表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/27

未来への進撃

麻雀の話なのに、題名が意味深なのは読んでからのお楽しみ。

麻雀の話なのに、言ってることがめちゃくちゃな気がする。

麻雀の話なのに、金とかの話が出てこない。

ダークラ家では麻雀による熱い戦いが繰り広げられていた・・・。


未來「国士無双」


音速マン「はあっ!?馬鹿なの死ぬの!?こんなに殺意覚えたのは、通りすがりの中卒を居候させていたら、テレビとかのコンセント抜かれた時以来だ・・・」


ダークラ「そのあとどうしたの?」


音速マン「ブチ切れた俺はそいつにフグの卵巣を喰わせて家から追い出した」


ダークラ「殺人未遂じゃないか!!」


音速マン「あん時は怒りで人道的思考が鈍っていたからな。しかし、あのバカのせいで録りたかった映画を録り損ねたんだぞ」


ダークラ「あのバカって言われてもしらねーよ!!!」


音速マン「しかし、よく考えるとひどいことしたな。こんなことなら、塩化銅水をブルーハワイ水と称して飲ませりゃよかった」


ダークラ「俺だったらメロン水と称して、理科で使う酸性やアルカリ性の水に入れると緑色になる液体を飲ませるな」


未來「怒りと殺意で非人道的になれる・・・か(ボソッ」


ダークラ「未來、今なにか言ったか?」


未來「ただの独り言だ。で、僕に勝てる奴はいないの?」


マヤミ「そういや、うちの校長バカだよ!学校のみんながバカのを承知の上でいきなり進学校を宣言したんだ!!」


ダークラ「ああ?お前の通ってる魔界中央高校って、東西南北の魔界高校よりも偏差値が10以上低いじゃねえかよ!」


マヤミ「大学に進学するやつなんてほんの数十人しかいないよ!就職や専門学校・短大進学はまだマシで、大抵の奴らは死亡したり退学したりしてるんだよ」


ダークラ「死んだりするって・・・マジか」


マヤミ「昨日も感じの悪い生徒が数人くらい惨殺されたみたい。まあ、魔界にある高校ではよくあること・・・」


ダークラ「最初は校長を擁護しようかと思っていたが・・・。そんな状況じゃ、学力よりも治安を上げろってんだ!」


未來「奴らが死にくたばったことで、以前よりは平和になったんじゃないかな?(ボソッ」


ダークラ「未來、また独り言か?」


未來「独り言だよ」


マヤミ「それでねーーー、その校長の話がすごくつまらないんだーーー。『君達の未来は我らが保証する』ってさ」


ダークラ「アハハ!つまらない以前に胡散くせえ!そういうのって、すぐに倒産して夜逃げするような銀行や会社の言うセリフだな」


未來「そう、未来は自分で切り開いて得るもの。望まぬ未来をバカ共に押し付けられるなんて言語道断だな(ボソッ」


マヤミ「でね、その校長はね、教頭よりも学歴低いし、下手すると私よりも学力低いみたいなんだ!」


ダークラ「ガハハハハーーー!!!お先真っ暗だな、お前が三年生になったらどんな状況になってしまうのかが楽しみだ!」


音速マン「おい、麻雀から離れているぞ?」


未來「そうだ。僕を満足させられる奴はいないのか?」


すると、ガチムチを連れたディスティニー達がやってきた!


ディスティニー「ダークラ!面白い奴を連れてきたぞ〜」


ガチムチ「米持でーす☆」


ビジット「『これはこれはダークラ陛下』と言っているぞ」


ダークラ「こいつ面白いな!俺はこいつと遊ぶから、お前ら三人は音場と麻雀で遊んでろ!」


ディスティニー「麻雀?やるやる!」


ビジット「ああ?俺、麻雀なんかやったことねえぞ?」


リード「やればわかる」


こうして、ディスティニー達は未來と麻雀を始めた!


ディスティニー「おっ、これでいけるか?」


ビジット「あれ?この模様の奴って、これでいいのか?」


リード「なんか、全部緑色になった」


なんとリードは緑一色が揃った!


未來「なかなかやるな・・・」


ディスティニー「うむ、わからん」


ダークラ「ディスティニー、三人がかりで協力して未來を負かしてやれ!」


ディスティニー「いや、イカサマとか・・・ちょっと・・・」


未來「別に三人がかりでイカサマしてきてもかまわんぞ。お前らバカだから、文珠の知恵でも出し合えば?(笑)」


ビジット「ぬうう・・・。みんな、麻雀でこのバカをカモにするぞ!!」


未來「だからバカは・・・あんたたらのほうだって・・・(大笑)」


そして・・・


未來「ほい、四暗刻」


ディスティニー「ちっくしょーーー!!!負けちまったーーー!!!」


ビジット「ありのまま起きたことを話すと、未來にダメ牌を握らせたと思っていたら、自分が握っていた・・・」


未來「あのさー、平気で人前でイカサマやっときながらボロ負けするとか、生物としてクズだよ?真面目に戦って勝てる奴はいないの?」


マヤミ「ねぇパパ、この頃未來君の様子がおかしいと思わない?(小声」


ダークラ「うん、前よりも口が悪いし凶暴化しているし・・・。まるで別人のようだ。俺がお姫様抱っこをしたせいか?(小声」


未來「ダークラさん、イカサマなしで麻雀強い奴はいないんですか?」


ダークラ「ああ、いるにはいる。だから呼んでくる!」


ダークラはそういうと、加藤とフロントを呼んできた!


加藤「君かね?麻雀を侮辱しているというクソガキは??」


未來「いや、むしろ麻雀をリスペクトしてるぜ?」


フロント「ヘルクライム78柱のNo.79・フロント!いざ!!」


未來「お前・・・なんだか読めない・・・」


ダークラ「では、こいつらと俺を含めた3人で貴様に打ち勝つ!!!」


未來「まあ・・・イカサマやろうが真面目にやろうが・・・勝負は目に見えている」


ダークラは新鋭2人を引き連れ、未來に立ち向かった!


加藤「リーチ!一発!!ホンイツ!!!」


ダークラ「おい、お前!!その牌をこっちに回せ!!!」


加藤「なにいうとるんじゃ、あんた!これは真面目な勝負じゃろ!?」


フロント「このやろお、記憶喪失ガスを吸わせて・・・」


フロントが加藤にガスを吸わせようとすると、未來が止めた!


未來「やめろよ、お前。そいつの言っているとおりだぞ?」


フロント「くっ・・・」


フロントはおとなしく未來の言うことを聞き、普通に戦い始めた。みなが戦いに熱中している最中、未來は心の中でとある策略を練っていた・・・。


未來「〔心の声:加藤というやつ、強いことは強いが・・・。所詮、俺に敵うような“人間”ではないな。

問題はフロントとか言う女だ。この程度の戦いならばイカサマせずとも十分に強いはずだが・・・。奴の実力は獄闇属性によって何もかも闇に包まれている・・・。この壁を突破するために加藤を使うしかないか・・・〕」


ダークラ「どうした未來?手が止まっているぞ?」


未來「いや、ちょっとな・・・。加藤さんがトイレに行きたそうな顔をしていたから・・・」


ダークラ「トイレに行きたそう?」


加藤「おっ、気づいてたんか。実はさっきからトイレに行こう思っとったんじゃが、なかなか言い出せなくて・・・。じゃ、行ってきますわ」


ダークラ「行ってくるったって、お前は俺ん家に来るの初めてだろ?トイレの場所とか知ってるのかよ?」


未來「ならば僕がこの人をトイレに案内するよ。だから、みんなは雑談してなよ」


未來はそういうと加藤と共に部屋から出て、彼をトイレへ案内してあげた!


加藤「いやあ、ありがとうね。それと、麻雀を侮辱クソガキとか言って悪かったのう!」


未來「いえいえ!僕はあんな言葉は気にしてませんよ!」


加藤がトイレに入った後、未來の眼が赤く光りだした・・・。


未來「謝るのは・・・俺のほうなんだから・・・」


未來がボソボソと何かをつぶやいていると、加藤がトイレから出てきた!


加藤「いやあ、スッキリした!・・・あれ、君まだここにおったんか」


加藤がそう未來に話しかけると、未來は無言で加藤の首を片手で締めてきた!


加藤「うっ!なにするんじゃ、貴様!!」


未來「この状態で叫ぶなり、助けを求めたりしたら首の骨を砕く!それが嫌ならおとなしく俺の命令に従え!」


未來はそういいながら、加藤を首を締めた状態で持ち上げた!


加藤「ぐっぐっぐぐるじい!ごのままじゃ死ぬ!しむううう!!」


未來「だから死にたくなければ言うことを聞け!」


加藤「わ゛わ゛わ゛わ゛がっだ!イガザマァでもイ゛ンヂギでもじま゛ずがらだずげでー!!」


未來「別にイカサマはしなくてもいい。ただ俺の眼を見ろ」


加藤はそういわれると、未來の赤く光る不気味な眼を見つめた!すると、だんだん自分の眼も赤く光ってきた!


加藤「う゛っう゛っ・・・」


未來「よし、もういいだろう」


未來はそういうと、加藤を床へ降ろした。と、同時に未來と加藤の眼から赤い光が消えた・・・。


加藤「・・・あれ?わしは今までなにやってたんだ?」


未來「なにを言ってるんですか?さっきまでずっとトイレに入ってたのに忘れたんですか?」


加藤「え?わしは今までトイレで寝てたんやろか・・・?」


加藤は何が起きたのかを不思議に思いつつ、部屋へと戻った!


ダークラ「お前ら、遅いぞ!何やってたんだ」


未來「だって、この人のトイレが長かったから・・・」


未幸「そうそう、お兄ちゃんがいない間にお客さんがきたよ!」


ゴッドマザー「はぁーい!ヤングボーイ!!」


マリ「先輩、お久しぶり〜」


ハジャキ「未來、お前・・・何か変わったか?」


未來「音速マンのお母さんと、後輩の門井マリと、ダークラさんの双子の兄・ハジャキさん!」


ハジャキ「おう、お前が今やっとる奴が終わったら、次はわしらが相手や!」


未來「たとえ老婦人、後輩、ダークラさんのお兄さんといえども手加減はしませんよ?」


ゴッドマザー「まあ!わたしを老婦人だなんて!今時の若者はわたしのことをババアとかシワクチャとかいうやつらばかりだと思っていたけど・・・。やっぱりこの子だけは別格だわ!!」


未來「そうかな?」


未來は無表情で答えると、麻雀を再開した。


加藤「よし、今度はどんな手で・・・んん!?」


加藤は驚愕した!なぜなら相手の牌が眼に見えるようになったからだ!!


加藤「〔心の声:どないなっとるや、これは?わしは透視能力でも手に入れてしもうたんか?〕」


加藤は不思議に思いつつ、麻雀を進めた!すると、とある不安を抱いた!


加藤「〔心の声:うっ、ダークラの奴、かなりええ役が出来とるやんか!しかもフロントがもっとる牌の中にダークラの役が完成する奴があるやんけ!!もしもフロントがあの牌を捨てたら、ダークラはロンになってしまうで!〕」


加藤は顔色が悪くなった!


フロント「ん?一体どうしたんだ??」


加藤「いや、なんでもないで」


フロント「じゃあ、私はこれを捨てるか」


加藤はそれを聞いてフロントの持っている牌を見つめた。なんとその牌は、捨てたらダークラをロンにしてしまう牌だった!

それに気づいた加藤はフロントをいきなり押さえ付けた!


加藤「やめろ!それを捨てるな!!それを捨てたらダークラをロンにしてしまうんやで!!」


フロント「なに馬鹿なこと言ってんだよ、この変態!!」


フロントは加藤を押しとばすと、持っていた牌を捨てた!


ダークラ「フロントよ、そのオッサンの言うとおりだぞ?はい、ロン」


フロント「・・・」


加藤「いたた・・・なにするんじゃ貴様!」


フロント「やっぱり、あんたはイカサマ師だったんだね?」


加藤「え・・・?」


フロント「お前、私の持っていた牌が何だったのかが眼に見えていたんだろ?」


加藤「な、なんでそないなこと知っとるんや!?」


フロント「私はイカサマを逆手にとる戦法に長けていてね・・・。あんたのようなインチキ野郎を見つけてはハコテンさせているのさ!!!」


加藤「へっ、そんなにキレんな。俺だって好きでイカサマがやりたかったわけじゃないんじゃ!」


加藤が開き直ってふて腐れると、フロントは加藤を殴ろうとした!すると、加藤の体に異変が!


加藤「うぎゃあーーー!!!体が・・・体が変形してる!!」


なんと加藤の体内で何かが不気味にうごめいた!それを目の当たりにしたフロントは加藤の中にいる“何か”に気づくと、ワナワナと震えだした!


フロント「お前・・・体内に何を飼っている・・・?(震」


加藤「そんなの、わしでもわかららららばーーー!!!」


加藤の断末魔と共に、彼の体内を突き破って不気味な怪物が姿を現した!


ショーチクバイン「うひゃひゃ!麻雀一筋30年、生まれて初めてイカサマやって、それがバレたら吹っ切れた!そして体外そとから出てみると、これはこれはいい世界!そこで俺様考えた!この世界に幸福な未来、もたらすべきだと!」


ショーチクバインはそういうと、家の壁を突き破って出て行ってしまった!


ディスティニー「なんだあの奇妙な化け物は?」


ビジット「追いかけるか?」


するとフロントがビジットを止めた!


フロント「やめておけ!あいつは恐ろしく強い!」


リード「だったらなおさら追いかける必要があるんじゃ?」


フロント「あいつはしばらくは行動しないだろう。そして人にも危害を加えない。奴が動き出す前に我らはさらに強くなれば大丈夫だろう」


未來「ふっ、あの化け物はさておき、ゴッドマザー、マリ、ハジャキさんと麻雀をやりますか」


未來はさっき指名した三人と麻雀をやりだした!


ハジャキ「そういや、マリちゃんには家族はおるんか?」


マリ「家族は・・・3ヶ月前に死にました・・・」


ハジャキ「死んだ・・・やと?どうしてや??」


マリ「謎の男に・・・殺されたんです」


マリはそういうと、ハラハラと涙を流した。


ゴッドマザー「謎の男?それで両親はどんな風に殺されたんだい?」


マリ「お父さんは・・・電気を帯びた刀で・・・。お母さんは・・・氷でできた剣で・・・ううっ」


ゴッドマザー「その男の特徴は?」


マリ「黒いコートを着ていて、眼が赤く光っていた・・・。私はあまりにも怖くて家の隅に隠れていた・・・。だからあまり覚えていない・・・」


マリがそういって泣きじゃくっていると、未來が立ち上がった・・・。


未來「そいつって・・・この剣と刀を持っていたんだろ?」


未來はそういうと、電気を帯びた刀と、氷でできた剣をどこからか持ち出した!


マリ「え・・・?」


ダークラ「それは・・・!電気を帯びた刀は、第4天魔王・バートルが持っているはずの雷虎!

そして、氷でできた剣は第5天魔王・ゼイドが持っているはずの氷龍!

未來、なぜお前がそれを持っている・・・!?」


未來「そして、その男はこんな黒いコートを着てたのかい?」


未來はそういうと、瞬時に黒コート姿へと変貌した!」


マリ「い・・・いやぁ!」


マヤミ「え?まさか・・・嘘でしょ!?」


未來「そして・・・その男は・・・こんなふうに・・・眼を・・・赤く光らせていたのかい?」


未來はそういうと、一度まぶたを閉じた。そしてまぶたを開けた・・・。すると、未來の眼は真っ赤に光っていた!!


マリ「ひっ・・・ひぃ・・・人殺しーーー!!!」


マリはそう絶叫すると気絶してしまった!


未幸「兄ちゃん!どうして・・・どうしてマリちゃんの両親を!?」


未來「なに・・・座興のつもりで殺しただけよ・・・」


ディスティニー「てめえ!」


ディスティニーは未來に殴り掛かった!しかし、未來の放ったエネルギー波で瞬く間に吹き飛ばされた!


未來「俺を甘く見ないほうがいい・・・」


ハジャキ「うんどぅりゃーーー!!!」


ハジャキはビームを未來に浴びせた!しかし、未來には一切通用しなかった!


ダークラ「未來・・・お前、一体どうしたんだ?こんなことして許されると思ってるのか!?」


未來「思っているさ」


未來はそういうと、持っていた剣と刀でダークラを斬りつけた!


ダークラ「ぐおう!?」


未來「では、俺はいくよ。ただ、未来のためにね・・・」


未來はそういうと、煙のように姿を消した・・・。


マヤミ「パパ・・・大丈夫!?」


ダークラ「ああ、だが・・・」


ダークラの斬られた傷からは大量の血が流れていた・・・。


ダークラ「死の間際でも・・・俺は諦めない・・・。かつて、散っていった者たちのためにも・・・俺は・・・生きねば・・・なら・・・ない・・・」


ダークラはそう言い残すと、ピクリとも動かなくなった・・・。


マヤミ「パ・・・パパアアアアアアーーー!!!!!」


大切な人に大切な父を斬られた現実を前に、マヤミは大声で泣き叫んだ!!

それを目の当たりにしたハジャキも未來にむかって叫んだ!


ハジャキ「お前は何を考えとるんじゃ・・・・・・未來ぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!」




2009年編・完

未來が暴走して逃亡し、ダークラは昏睡状態となったまま、一気に2011年度の話に進みます。

そして、『笑ってはいけない学習合宿2011』が始まるのである・・・。

オメガは今年で41歳。メンバーから脱退し、新メンバーが入ることとなるのだが・・・。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ