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悪かった王様

登場人物

・小鳥一華:この作品の主人公。フローランスのとある学校の優等生の一人。気圧を自在に変える魔法を使う。ランクは6。専用の槍「蜻蛉切」を支給されている。一華には「スキル」と呼ばれる能力があり、それは「自身に直接効果のある魔法の無効化」というものである。


・否流我:一華と同じ学校。優等生。フローランスの有力な貴族鍛冶屋の息子。3cmほどの鉛の塊を生成できる。ランクは3。銃火器の扱いが得意。少しBL。


・ナホ・サーシス :17歳の女子。優等生の1人で銃剣を与えられている。母親がジペン人でアニメが大好き。

「物体に電気を流す(生物には流せない)」というランク4の魔法を使う。実は軽い百合。


・ローズ・アマリリス・バルサ:スポリンの首都ボルソルソの王の娘。今は盗賊業を営んでいる。アコニタムという短剣を使う。魔法は自分の周辺に冷気と熱気を纏う。ランクは2。一華のパーティで一番まとも。


・エレナ:一華のクラスの担任。そして一華のギルドのマスター。能力は不明。


・トーケン:何百年前かに寿命を無くす永久魔法を使った仙人みたいな人。

 ローズちゃんが来てからもしばらく本を読み続けた。7冊に1冊エロ本なのだ。どれだけ欲求不満だったんだろうか。ローズちゃんがエロ本を取る度「ひゃっ!」とか「ひっ!」とか声をあげる。それがちょっと楽しみだったりするのだが。ナホは声をあげずに無言で戻す。その時に半歩ほど本棚から離れる。もう亡きユーフォルビアに引いているのだろう。

 真面目な話をすると究極魔法とスキルの本以外はめぼしいものが無かった。他の皆はどうなのだろうか?


「そろそろいいか?」

「はい。あらかた見ましたし大丈夫です」

「……なんでこんなにそういう本が多いのよ」

「どんな本だ?( ̄∀ ̄)」

「っ!言わせないでよ!このバカ一華!!!」

「ぐほぉ!」

 本で脇腹をぶん殴られた。

「自業自得だな」

 くっ……。気を取り直して。

「皆は持ち帰る本はそれらでいいのか?」

「ああ。構わない。俺の興味とは少しずれていたが興味あるものはこんなもんだろう」

 否流我は肩がけバッグパンパンに本を詰めていた。ローズちゃんはとても少ない。4冊くらいだ。ナホは……風呂敷2つにパンパンに詰めていた。

「ナホ……」

「恥ずかしいんであまり見ないでください……」

「これは多いな」

「重くないの?……よね」

「ええ。このパワードスーツは凄いですよ」

「ふーん」

 確かに二の腕はプニプニのままだ。力は入って無い。

「何触ってるんですか!?」

 今ナホは両手が塞がっている。触りたい放題だ。……どう聞いても変態だな。やめよう。

「後でコウカイしますよ」

「コウカイってなに……?」

 後悔か?ネット公開か?……両方では?


「そんなに持って帰るのか」

 ナホを見ながらの王様の一言。

「あぅ……申し訳ないです」

「……ふむ」

 王様は何かを考えている。

「どうしたんですか?」

「いや。何でもない。帰れ」

 ははーん……カマかけてみるか。これだけの本を頂いて行けるんだ。お礼の1つとして何かしてあげたかった。

「手伝いますよ?」

「!?」

 驚いたように王様は俺を見る。

「俺は心理学を少しだけ学んでましてね。悩んでる内容くらいは解りますよ」

「そうか……隠しても無駄か。ならば頼んでみても良いか」

 勝ち確定ですよ。

「ええ。手続き面倒ですけどそこは権限でなんとかしてください。俺達のギルドはギルド・ラクレスですよ」

「分かった。内容を話そう。私にはエースという息子がいてな。……さっきローズには話したな。実は戦争の相手国に拉致されてしまったのだ」

「なるほど。それで攻めきれないんですね?」

「鋭いな。実は鍛冶屋の息子とローズが潰した裏ギルドはその国の差し金だった。要求は『そちらの王女を嫁に出せ』だった。そうしないと国を襲う、と。この国を向こうの統治下に置きたかったんだろうな。しかし肝心の裏ギルドが潰れた。そして直接潰しに来たのだ」

「しかし今度は息子が危険に晒されてしまった、と」

「子どもは関係ない筈なのだ。なのに手を出すなど言語道断だ!!」

 肘掛を思いっきり叩く。王宮に響きわたるその音は怒りの大きさを表していた。

「その通りだと思います。貴方のミスはもっと早くギルドを頼るべきだった」

「そうしていればまた変わったかもな。今の話を聞けばあの時あれだけ強情だった理由も分かります」

「鍛冶屋……。お前の強さは知っている。1人でギルドを潰せるのだからな。……名前を聞こう」

「否流我だ」

「小鳥一華です」

「ナホ・サーシスです」

「否流我と小鳥とサーシスか。覚えておこう。さてこっちに来てくれ。エースの囚われている場所などを教えよう」

「行こう」

「はい。大丈夫ですか?リリスちゃん」

「……大丈夫よ」

「……」


 王様の話ではエース君は死刑台にいるらしい。こっちが変な事をすればすぐに殺せるように、と。だから今回の作戦は隠密行動となる。そうなるとローズちゃんの負担が大きくなってしまう。が、なんだかやる気なので良しとしよう。

「今回の作戦はなかなか難しいな」

「リリスちゃんの役割が大きいですね」

「大丈夫よ。やりきってみせるわ」

「ヤケに気合い入ってるな」

「……あたしの弟なのよ」

「そうだな。王様の息子だからな。兄か弟だろう」

「でもあたしはその子の顔も見たことがない」

「っ……」

「だから頑張らないと」

 姉弟愛だ。素晴らしい。

「そうか」

 否流我も納得の笑顔を浮かべている。

「さて。作戦だ。明日にでも相手国に行く」

「早くないですか?」

「隠密作戦だ。まず馴染もう。俺達の顔はバレてない筈だ」

「なるほど」

「3日ぐらいかな。それくらい明けたら本格的に攻める。その間はただの旅行人みたいな顔で過ごすんだ。3日あれば依頼書も出来るだろうし武器も届くだろう」

「で、その本格的に攻めるってのは?」

「……それは向こうで決めよう」


 という訳で来た。ここの名前はブロンスオウというらしい。いちいち国の名前なんて覚えてたら脳みそパンクしちまうぜ。

「一華は知らなかったのか」

「……」

 この国の名前を知らなかったのは俺だけだった。俺だけ馬鹿なのか?皆はジペンの都道府県と県庁所在地言えるか?言えないよな。それと同じだ。え?言える?……。

 宿をとる。

「あんた悪い時期に来たね」

 宿屋のおばちゃんに言われた。

「どういう事ですか?」

「今ねブロンスオウはボルソルソと戦争しかけてるのよ」

「戦争ですか。またなんで?」

 白々しい演技だなと我ながら思う。

「さぁね。まぁゆっくりしていきな」

「ありがとうございます」

 部屋はそこそこ広い。6人くらいで泊まれるものだろう。

「ふう……」

 エレナ先生にメールする。

「すみません。俺の部屋から俺達の武器をブロンスオウの宿屋に送って貰えませんか?」

 送る。すぐに返信が来た。女って早いよな。

「蜻蛉切で戻ってくればいいじゃないですか」

 えぇ……。何それ……。現状を説明する。

「なるほど。では送っておきます。送り主はわかり易くしておきます」

 言えよ。たぶん分かんねぇよ。

「お願いします」

 メールを送った。


「よし。寝よう」

「早くないですか」

 ジト目でナホが睨んできた。いつの間にジト目なんか使うようになったんだ。

「まだ20時だ」

「じゃあ何するんだ?何もないだろう」

「あんたは日中何をしていたの?」

 ローズちゃんから手痛いツッコミが飛んできた。しかしそのツッコミはまともなものだった。

「そうだな。皆はどんな本を持ってきたんだ?」

「俺はこんなのだ」

『火薬の調合』『造形魔法の限界』『魔法銃と造形魔法の連携』『銃火器の未来』など否流我にぴったしな本を取り出した。

「もうちょい俺に限定したものが欲しかったな。鉄の造形魔法の本や同性でも子どもはつk-」

「ナホはどんなもんだ?」

 否流我を遮ってナホに聞く。

「私はこんなものです」

『ブロンスタイガーの生態日記』ver.0~20。その他モンスターの生態日記がズラリと。ブロンスタイガーの生態日記ver.0はエロ本だ。ナホは知らずに持ってきたらしい。

「モンスターに興味があるのか」

「はい」

 教えよう。可哀想だ。

「言いにくいが『ブロンスタイガーの生態日記ver.0』はエロ本だ」

「え!?」

 開いて確認する。

「……」

 沈黙。ひたすらの沈黙だった。ローズちゃんも否流我も後ろから覗いて固まっていた。

「ロ、ローズちゃんはどんなのだ?」

「あたしはこの5冊よ」

 1冊多くなってる。『纏着魔法の応用』と『ボルソルソ建国日記』1~4。

「ボルソルソ建国日記の5はエ、エッチなほんだったのよ」

「なぜ言ったんだ?」

「う、うるさいわね」

「ローズちゃん実はエッチなのに興味あるだろ」

「そんな訳ないでしょ!!」

 綺麗な回し蹴りが顔面に入る。ローズちゃんのパンツが見られてよかった。可愛らしいしましまパンツ。水色と白の。蹴られてよかったと思った。

「なんでニヤニヤしてるの……?」

 気がつくと皆が怯えて俺から離れていた。

「済まない。俺が持ち帰った本を見せよう」

『スキルについて』『魔法の裏について』『究極魔法の実態』『究極魔法の使い方』その他もろもろ。

「究極魔法?」

「読んでみよう」

 本を開く。

 ・究極魔法とは何かしらの対価を払い通常では考えられない威力の魔法を繰り出すもの

 ・対価が何かは不明。魔力の時もあれば内臓、他人の命の時も。また過去に失ったものが対価として作用することもある。

 ・魔法の種類が同じならで究極魔法の形が似るようだ。

 ・究極魔法を使うとき頭の中に言葉が流れてくる。それを復唱する必要がある。

「……とりあえずはこんなもんだな」

「学校でも習わないレベルに危険ということか?」

「そうだろうな。誰かが死ぬかもしれないんだ」

 ここでナホが疑問を投げかけてきた。

「これを知っているのって誰なんでしょう?」

「それもそうだな。ただボルソルソの王様方は知らないと思う。本に手をつけてないだろうからな」

「ユーフォルビアの仲間は知ってるんでしょうね」

「ん~……。トーケン爺さんは知ってそうだけど……」

 皆さん覚えているだろうか。ギルド・ラクレスにいるあの小さめの老人を。トーケンというのだ。覚えていてあげてほしい。

「およそだけど」

 否流我が口を割る。

「ユーフォルビアと俺達しか知らないんじゃないか?」

「またなんで」

「そう考えとこう」

 理由もなしに否流我がそう決めるのは珍しい。何かあるんだろうな。

「スキルについては……まぁ使い方間違えなければいいだろう」

「そういえば俺たちはお前のスキルについて何も知らないわけだが」

「そうだな。俺のスキルは『無効化』だ」

「無効化?」

「昔から俺に固有結界が効かないのは否流我は知ってるだろ?」

「それがスキルのせいだと」

「多分な。色々と考えると『自身に直接作用する魔法を無力化する』だろうな」

「どういうことですか?」

「例えば火を操る魔法がある。周りのものを燃やして俺が燃えるのは効くんだろう。でも俺そのものを発火させることは出来ない……みたいな」

「あ……」

「多分俺にシーナの魔法は効かなかっただろうな」

 ナホの学校を壊滅させたのも懐かしい。……まぁ俺がやったわけではないが。

「トーケン爺さんから聞いたのはスキルはモンスターと同じく属性がある、というものだった。でもそんなことはなさそうだな」

「ユーフォルビアは当初特定のモンスターを喰うことでスキルを得られると思っていたようだ。でもユーフォルビア自身がそのモンスターを食べたことがなかったらしい」

「……」

「……」

「……」

「あの、トーケンさんはもしかして……?」

「ユーフォルビアの仲間だったんだろう」

 皆の考えはそこにたどり着いた。

「これは俺達だけの秘密にしておこう」

「分かったわ」

「了解した」

「はい」

 話はまとまった。もうやる事ないだろう。

「よし。寝よう」

「「「……」」」


 次の日。特にやることのない俺は部屋でだらだらしていた。パソコンでアニメを見るという戦闘前とは思えない時間の潰し方だ。情報収集でもすればいいと思ったのだがそんなことを知ろうとするやつは捕まってしまうかもしれない。ということで部屋でアニメを見ていた。

「お届けものです」

「はーい」

 郵便?あ、忘れてた。受け取りに行く。

「では」

 颯爽と出ていった。やけに爽やかだったな。

「差出人は……?」

『なめこ』

 なめこ?何故なめこ?エレナ先生はなめこに何か因縁でもあるのだろうか。いくらなんでもぱっと思いつきでなめこはないだろう。わかり易くもない。かと言って分かりにくくもないなめこという名前。一体なめこの真意とは何なのか。もしかしたらとても深い謎掛けがあるんじゃないだろうか。なめこには二重三重の意味が隠されているとしたら?なめことエレナ先生の関係は謎を深めるばかりだ。なめこ……。舐める、子ども。略してなめこ。違うな。なめこの形に何か意味があるんじゃないだろうか。思い出してみる。……棒の先が傘になっていてヌメヌメしてるやつ。こ、これは……!!!


 なめこエロい。


 この結論に達した俺は満足してダンボールを開ける。中からは蜻蛉切、レールガン、アコニタム、拳銃が出てきた。これバレたらやばいよな。否流我は今回の戦いでは拳銃のみか。軍人と戦った時のような援護は望めない。

「どうしようかな」

 大まかな作戦を練る。ローズちゃんはエース君の救出だろう。ナホには処刑人を倒してもらおう。俺と否流我はどうしよう。……俺がローズちゃんの援護だ。否流我は武器が拳銃しかないから1対1の方がいいだろう。

 作戦を練っていると出かけていたナホとローズちゃんが帰ってきた。午後7時過ぎ。すぐに否流我が帰ってくる。今日の俺の収穫は明後日の作戦となめこはエロいということだった。


 次の日。

 俺は街の騒ぎによって起こされた。

「うるせぇな!何の騒ぎだ!」

 宿屋から飛び出る。そして走っていく街人を見つけた。

「この騒ぎは何?」

「ここが戦争中なのは知ってるだろ?相手国の息子を捕まえたらしいんだ。そいつが処刑されるらしいからよ」

「本当か!?」

「本当らしい。なんでも平和協定を相手が破ったらしくてな」

「そうか……」

「じゃ、急いでるんで」

 走って行ってしまった。呆然と立ち尽くす。

「……なんてこった……!」

 宿屋に蜻蛉帰りだ。

「お前ら!起きろ!緊急事態だ」

「なんだ?ちなみに起きたのはお前が最後だ。街の騒ぎはなんだった?」

「エース君が処刑されるみたいだ」

「今から!?」

「そうっぽい。今すぐに準備だ。武器はダンボールの中に入ってる」

「これか。……拳銃のみ、か」

「弾も少ないです」

「準備期間が圧倒的に無かった。だから勝負は一瞬で着けて帰ってくる」

「もう作戦は考えてあるのか?」

「ああ。今回はローズちゃんの負担が大きい。ローズちゃんは魔法で姿を消して一直線にエース君の所へ。その援護は俺がする。

 ナホと否流我は処刑道具と処刑人をやってくれ。できればナホが道具を、否流我が人を、だな」

「了解した」

「わかりました」

「武器はエース君の姿が見えるまでは出さないで。エース君が見えたら各々行動開始だ。行こう」

 武器を入れる袋は楽器を入れるバッグのような形をしている物がダンボールの中にあった。


 処刑台前に来た。人が多い。

 処刑の方法は弓矢や機関銃で磔にされているエース君を撃ち抜く、というもののようだ。あまりに残酷ではないか、そう思った俺は聞いてみた。

「ちょっとやりすぎじゃね?」

「お前は……見かけないな。旅人か?教えてやろう。相手国の息子はな、モンスターの血を引いてるらしいんだ。つまり、化物って訳さ」

「化物……」

「執行中に暴れだしたりしたら大変だろ。お前も喰われちまうかもな」

 村人Aはおどけた口調で話す。俺はこいつをボッコボコにしてやろうかと思ったが後ろから否流我に手足を抑えられていた。

「我慢だ。胸糞悪い話だがこんなもんだろう」

「くっ……」

 ローズちゃんを見る。顔を伏せていたが手は力強く握り締めていた。

「あんまり聞きたくなかった話でしたね」

 ナホの言葉には怒りが混じっていた。

 俺まで感情的になってどうする。落ち着く。

 ちょうどその時に放送が入った。

『今からボルソルソの王子、エース・ヘリオトロープ・バルサの公開処刑を始める。』

「ローズちゃん」

「何よ」

「ミッションスタートだ」

「もう?」

「姿を消したまま処刑台の上で待機。否流我かナホが処刑人を倒したらエース君を開放してあげて。そして全力でナホの方に走って」

「……分かったわ」

 俺には見えなくなった。俺、ナホ、否流我は同時に動き出さなければならない。

「ナホ」

「何ですか?」

「エース君を抱えたローズちゃんがナホの方に行くから担いでこの国から出てって。全力で」

「了解です」

『罪人エースは我々との平和協定を破ったボルソルソの王への報いとしてこの場で処刑する。それは建前だ!本当の理由は化物だということだ』

 ざわざわと群衆がどよめく。

『モンスターの血を引いてることが分かった。放っておけば将来、人類の敵になることは間違いない!』

 群衆から拍手が。俺とは見ている世界が違いすぎる。

『罪人、入台』

「行くぞ」

 思いのほか冷たい声が出た。

「ああ」

「はい」

とても久々に投稿しました。進級し、ドタバタしていたのもありますが、いろいろ事情がありました。

また直ぐに次を投稿できると思うのでその時はよろしくお願いします。

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