気づかない絆。
とりあえず感想をお願いします。
遠い遠い今ではない、いつかのお話
辺りを見渡せば、畑ばかり村でセミの声が一段とうるさい季節に入ってから
ある一人の少年を私は、度々見かけることがあった。
「あの子も友達がいないのかな?友達になりたいな。」と、僕は思った。
勇気を出して、声をかけてみようかと決意して、口を開いたとき
いつもの様に、裏切られた。友達がいたようだ。
「やっぱり、一人なのは私だけ。」
しかし、いきなり横から声がかかった。
「前から君とあそびたいな、と思ってたんだ。」
そこにいたのは、夏になってからよく見かけるようになった少年だった。
私の気持ちは、届いてた。