく笑う。笑顔になると、やわらかな雰囲気が表れ、年相応の幼さが垣間見える。


 ふと、サービスエリアの土産物売り場で会った時とは、髪型が変わっている事に気がついた。右耳の上に、色付きのピンを差して横髪を留め、耳を出している。

 それだけで、普段よりも、明るく華やかな印象に見える。

 そんな些細な所でも、智美を意識してしまう。今隣にいるのは、あまり良くない気がした。


「じゃ、俺、亮達と話してこようかな……」


 言って席を離れようとしたが、智美が邪魔をして、通路側に出させてくれない。

 眼を逸らしながら、何食わぬ顔をしている。そして、相変わらず手は離してくれない。


「行かせてよ……」

「嫌」


 膝を上げて、道を塞がれる。その足を触って、無理やり抜けるわけにもいかない。

 また、ため息が漏れる。仕方なく、席に着いて背もたれに身体を預けた。

 二人の間に、沈黙が流れる。

 周りの生徒は、智美とのやり取りには一切気づいておらず、相変わらずはしゃいでいる。


「……なんで?」


 思わず、言っていた。


「なにが?」


 智美が首を傾げる。


「急にスキンシップ激しくなって、訳わかんないよ。手まで繋いで」

「別に、したいからしてるだけだよ?」

「したいって……前までぎくしゃくしてたのに?」

「……それは」


 それまで明るかった智美の表情が、不意に暗くなる。


「……だからだよ」


 ぽつりと、聞き逃しそうなほどに小さな声で、呟いた。


「ほんとなら、もっと早く仲直りできてて、また一緒に遊んだりできたはずじゃん。なのに、ずっとすれ違ったままだったんだよ。もしかしたら中学三年間、沢山遊べたかもしれないのに、ずっとずっと、お互い避けてて」


 菓子を食べる手は完全に止まっていて、智美は、悲しそうな表情を浮かべている。


「なくしちゃった時間の分、取り戻したいもん」


 そこまで言って、智美は、黙り込んだ。

 智美の顔を見ると、その目にうっすらと涙がにじんでいることに気がついた。今にもこぼれ落ちそうな程に涙が溜まってきて、次の瞬間には、一粒、智美のスカートに落ちて弾けた。


 コウキは、自分を罵った。

 心をかき乱されていたせいで、これまでの智美の行動の理由について、考えることが出来ていなかった。ずっと、また話せるようになりたいと思ってくれていたのだ。それなのに、コウキが避けていた。そのせいで、互いに近づくことがなかった。

 

 修学旅行がきっかけで、また関係が近づいた。それでも勇気が出なくて、なかなか前に進めなかった。

 智美は、自ら歩み寄ってきてくれた。それが、どれだけ強い気持ちが必要な行為だったか、考えればすぐに分かる。それが、全てを物語っているではないか。

 

 智美が、繋いだ手を放そうとする。させてはいけないと思った。

 解かれそうになった手を、もう一度絡めて、力強く握った。

 智美が、こちらを見てくる。


「智美の気持ちに気づかなくて、ごめん。俺も、ずっと仲直りしたいと思ってたんだ。でも動けなくて……だから、智美から来てくれて嬉しかった、ありがとう」


 智美が素直に話してくれる子で良かった、とコウキは思った。

 こちらが、勝手に智美に対して苦手意識を感じて、仲直りする機会を逃してきた。勇気を出していれば、智美の言う通り、もっと早く元の友達に戻れていたかもしれない。

 人との関わり方を知って、目の前にいる人を大切にすると決めて、それなのに、全然出来ていなかった。


「許してくれて、ありがとう」


 里保のことがあって、嫌われていても仕方がないと思っていた。それなのに、智美はまた友達になりたいと思ってくれていた。

 二人の間に、沈黙が流れる。

 クラスメイトの巻き起こす喧噪も、全く耳に入ってこない。

 見つめあったまま、どれくらい時間が過ぎたのだろうか。

 智美がちょっと身じろぎして、口を開いた。


「また、友達に戻れる?」


 その言葉に、コウキは即答した。


「戻れる。戻ろうよ」


 智美が時間を失ったと感じたこと。それは、コウキが決して皆に感じてほしくないと思っていたことだ。

 貴重な時間を無駄にしてしまったと、そう思うような人生を、他の人にも歩んでほしくないと。

 それなのに、コウキがその気持ちを、智美に与えていた。

 

 智美にはもう、そんなつらい思いをさせたくない。

 心からそう思った。

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