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25 私達そしてどうするの

稚作を読んで頂いた皆様、ブックマーク登録頂いた10名の方、ありがとうございます!

ブックマーク10人目の記念品はありませんが、感謝の気持ちを贈ります。


 久々に師匠に見てもらったステータスは、どう反応していいのやら…


 とにかく、基本的なステータスは上昇率が半端無く、軒並み桁が違っていた。


 それが変態によるボーナス的なジャンプアップなものか、そうではなくてゴブリンとしてレベルアップしている間に上昇したものかは判らない。


 ただ、私もスラマサも一週間前に鑑定して貰った時とは桜エビと伊勢エビくらい違っていた。



 ホネオについては初鑑定だし元から強いのかどうかは不明だけど、一週間前の私達に比べたらやっぱり随分強いよね。


 だけど初めてホネオに会った時の戦闘でスラマサとは互角の戦いをしていたように思うから、あの時点で結構私達のステータスは上がっていたのかな。



 ホネオといえば、てっきり骸骨戦士だと思っていたら、骸骨騎士だった。


 師匠によると、おそらくは元々戦士だったものが、名付けした私を護る為に騎士化した可能性があるらしい。

 

 そういう物なんだろうか、正直よくわからん。


 それにしてもホネオのスキルはどうやら回復系?

 骸骨騎士ってアンデッド系っていうか、呪われた何かみたいなイメージだったけど、意外と聖職者?


 アイツの場合、どっちかっていうと異常性職者って感じなんだけど。




 スラマサの種族はレッドスライムか。


 赤くなったし見たまんまではあるけど、スキルにある3倍速ってのはアレかなぁ。

「赤は他より3倍速い」っていうアレっぽいよね?


 他の変なスキルは……突っ込みたくないな。


 

 後、変わった事といえば三人ともに称号なんてのが付いている。


 私の称号「女王の卵」ってのは、このまま成長していけば「女王」になるって事だよね?

 女王って事はゴブリンクイーン?

 でも、ゴブリンクイーンって、ゴブリンのコロニーでいっぱい子供を産む女王蟻的なヤツのはず…

 

  それって処女じゃないじゃん! 


 ………


 やっぱりわからん!


 

 わからん物はこの際おいといて、それより問題はあいつら二人の称号だ。


 何なのよ、私の下僕とパンツって?


 これも師匠の考察によれば、スラマサは私に蹴られて僕(しもべ)の悦びに目覚めた結果じゃないか、そしてホネオは私の処女を護る騎士の役割に目覚めてから下腹部を護るパンツになったんじゃないかとの話だったけど…



「ねえ、あんた達。私の下僕とパンツでいいの?」


 そう聞く私に二人とも物凄くいい笑顔で「「イエス、マム!」」と返事したのだった。


 スライムと骸骨の笑顔が分かるようになる日が来るなんてね。…ま、いっか。



 鑑定後、師匠から言い渡された事があって、それは今後の修業指針についてだった。


 まず、私は師匠とより実践的な組手をする事になった。

 苦節三週間、やっと体術や護身術を身につけられるね♪


 スラマサやホネオとも実戦訓練を行い、お互いの戦い方の確認や連携なんかも視野に入れるらしい。



 更には今まで何の為に保有してるか解らなかった「MP」の使い方について、その道のエキスパートを呼んでくれたらしく、その人が湖畔に到着したらそっちの修業にも入るそうだ。



 家事については炊事と裁縫は私、洗濯やお風呂の水汲みはホネオがメインで、スラマサが掃除となった。


 狩りは今まで森の表層で行っていたけど、これからは徐々に大型の獲物がいる深部まで行く事になった。


 但し、深部には私の貞操を脅かすオークやオーガも数多く棲息しているらしい。


 ステータスも上がりこれから護身術も身につける事で、オーガ達にも対応できるようになりレベリングにもなるからと師匠が考えてくれたのだが、同時に間違えても森の最深部にだけは近付くなと釘を刺された。


 これだけ上がったステータスでも瞬殺されるような強者が犇(ひし)めいているらしい。


「明らかに空気が変わるから足を踏み入れたら嫌でもすぐに判るよ」と師匠は笑うけど大丈夫かな。


 ていうか最深部怖っ!どんだけパないのよ!!絶対近付きたくないね。



 そんなこんなでこれからの方針も決まった後、変態した体の馴らしも兼ねて、私は今までのお復習(さらい)を湖畔でやっていたんだけど…


 ふと視線を感じて振り向くとそこには見馴れない奴が鼻息を荒くしながら佇んでいたのだった。




  

在庫(ストック)一掃セールでもう一話、日付が変わっての予約投稿していますので悪しからず。

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