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小心者な悪魔  作者: はるさめ
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第十一話

『ギョアアアアアアアアアア!!!』

ザバァアア!


ズシィイーン!



あれ?



ズシィイーン!!




あるぇ?





…歩いとる。

歩いてる!歩いてるやんかぁああ!


魚は水中生物じゃなかっ○◎くあ◇せ■ぬ□ま▲ぴ○◆!




―少女混乱中―










「………」

すごく………おおきいです。






あれ?君そんな大きかった?



ちょっと見ない間に背が伸びたね。

時が経つのは早いな、私なんてすぐおばさんになっちゃうね、アハハ…。


こぇええええーーーーー!!!!

あれ踏み潰されたら一貫の終わりだよ!


逃げるが勝ちナリ!

さらば《ズガン!》…っ!


なななににごと?私の隠れていた木に(もう見付かってるけど)沢山の穴ポコが!



正直腰が抜けかけた。


魚マジTUEEEEEEEEE!


私力技しかないじゃん!遠距離攻撃なんて初めて喰らったわい!

逃げ惑うしかない私!

私マジYOEEEEEEEEEE!!


頭上から降り注ぐ水鉄砲(水の通った後は木に穴がボコボコ空いてます。)とノロマな蹴りを避けつつ考える。


えーっとえーっと?なにが起きた?何故急に巨大化した?水中では体を小さくして生活してたのか?なにゆえ?


陸で大きくなるのは何故?ってか息どうやってんの?やっぱ魔物だと普通の魚と体の作りが違うのか?………お?水鉄砲は相変わらずビュンビュン来るけど拳や蹴りがなくなった。


………やっぱりうろつける範囲があるのか。このまま逃げようか?


いやもうちょっとやってみよう。次遠距離攻撃された時の参考にもなるかもしれないし。


よく観察して見る。体はあれ以上大きくならないみたいだ。奴の範囲を定めているモノは何だ?何故こちらまて来れない?………ん?



あれは、…成る程。そうゆう事か。


とかカッコつけて言ってみるけど幼児でもわかるような優しい問題です。カッコつけてごめんね!






腕に力を込める。

ちょっと意識を戦闘用に傾けるだけで爪や牙は鋭く伸び、体は鋼のように堅くなる。いやたぶん普通の時でも鋼より堅いけど。


体中が一層悪魔らしくなった所で、改めて狙いを定める。


トマトみたいなのから青い血を垂れ流してる化け物魚に向かって翔け、目的の部位に一瞬でたどり着いく。


私の早さに対応仕切れず遅れて蹴り出した鱗まみれの足を回避し、振り向き様に腕を振り切った。


ズバァア――ン!!

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