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16.いつだって坂道
いつか上った坂道も
いつか下った坂道も
いつだってそこにあって
上って下って上へ下へ
いつだって起伏があるのが当然で
ゆるやかな角度だったり
きびしい角度だったり
歩いてきた道を振り返れば
いつだってそこには坂がある
上り坂下り坂
大変だった坂も
楽だった坂も
そのときの思いと後からの思いは異なって
平坦な道にでて一息つけば
まだまだ長い道がまっている
平坦だと思っていても上ったり下ったり
見方を変えればそんなことだってあるんだ
ゼロ地点はいつだって
いま自分がいる場所だから
いつだってゼロにいる
上っても下ってもゼロのまま
ただいる場所が見える場所が変わってる
だから覚えていてほしいな
いつだって君はどこへでも歩んでいけること