全世界停止
初めての作品で、結構話がバラバラな感じかもしれませんがよければ、読んでもらえたらうれしいです。最初と中盤の戦いの頻度が違いすぎるのが自分でも気になりますが、ご了承ください。
全世界停止
2036年2月6日AM9:00
?「今日15:28:15に呪縛ウィルスを感染させる。
アメリカ大統領よろしいでしょうか?」
アメリカ大統領「あぁ、全世界の中心から、すべてを・・・」
この2人の密談は、ホワイトハウスの地下でしていた。
無双「おいおい、国の首長がこんなことしていていいのか?」
アメリカ大統領「ここは、関係者以外立入禁止だぞ」
無双「そうだっけ?まぁ入ったのだ、仕方ない。さぁその装置返してもらおうか」
?「遠慮しておくよ、これは世界を変えるための道具だ。君、名前は?」
無双「俺の名前は、一条無双、その装置を破壊しに来た。火野帝。お前をここで倒す」
帝「ばれていたか、まぁ、今頃一条無双など時代遅れだ」
無双「お前のこの行動のせいで2300年代、どれほどの被害が出たか、分かるか」
帝「知っているか?この銃は、時空転送装置だ。そして、これが呪縛systemだ」
無双「知ったものじゃない‼俺がお前を裁く」
すると、帝の前に、アメリカ大統領である、バスコ・Ω・ザ・リンクが立ちはだかる。
バスコ「お前の時代は終わっている。世界を停止させることは、運命なのだ」
帝「初期波動継続時間3秒に設定。お前、こういう運命だったのだ。」
カチッ。
帝は引き金に引いた。その3秒後、無双は消えた。
2036年2月6日15:28:15に全世界が停止した。
これにより、全世界の機械の停止はもちろんのこと、鉄道や航空機も停止した。
日を重ねるごとに人は死んでいき、3年で80億人いた人間は60億人なった。
日本はこの3年ですべての機械を復旧させた。
先進国である国は5年以内に復旧することに成功。
そして、ウィルスなどを受けないようにと、アップグレードをした。
しかし、このアップグレードがこの先どんな不幸をもたらすかは
誰も知らなかった。
時は流れ、2045年コンピュータが人間を越えてしまった。
コンピュータは次々と人間に牙を向いた。
それから、500年程、コンピュータは人間と戦ってきた。
完璧な知識を持ったコンピュータは、
人間との共存を拒んでいたが55年後、
コンピュータは、人間との共存を認めた。
これは、2600年に結ばれた、「呪縛法」だ。
コンピュータの組織であるCPUは、
人間の2万人に1人を選びある特殊な能力を与える。
呪縛感染というものだが世界CPU条例の第Ⅰ条となっている。
世は、逆浪。人々が選んだ道である。
この運命を変えることができない。
世界が終わる時、逆浪すら終わりを告げる。
人類の週末は近づいている。
CPUが作った世界は完璧を求めている時代に、人類が存在する意味などない。