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08.泣きたくて
泣きたくて
泣きたくて
夜空を見上げたら星がきらめいて
憎くて
悔しくて
握り込んだ拳は
いつか心を握るてのひらに変わっていたよ
くやしくて
くやしくて
地面と向き合った日
そこには足を踏みしめる大地が広がっていたよ
いついつの日か
この永久ともいえる悲しみが
全部全部を洗い流してくれますように
泣いた涙が全てを洗い流してくれますように
そう
足りないのは何だろう
何が足りなくて何が欲しくてここにいるのだろうか
迷ったらきっと
目を瞑った暗闇の先の未来が答えを持っているから