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タイトル未定2025/11/17 12:28
ソファーに寝そべってテレビを見ていた俺は、いつの間にか眠ってしまった。
遠くの方でかすかに音が流れていて、俺は目を覚ました。
テレビを消し、聞き慣れた音に、俺はようやく身体を起こした。
「和真。携帯が鳴っているんじゃないのか?」
明彦に言われ、俺は目をこすりながらリビングを出た。
自分の部屋に入ると、携帯の着信音が鳴り続けていた。
知らない番号が出ていたが、寝起きの俺はつい携帯に出ていた。
携帯の相手が、友田とわかるといっぺんに目がさめた。
「友田さん?ごめん、寝ていた」
「そうだったんですね。起こしてしまって、すみません」
「どうしたの?」
「突然電話をして、すみません。あの……明日、映画を観に行きませんか?」
「映画?」
「あっ、無理ならいいんです」
しばらく会話をしてから携帯を切った。
携帯を充電器に戻し、ベッドに腰掛けた。
いつもなら知らない番号には出ないのに、つい出てしまった。
明日の予定もないし、断るのも面倒になり、誘いにのってしまった。
何故友田が自分の携帯番号を知っているのか不思議に思ったが、受付の仕事をしているから個人情報を知ることなんて、すぐできるんだろう。
誘いにのったことを、今さらながら後悔した。
電話に出なければ良かった。




