キャラメイク
「キャラメイク1」
僕は真っ暗な場所に立っていた、どうやらここでキャラメイクをするらしい。
『 種族を選んでください』
目の前に、軽い電子音とともに種族のリストが表示された。
人族︰ステータスは他の種族に少し負けるが、スキルスロットが多め。ステータスの少なさを強化等の、スキルで補うことが出来るので、初心者向けとも言える。
エルフ︰INTが上がりやすく、魔法使い等の職業につきやすい。STRとDEFが上がりにくいため、打たれ弱いのが弱点。
固有スキル︰〔 精霊魔法〕
ドワーフDEXとSTRが上がりやすい。AGIが上がりにくいため、パワーファイターになりがち。
固有スキル︰〔生成強化 〕
獣人︰獣と人間の特長を合わせ持った種族。さまざまな種が存在する。
▫犬人︰STR・AGI・DEFに少し補正がかかる。
▫猫人︰AGI・DEXに補正がかかる。
▫虎人︰STR・AGIに補正がかかる。
▫熊人︰STRにかなり補正がかかる。
▫兎人︰AGR・DEXに補正がかかる。
▫狐人︰AGI・INTに補正がかかる。
固有スキル︰〔 獣化〕
半竜人︰竜の血が少し混じった種族。STR・DEFにかなり補正がかかる。
固有スキル︰〔竜翼・ブレス 〕
ランダム︰完全にランダムで種族が決まる。レア種族が当たる可能性がある。
⋯うーん。どうするか⋯初心者むけと書いてあるし、人間にするか、⋯いや、ランダムにしよう!レア種族ってロマンがあるよね!
『ランダムにしますか? Yes/No 』
「はいっと」
『あなたの種族は、〔 天狐〕 になりました』
「⋯⋯え?」
⋯いや、それはまぁ狙ったよ?狙ったけども。本当に当たるとは思わないよね?⋯まぁいいや。当たったんだし、ラッキーてことで―
天狐︰強い力を持つ妖狐の中でも最上位の存在、AGR・INTにかなりの補正がかかる。
固有スキル︰〔多尾 化〕〔結界術 〕〔妖術 〕
―すまされないよねこれ。最上位って書いてあるんだけど。その上固有スキルが3つもあるし、大丈夫だよね?バグとかじゃないよね?
『見た目を設定してください 』
「まぁとりあえず置いといて、見た目か⋯やっぱ少し身長が欲しいな⋯伸ばせるかな?」
身体スキャンデータが表示される、どうやら現実の見た目を元に、少しずつ変えていくようだ。⋯うん、みごとに女の子みたいな姿をしてるよなぁ⋯。なんてことをつらつらと考えつつ表示されたホログラムに手を伸ば―
『 身体スキャンデータをそのまま使用しますか?』Yes/NO
―してああぁぁぁぁぁ!!何!?なんで数秒はさんで表示されるの!?何か悪意を感じるよ!?
何かの思惑を覚える表示のされ方に少しフリーズする。
⋯あれ?戻るためのボタンがない。⋯え?戻るの無理?
「⋯⋯⋯⋯⋯⋯うそん」
あまりの出来事に、僕は遠い目をするのだった。