チート最強系少年の場合
人生ってやつはクソゲーだ俺は昔からついていない、親は俺を厄介者みたいに扱いやがるし、妹は俺を汚物みたいな目でみて、いつも馬鹿にしてる。そんな奴らみんな死ねばいいと思ってる。
小学校では人気者になろうと色々頑張ってみた、でも足の早いやつとか頭いいやつがモテて、俺はなぜかバカにされた、それが悔しいからいろいろしたんだぜ?
みんなが楽しくなるように女子にいたずらしたり、自分より弱そうな奴を沢山いじって笑いをとったりして、クラスで一番面白い事しまくってた。
だから四年くらいまでは手下とか結構いた、何人かのヤツは俺を避けるようなったマジでクソだろ、あいつらは今でも許せん。クソが。
んで、中学入ってからもがんばってたのにおかしくなったんだよ。
俺はやさしいから中学になってからも、手下どもにいろいろくれてやった、俺は本屋いっぱい万引きして稼いでたから金があったし、その金で毎日俺の仲間と一緒に狩りゲーとかやって、ゲーセンとかカラオケとかファミレスで豪遊しまくった。
手下は俺におごられるから言うと聞くし最高だった、きっとあんころが俺の人生の頂点だったって言える。
そんな楽しい日々をぶっ壊す悪夢みたいな事件があったんだよ、万引きしようと入った本屋でクソみたいなバイト店員が俺の事を邪魔したせいで、クソどもに捕まった、仕方ないから本も返してやったのに学校と親にチクって俺はめっちゃ怒られた。
オヤジなんか俺を殴りやがったんだよ、あいつまじでダメ親だと思う、だって自分のかわいい子供を虐待するようやつだぜ?なんの取り柄もないクソで、小遣いもろくに与えないから俺が頑張って稼いてたのに殴るとかありえん、そこは小遣いもマトモに出せない事を恥じて俺に謝るべきだろうが!
そのせいで俺は学校で虐められるようになった、クラスでも無視されて虐められる、手下だと思ってた奴らも次の日から話さなくなった、そんな状況なのに先生たちは奴らの方を持って俺だけに文句を言ってくる。こういう先生もいじめに混ざると教育委員会はどうなってるんだと俺は言いたいね。
あいつらおかしいだろ、みんな平等だろ?訳がわからないこと言ってる前に、俺を助けて謝れよ。
まぁ、あいつらみたいな群れないと何も出来ないクソどもとは違う、俺は一人でも生きて行けるし、俺がめっちゃ人気ものになってから擦り寄ってきてもしらねーわ。アイツら後でまじで後悔するはず。
でも手下も居なくなって暇になっったから、それからは親がうるさいからてきとーに勉強して、ゲームとかアニメとか見て過ごした、深夜にやってたアニメとかもこの頃から見だした、そこに俺の理想の世界があった、かっこいい専用の機体を持た主人公が戦って、ヒロインは可愛くてエロいし最高だった、ヒロインはどんどん主人公に惚れてみんなハーレムになって、これを見た時、俺はこの作者天才だと思ったね、だってこういうすげー話かくんだから。
それでネットで調べたらラノベだった、まえ陰キャのぼっちが読んでたやつだけど、面白いから認めてやって俺はそれを手に入れた。
すごかった、ほんとすごかった文字なんて読むの嫌いな俺がハマったんだから、この作者は神だと思う。本を一冊ちゃんと読むなんて初めての事だったしな。
それから俺の人生は変わった、主人公みたいにカッコよく敵を倒すために毎日30分も木刀を振って剣の腕を鍛えたり、武器がなくても戦えるように格闘技の練習に鏡の前でシャドーボクシングもした、それにイベントが起こるように、毎日放課後に図書室とかいって他のラノベとか沢山よんで勉強をした、髪型とかも主人公の真似をして毎日セットしてたからきっと俺に惚れた女はいっぱいいたと思うが、俺がかっこよすぎて声をかけれられんと思う。
そうやって頑張ったがクラスの奴らはなぜかバカにしたように笑ってた、俺はお奴らと違うからきっと羨ましいから妬んでいたのだとおもう、主人公でMOBとは違うから羨ましいんだろ、俺はお前らと違ってむっちゃ努力してるからな、これだけ差がついてからわかるだろう、まぁクラス転生とかしたらしょうがないから俺が助けてやるしか、可愛い女子だけは。
そうやって中学の間、ずっと腕と頭脳をを鍛えまくった俺は最強になったはずだった。
んで、高校に入った、腕ばかり鍛えてたからあんまいい高校に入れなかった、私立のどうでもいいような高校だった。まぁ俺くらい強くなれば学校なんて関係ないし、世の中は実力さえあればいくらでもいける、俺くらい強ければ闇の組織とから政府の秘密組織とか人類を救うための組織とか引く手あまただろうしな。
んで、俺は中学の時と同じように毎日自分を鍛えてたし、図書室での勉強も欠かさなかった、それで俺は初ヒロインを見つけた。さすがにこれは展開として遅いと思う、だから人生はクソゲーなんだよ。
んで、俺が見つけた初ヒロイン、そいつは一個上の奴だった、なんかむっちゃ大人しくて隅っこで本を読んでる姿が最近読んでたラノベのヒロインみたいだし、髪型とか体型とかも一緒だった。だからこれは運命だと思った。こう言うとすげーカッコイイだろ?俺の好きな詩的表現てやつだ。
とりあえずイベント起こしてフラグをたてるためにわざとぶつかってあいつを助け起こしてやり、こいつはあのキャラと一緒で照れ屋だから俺の方から自己紹介をしてやる、それから俺の最強スハーレムトーリーが始まるはずだった、なのにあのビッチは俺を裏切っったんだ!クソだろ初ヒロインがクソビッチとか大炎上だろ、まじクソゲーだわ。
そう、あいつは俺以外に男作ってたんだよ、ないだろ許せるか?ふつーに許せないだろ、でもまぁアイツが悪いんじゃない、きっとアイツは騙されるんだ馬鹿だから。
だからしょうがないから俺が救ってやる、あのクソ野郎を俺の必殺剣で倒して二度と近づかないようにしてやれば、きっと感謝して俺のハーレムメンバーの自覚がでるはずだ。やれやれ、しかたないからやるしかないだろ、ヒロインのためならさ。
だから俺は冴えた策を考えて実行に移したんだ、放課後にあのクソが一人きりになった所を俺の相棒レヴァンテインでボコボコにしてやった、最初はなんかバカみたいに叫んでたけど、俺の今までずっと練習しまくっていた必殺技を何度か決めたらおとなしくなった。
そしたらどうやら時間をかけ過ぎたらしく誰かが先生呼んで俺を羽交い締めにした、俺一人に三人も襲ってきてしかも後ろからとか卑怯すぎるだろ、それに男同士の決闘をバカみたいに途中から邪魔するなんて空気よめてないし、頭悪い真似すんなよ。
かっこ悪すぎると思わんのか。これがアニメだったらクソ監督しねってなると思う。
んで、気がついたらなんか警察が来て、俺は悪いことをしてないのに警察にむりやり連れてかれた、俺は必死にストーカーするクソから自分の女を守るために戦った、だから誰が見ても正当防衛だと伝えたけどあいつらは全く分かってなかっなかった。
ちょっとかんがえればわかるはずなのに、悪の組織に操られてると思うきっと最強の俺に恐れて警察に手を回したと思う、そのあとうちの暴力クソ親が来て、まためちゃくちゃ殴られた、何度も殴られた、それなのにやっぱり警察も止めなかった、あいつら目の前で人が殴られてるのに助けもしない公務員なのに犯人が目の前にいても逮捕もしないマジでクソだ税金ドロボーだよマジ死ね。
それで、そのあとむりやり病院に連れてかれて、なんか良く分からない検査をたくさんされたり訳の分からん質問とかされた。結局オレの言い分が全く通らずに学校はクビになった、きっとアクの組織が俺を陥れるための工作をしたんだと思う、まぁあんな底辺高校なんてどうでもいいけどな。
それから暴力クソ親に家に閉じ込められた、好きなラノベもゲームも手に入れられないからずっとケータイでソシャゲするか、深夜アニメ見るかして生活してた。この時はめっちゃ暇だし新作も読めなくてむっちゃイライラしてた。
この頃から妹はさらにクソになった、俺を見ると何時も見下すような目で見てた、ババァは飯を用意するだけで何もしないし、暴力クソ親はありえないクソみたいな土方の仕事をやれって何度も言ってくるし、子供の未来を何も考えないクソみたいなことばっか言ってた。
この時は俺は腹がたったけど、文句をいうとあいつはめっちゃ殴ってくるし、仕方ないから我慢してやった。
んで、ずっと我慢してやって調子乗りすぎてるしムカついたからクソとババアが寝てる時に必殺技をかましてやった、それで今までの慰謝料としてあいつの財布から金をもらって出て行く事にした、やっぱ主人公は一人暮らししないと駄目だしな、廊下で妹がごちゃごちゃ言ったのでムカついたしボコボコにしてやった、兄貴に逆らうクソ妹とか、ヒロインにもなれねーし、そんなのでたら人気でねーし当然だ、とりあえずこの金で朝まで漫喫で過ごして朝になったらアニメショップいってラノベかって、アニメショップに行って久しぶりに豪遊しようっておもう。
予定を決めた俺は今季の俺の嫁がいるオススメアニメの主題歌を歌いながら自転車こいで国道沿いの漫喫に向かった、そしたら俺が道を横断してる最中、トラックが飛び出して来て俺を跳ねやがった。あいつ絶対前見てないだろ。
「あぶねえええええええ、なんだよあのクソトラック!俺が通ってるのに何突っ込んできてるんだ!マジでありえねー、ふつうに自転車優先だろ、ちゃんと免許持ってんのか?あのバカ!!って、ここどこだ?」
なんか気がついたら真っ白な場所にいた。ここマジでどこだ?こんなとこ知らんぞ?ていうか俺のチャリがないし、どこいったんだ。
「気がついたか、ワシはお前らの言うところの神だ」
はぁ?なにいってだ、この白い服のヒゲのジジィ?神サマなんていねーだろ、俺がこんなに頑張ってるのにクソみて~な人生おくらせるわけねーだろ。ボケ老人かコイツ。
「ふむ、お前にはまず謝らなければならん、お前は先ほど自転車で無灯火運転をして、赤信号の横断歩道に突っ込みトラックに跳ねられて死亡した」
はぁ?!嘘つくなよ、俺は主人公だぞ主人公が死ぬわけねーだろ、バカだろお前。
「そうだな、信じてもらえぬので話が進まぬし、まずはこうしてやろう」
ジジィがそう言いながら手を振ると、目の前に鏡が出てくる、そこに居たのは俺が一番かっこいいと思ってる黒いコートが鬼かっこいいラノベ主人公にそっくりの姿だった。
「なにこれ!これ俺か!?ラノベの主人公そっくりじゃん!ちょーかっけぇ!!!」
興奮する俺、だってマジでかっこいい俺の求める最強の姿になれたんだぜ?テンション上がるだろフツーに!これで上がらなかったら死んだほうがいいと思うぞまじで。
「これでわかっただろう?、ワシは神だ」
おう、ここまでしてくれるなら神サマだ!間違いないな!認めざるをえないから信じてやるぜ!
「うむ、信じてくれたようじゃな、では本題にはいろう、先ほど言ったようにお前は死んだ、だがこれは実は手違いでな、実はお前は死ぬ予定ではなかったのじゃ。済まないことをした許して欲しい」
はぁ?!じゃあ生き返らせればいいじゃん、かんたんだろ?神サマなんだしさ。それにごめんで済んだら警察はいらんと思うし、そこは誠意が必要だとおもうぞ、神サマ。
「そうしたいんじゃが、色々と問題があってそうもいかん、なのでお前には異世界に行って貰おうと思う、勿論お詫びじゃから記憶もあるし、お前の望みをかなえよう」
お!?これはもしかして異世界転生チートフラグか!キタ、俺のじ~だ~い~が~今きたよー!これは勝ったぜ!
「そうじゃ、お前の望む姿、望む能力で異世界に転生してもらう、これはお詫びじゃからいくらでも好きな事を言うが良いぞ」
よしゃあああああああああああああ!来たぜ!俺の時代!
じゃあまずもちろんこの姿で、無駄な努力とかしたくないから最強で、ニコポして女が惚れてナデポでハーレムどんどん出来て、英雄になれるようなスキルがほしい、魔法もバンバン使えるのは当たり前でだし、剣でも最強みたいなのだな!あとやっぱエロ系も最強がいいだろ、いやー夢がひろろがりすぎてヤバイ。
「ふむ、それでよいのか?ならばそのようにしてやろう、金も用意しておくし、降りた先もすぐ近くに村があるようにしてやろう」
ナイス神サマ!いいよいいよー、じゃあついでに俺が村に付く前にモンスターに襲われてて、俺がそこにかっこ良く現れて敵を高速でズババッって剣で倒したり、炎魔法とか雷魔法でド派手にドガガンビシャーンって爆殺するって感じのイベントが神イベントぽくていいかもしれんので、それもよろしく頼むわ。
「ふむ、わかったぞ、それも入れておこう、村が襲われるのは1時間前位でよいか?ワシは、お前が前世で家族に見捨てられ、周りの者に虐げられて、社会に潰されたのを良く知っておる、お前を助けてやれんかったのは本当にすまんかったと思っておるのじゃ」
いいぜ神サマ、俺の心は富士山位でかいし琵琶湖くらいでかいからから気にすんなよ、まぁ俺以外だと許してもらえんと思うし気をつけろよ?それに次の世界では真の主人公になれるんだし許してやるぜ!
「おお、お前は本当に心が広いのう、では次の人生はお前の望むように生きるが良いぞ」
おう、勿論だぜ、神サマも俺のサイコーにカッコイイ人生を見ててくれよな。
「よし、では送るぞ、さらばじゃ!」
んで、神サマが手を振ると俺は森の中に立っていた、これから俺のサイキョー異世界チート転生ストーリーで、努力レスなエロカワいいヒロインがたくさん出てめっちゃ熱い展開とか神ストーリーをこれから始まると思うと楽しくて笑いがこみ上げてきた、やっぱ俺ってば主人公だわ。