もしも玄関を開けた先にラスボスがいたら
題名からしてベタである。玄関あけたらラスボスってネタはあるようでなかったかも?
今回のは1万字までいっていない。ただ単にダークラが修業して強くなり、ラスボスと戦うことしかしてないから。
ある日、ダークラはこの上もなくヒマだった!
ダークラ「ねっころがっていては何も始まらん。遊びにいこう」
マキ「あなた、ちゃんと仕事してるの?」
ダークラ「ヘルクライム78柱の奴らからピンハネしてるから金には困らん。
ってか、隠し財産の1000億円はあるから一生ニートでも大丈夫」
マヤミ「ママ、今日は土曜日なんだから大目にみてあげてよ」
マキ「んもう!マヤミはファザコンなんだから」
ダークラ「マヤミってファザコンだったのか・・・。まぁいい。遊びに行こう!」
ダークラはそういって玄関のドアを開けた!そして見慣れた近所の風景が目に飛び込む・・・はずだった。
そう、い・つ・も・な・ら・・・ね。
ダークラ「ん?なんか真っ暗だな。時計を見る限りだとお昼時なのだが・・・?」
ダークラが玄関を開けると・・・そこは薄暗く、赤い光が差し込む不気味な場所であった。
ダークラ「おかしいな・・・。今日はハロウィンではないぞ?ってか、近所が見当たらない」
すると、前方から漆黒の鎧を纏った男が現れた!
ラスボス「私はラスボス。お前を倒すために存在する・・・」
ダークラ「なんだよラスボスって?本編が進んでないのになんでラスボスが出てくるんだよ??」
ラスボス「それはお前が魔王としての品格を欠いているからだ。だから私はそれを正すために現れたラスボスなのだ!」
ダークラ「ごちゃごちゃ言ってないでかかってこんか!!!」
ダークラはラスボスに殴り掛かった!しかし、ラスボスは楽々とダークラの攻撃をかわした!
ダークラ「なんだと・・・!?」
ラスボス「ははは。所詮はその程度か!このニート魔王!!!」
ラスボスはそういうとダークラを闇の球体に閉じ込めた!
ダークラ「な、なんだこりゃ!?」
ラスボス「さよなら、おバカさん」
ラスボスはそういうと闇の球体を握り潰した!ダークラは即死した!!!
ダークラ「ギャーーース!!(死」
マヤミ「パパ!起きてよ!!パパ!!!」
ダークラ「うーん。俺は一体・・・?」
マヤミ「さっき玄関から出たかと思ったら、玄関前で倒れていたんだよ!」
ダークラ「なんかさ、玄関開けたらラスボス出てきた」
マヤミ「玄関開けたらラスボス?アハハ!そんなわけないじゃん!!」
マヤミはそういうと玄関から出た。30秒後、玄関前でボロボロの姿になって発見された!
マヤミ「パパ・・・。確かに・・・ラスボス・・・出てきた(涙」
マキ「玄関開けたらラスボス出てくるって、どうなってるのよ?」
ダークラ「俺にもよくわからん」
マキ「玄関から出られないといろいろと困るわ!あなたがなんとかしなさいよ!!」
ダークラ「だったらこうしよう!!」
ダークラはそういうと、チェーンソーで玄関のドアをぶった切った!
マヤミ「な、なにやってんのーーー!!??」
ダークラ「かわいい娘をボコボコにしたラスボスに二度と会わないようにするためだ!!!」
マキ「マヤミがファザコンなら・・・あなたはドタコンねぇ・・・」
ダークラによってドアは粉砕された!
ダークラ「よし!これで大丈夫!!あとは新しいドアをつければ・・・!」
ダークラがそういっていると、いきなりドアが元通りに蘇った!
ダークラ「はあっ!?」
マヤミ「ドアが直ったーーー!!」
マキ「破壊されても復活するドアか・・・。できればラスボスも出てこなくなればいいんだけど」
ダークラ「・・・さっき開けたが、やはりラスボスは出てくるみたいだ」
マキ「仕方ない。裏口から出よう」
ダークラ「そうだ!玄関から出るときにラスボスは出てくるんだろ?玄関から入るときはどうなるんだ??」
ダークラは裏口から出ると、さっそく玄関から入ってみた!すると、何事もなく入れた!!
ダークラ「入る分には問題ないみたいだな」
マヤミ「そっか・・・。じゃあ、未來くんをうちへ呼ぼう。今の状態じゃ、未來くん家へ行ける気しないもん」
ダークラ「じゃあ、呼べば」
マヤミ「え?いいの??『裏口から出かければいいだろ』とか言わないの?」
ダークラ「言わない。たまには彼氏とラブってもいいよ」
マヤミ「わーい!やったーーー!!」
マヤミはさっそく未來を家へ呼んだ!
未來「やぁ、お待たせ!・・・ダークラさん、いる?」
マヤミ「いるけど大丈夫!!今日のパパは機嫌いいから!」
ダークラ「ああ。今日はラスボスにボコボコにされてお前をいじめる気になれない・・・」
未來「ラスボス?ラスボスなんてどこにいたんですか??」
ダークラ「そこにいる・・・」
未來「そこって・・・どこ!?」
ダークラ「その玄関の中だよ!!」
ダークラはそう叫ぶと、未來を玄関へ放り込んだ!
ダークラ「ふふふ・・・。どうなるかな??」
マヤミ「やっぱり・・・こうなるとは・・・思ってたよ(苦」
10秒後、未來は無傷の状態で玄関から出てきた。
ダークラ「おい!お前なんで無傷で戻ってこれた!?まさか、ラスボスをノーダメ撃破したのか!?」
未來「いや・・・『本命はダークラしかいないから、お前は帰れ』と言われて強制送還されました」
ダークラ「そうか・・・。ノーダメ撃破してくれたのなら、娘との結婚を正式に認めてやれたのだが(ボソッ」
未來「え?僕はまだ16歳だから結婚できる年齢じゃないですよ?」
ダークラ「阿呆!!お前がマヤミと結婚するなんざ10年早いわ!!!」
未來「・・・」
マヤミ「それよりパパはどうするの?ラスボスが戦いたいのはパパしかいないみたいだよ」
ダークラ「戦いたいのが俺しかいないんだったら、なんでお前と戦ったんだ?」
マヤミ「血が繋がっているからかしら?」
ダークラ「なんだか基準がよくわからん。とにかく、ラスボスを倒さねば堂々と玄関から出られないということはわかった」
未來「ラスボスを倒すって・・・。ダークラさんの実力じゃ勝てないんですか?」
ダークラ「まさか俺がぱっと出の奴に負けるとは思ってもいなかった。こうなったら修業するしかない!」
ダークラはそういうと、窓を突き破って外へと出た!
マヤミ「ちょっとーーー!!裏口から出ていきなさいよーーー!!!」
未來「ぶっ飛んでるな・・・マヤミの家庭は・・・」
そのころ、ダークラは通行人を倒しまくって経験値を稼いでいた!
ダークラ「うおらぁーーー!!!ぶっ飛びやがれ!!!」
通行人「ぎゃああーーー!!!なんて剛速球!!」
倒すは倒すでも、ボーリングの球で通行人を吹っ飛ばしていただけだった!
ダークラ「よし!これだけ倒せばかなり強くなっただろう!!」
ダークラはそういうと、帰宅した!
ダークラ「玄関ら入ったあと、玄関から出ようとすれば・・・」
玄関から入り、玄関から出るとラスボスが待ち構えていた!
ダークラ「今度こそぶっ倒す!!」
ラスボス「そのボーリングの球で何ができる?」
ダークラ「食らえ!ローリングストライクアターーック!!!」
ダークラはそういうと、ボーリングの球をラスボスに投げつけた!しかし、ラスボスには効かなかった!
ダークラ「なにい!?」
ラスボス「フハハ!無力な!!」
ダークラ「このやろぉ!!」
ダークラは逆ギレし、ボーリングの球でラスボスの頭を何回もぶん殴った!しかし、ダメージを与えるどころかボーリングの球にヒビが入った!
ダークラ「こいつの鎧・・・兜・・・堅すぎる!」
ラスボス「では、死ねええい!!!」
ラスボスはさっきと同じ技でダークラを葬った!
ダークラ「ギャアアアス!!!(死亡2回目」
ダークラはまたもや負けてしまった!
マヤミ「また負けたんだね、パパ・・・」
ダークラ「あいつ、防御力が高杉晋作」
未來「高すぎ新作じゃなくて?」
ダークラ「確かに一理あるな、高すぎ新作・・・」
ダークラは薬草を食べて回復すると、再び修業へと舞い戻った!
マヤミ「パパは気づいていないのかしら・・・。負けるたびに所持金が半分になることを・・・」
未來「もしかして、マヤミもラスボスに負けて所持金減ったの?」
マヤミ「うん。未來くんは無事に帰ってこられたんだから大丈夫だよね?」
未來「いや・・・ラスボスってやつ、攻撃はしてこなかったけどカツアゲはしてきた。そして全額盗られた・・・(涙」
そのころ、ダークラは世界中の勇者をボコボコにして経験値を稼いでいた!
ダークラ「何が勇者だバカヤロー!本当は魔物を虐殺し、救った王女と結婚して金と権力を手に入れようとしているゲスばかりではないか!
俺が真の勇者として認めたアーサーのような奴はいないのか!?」
バカ勇者「俺は頭で岩を割れるんだぞー!」
バカ勇者はそういうと、近くの岩を頭突きして粉々にした!
バカ勇者「へへへ!どーだー!!」
ダークラ「うるさい」
ダークラはバカ勇者の頭をチョップで変形させた!
ダークラ「うむ!防御を無視した攻撃ができるようになったぞ!!」
ダークラは喜びながら帰宅し、すぐさまラスボスに立ち向かった!
ラスボス「ほう、さっきよりは強そうになったな!」
ダークラ「強くなったさ!くらえ、兜割りチョップ!!!」
ダークラはラスボスの頭めがけてチョップを放った!
ダークラ「ぎゃわいてて!!やっぱり兜は割れなかったかーーー!!!」
ラスボス「いたた〜。兜は割れなかったが、衝撃で頭が痛くなった!まっ、さっきよりはサマになってきたのは確かだな」
ダークラは腕のダメージと引き換えに、ラスボスに初めてダメージを与えることができた!
ラスボス「だが・・・その程度ではまだ足りぬな」
ラスボスはまたもや同じ技でダメージを瞬殺した!
ダークラ「プホーペハッ!!(三度目の即死」
ダークラはまたもや負けてしまったが、大体コツはつかめてきた!
ダークラ「奴の防御を完全に断ち切るには装備を充実せねば!」
マヤミ「装備って・・・どこで揃えるの?」
ダークラ「マキにこう伝えておけ。『1番いいのを頼む』・・・とな」
ダークラはそういうと、再び外出した!
未來「1番いいのを頼むって・・・何を頼むの?」
マヤミ「1番いい防具よ。私のママは大手防具メーカーで社長やってるのよ。世界中にいるヒーローやヴィランが装備しているスーツや鎧の大半はママの会社で発売されているものだわ。ちなみにパパや音速マン、それにアーサー達の装備もママのお手製よ」
未來「君の両親って・・・すごいんだね」
マヤミ「未來くんの分の装備もあるわよ?」
未來「だったら、装備させてよ!」
そのころ、ダークラは装備する武器を探していた!
ダークラ「なにかいい武器があればいいのだが・・・」
すると、音速マンが現れた!
音速マン「だったらこのオメガ砲を持って行け!」
ダークラはオメガ砲を手に入れた!
ダークラ「いいのか?これめちゃくちゃ強そうだぞ?」
音速マン「いいんだよ!マキ義姉さんにはいつもお世話になっているから!」
ダークラ「お前の装備しているスーツは素早さがとてつもなく上がる奴だからな!まぁ、マキにはよろしく伝えておくよ」
ダークラは音速マンに別れを告げると、そこら辺をぶらぶら歩いた!すると、酔っ払いに遭遇した!!
酔っ払い「こらぁ、魔王!人々に、めーわくかけちゃ・・・だめらろが!!」
酔っ払いはそういいながら、近くを通り掛かる人々に攻撃をしていた!
ダークラ「ぶっ倒してやらあ!!」
ダークラは酔っ払いに殴り掛かった!しかし、かわされてしまった!
酔っ払い「そんなんじゃあ、俺はたほせんぞ〜」
酔っ払いはそういうと、両手から波動を放った!
ダークラ「ぐほっ!!だったらこっちも波動だ!!!」
ダークラは酔っ払いに向かって波動を放った!その波動はどす黒く、酔っ払いを一瞬で硬直させた!
ダークラ「うーん。何かが閃きそうなんだが・・・?」
ダークラはもう一度、酔っ払いに立ち向かった!
酔っ払い「なんろやっれも、むららぞ〜?」
ダークラはさっきと同じように酔っ払いに殴り掛かった!案の定、酔っ払いはそれをかわした!!
酔っ払い「おんなりわらばっからな〜」
ダークラ「かかったな!!」
ダークラはそう叫ぶと、黒い波動を放った!
酔っ払い「うごぶびゃーーー!!!」
ダークラは魔導の極みを習得した!
ダークラ「しかし、闇属性に闇属性なんか効くのか??」
ダークラはそれを疑問に思いつつ歩いていると、おっさんに遭遇した!
おっさん「今日はパチンコ勝ったり、若い姉ちゃんに話し掛けられたりと、いい一日だなぁ」
おっさんがそういってたが、地面に落ちていたバナナの皮で転倒した!
おっさん「のわっち!」
すると、通りかかった女性のハイヒールで手を踏まれた!
おっさん「いててて!」
次は大きなカバンが顔に激突した!
おっさん「ぶびっ!?」
すると今度はチワワがションベンをかけてきた!
おっさん「うわっ!きたねえ!!」
その直後、鳩のフンが顔面にクリーンヒットした!
おっさん「ションベンの次はクソかよバカヤロー!!!」
おっさんがそう怒鳴って起き上がると、目の前には伝説の極道・気流勝正がいた!その極道の頭にはさっき踏み付けたバナナの皮が!!
気流勝正「お前、何か勘違いをしていないか?」
勝正はそういうと、おっさんの顔面に爆裂拳を放った!
おっさん「うーーーん」
ダークラ「運命を変えられなかったんだよ・・・おっさんは・・・」
ダークラはオーバーキルイレイザーを習得した!
ダークラ「そろそろ帰るか」
ダークラは帰宅した。すると、女装した未來が待ち構えていた!
女装未來「お帰りなさい、ダークラさん・・・」
ダークラ「お前・・・どうしたの?」
女装未來「いい装備があるからと言われて、無理矢理女装されられました」
マキ「まっ、かわいいければ全てよし」
ダークラ「マキ、帰ってきていたのか。ところで、1番いい装備は?」
マキ「あるわよ、ほら!」
マキはそういうと、物凄く威厳がありげな鎧を手渡した!
マキ「それはあなたのステータスを極限に上げるわ!だから、それを装備して行ってらっしゃい!!」
ダークラ「ありがとう、マキ。これからもお前の傍らで俺の武を奮わせてくれ・・・」
ダークラはそういうと、マキに接吻した!
マヤミ・未來「//////(赤面」
ダークラ「じゃあ、行ってくる」
ダークラは最高の装備でラスボスに立ち向かった!
ラスボス「ほお・・・かなり強くなって帰ってきたみたいだな!」
ダークラ「この戦いで、今度こそ貴様を倒す!!」
ラスボス「ふっ!ならば見せてもらおう!!パワーアップした魔王の実力とやらを!!!」
ダークラ「じゃあいくぜえ!!!」
ダークラは無鉄砲にラスボスに殴り掛かった!しかし、ラスボスは難無くそれをかわした!
ラスボス「同じ手が効くとでも・・・」
ダークラ「思っているさ!!!」
ラスボス「なにい!?」
ダークラは油断したラスボスに魔導の極みを放った!ラスボスは悶絶した!!
ラスボス「ぐぶぉあーーー!!目があーーー!!!目があーーー!!!」
ダークラ「怯んでる隙にオメガ砲でぶっ飛ばす!!」
ダークラは音速マンからもらったらオメガ砲でラスボスをぶっ飛ばした!ラスボスは大ダメージを受けた!
ラスボス「えひゃい!!!」
ダークラ「そしてこれが・・・俺の編み出した究極の技・オーバーキルイレイザーだっっっ!!!」
ダークラはオーバーキルイレイザーを繰り出した!見た目は単なるプロレス技だが、HP0のキャラに1億〜1兆ダメージを与えるという、まさにオーバーキルするためだけに編み出されたような技だった!
ラスボス「ぐびぇあーーー!!!死むーーー!!死ぐーーー!!」
ダークラ「どうだ参ったかラスボス!!」
ラスボス「はい・・・参りました」
ラスボスは負けを認め、ついにダークラは勝利を手にした!
ダークラ「玄関から出て、みんなに詫びろ!」
ダークラはラスボスを連れて玄関から戻ってきた!
マヤミ「パパ!ついにラスボスをやっつけたんだね!!」
ダークラ「ああ!楽勝だったぜ」
マキ「あれ?そのラスボスって人・・・うちの会社の部長じゃない?」
ダークラ「え?」
ラスボス「いやあ、お恥ずかしい・・・。実は私はあなたの奥さんが経営しているマキコーポレーションの部長、螺巣・慕須太といいます!」
ダークラ「なに!?」
マキ「この人ね、試作品の鎧を装備した途端、いきなり暴れだして行方不明になっていたんだけど・・・。まさかこんな形で見つかるとは・・・」
螺巣慕須太「この鎧は装備者の能力を引き出すのですが、意思が弱いと制御できなくなり暴走してしまう欠点があったのです。全く装備が外せなくなったので、社長の夫であるダークラさんに何とかしてもらおうとして玄関に細工して待っていたんです」
ダークラ「装備を外してほしいならほしいと、言えばよかったのに!」
螺巣慕須太「ラスボスって言ってたらついその気になってしまって・・・。さらにリアリティを出すためにあなたを倒すたびにお金を半分盗んだりしちゃいました」
ダークラ「なに!?・・・あっ!財布から金が減ってる!!」
螺巣慕須太「本当にすみません!奪ったお金は返します」
慕須太は奪ったお金をみんなに返した!
マキ「螺巣!鎧の呪縛から解放された今、会社に戻って新しい装備のアイデアを考えるのよ!」
螺巣慕須太「はい!社長!!」
二人はさっそく、会社へ向かうことになった。会社へ向かう直前、慕須太はとある秘密を暴露した!
螺巣慕須太「ダークラさん、あなたが装備してる鎧・・・実は私が装備していた試作品の完成品みたいですよ。どうやら、あなたは意思が強いみたいですね。だから勝てたんでしょうね、強くなりすぎた私に・・・」
慕須太は秘密を打ち明けると、マキと一緒に大急ぎで会社へと向かった!
ダークラ「いやあ、ラスボスがマキの会社の者だったとは・・・。ちょっと悪いことしたな」
マヤミ「あの人にどんな攻撃したの?」
ダークラ「無意味なダメージを与えまくったな」
女装未來「とりあえず一見落着ですね!」
ダークラ「そうだな。ってか、戦ったりしていたら汗かいた。さっさとこの装備を解除しよう」
ダークラは鎧を脱ごうとした!しかし、どんなに脱ごうとしても全く脱げなかった!
ダークラ「おいこれ、外れない。こんな真夏に鎧着てたら暑すぎて死ぬって!」
マヤミ「それって、完成品のはずよ?」
すると、女装未來が鎧の取り扱い説明書を見つけた!
女装未來「なになに?『この鎧を装備するとステータスが上がる変わりに脱げなくなる。試作品は意思が弱いと暴走してしまうような粗悪品であったが、完成品であるこの鎧はその欠点を克服しています。しかし、装備したら脱げなくなるのは試作品の頃から変わっていません』だって?」
ダークラ「な、なんじゃそりゃーーー!?」
こうしてダークラは鎧を装備したまま生活することになったとさ。
実は前々から温めていたネタの一つ。ラスボスと名乗った理由が螺巣慕須太という名前だったからというしょーもない展開だったし。
まぁ、マキの職業が判明したからいいか・・・。