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奏シミハ咲ク


 少し歩くと


 たくさんの白い花が

 

 咲き乱れていました




 それはそれは


 とても可憐な花びらが


 揺らめいました






 「まあ」






 赤ずきんちゃんは

 

 花を引き千切りました






 ぶちっ ぶちっ ぶちっ 






 三本ばかり手にして

 

 赤ずきんちゃんは


 また歩き出しました











 ようやく


 目的の家にたどりつき


 赤ずきんちゃんは

 

 ドアをノックします






 トン トン トン






 「おばあさん  


  おいしい林檎は


  いりませんか?


  きれいな花もあります」






 赤ずきんちゃんの


 大きな声が


 すっかり暗くなった


 森の中に響きます





 枝の上で


 耳の無いふくろうが


 赤ずきんちゃんの声を


 聞いていました



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