おっさん不思議体験記02話 深夜の不思議な音
おっさん不思議体験記02話 深夜の不思議な音
トントン
玄関の方で音がするにゃ、だれかきたにゃ?
「はいにゃ、誰かにゃ?」
「トキよ、手荷物があってドアを開けられないの開けてくれないかしら?」
「待ってにゃすぐ開けるにゃ」
開けるとトキさんが段ボールを抱えていたのでそのまま部屋に入ってもらったにゃ
「ありがとう黒猫ちゃん、教材を持ってきたわ文字の勉強をしましょう
まずはこれね!」
と言い段ボールから絵が描いてあるカードみたいにゃものを出してくれたにゃ
ひらがにゃ?というものが一文字書いてあってそれに関係あるものが書かれているカードらしいのにゃ
「これはね、『かるた』といって文字を覚えながら遊べる優れた玩具なの、黒猫ちゃんにはまずこれだと思ったの!」
「にゃーん、どうやって遊ぶのかにゃ?」と僕が聴くとトキさんはいきなり畳の上にそのカードをぶちまけたにゃ
「にゃーーーーーーん!」にゃにゃ~何するのにゃトキさん片づけるの大変にゃ~~
すると
「おーい黒猫いるか?お、何やってるんだトキよ?」畳の上のぶちまけた物をじっと見てるにゃ
「お、もしかして『かるた』か?懐かしいなぁ昔はよく遊んでいたもんだけどなぁ
あ~もしかして黒猫の文字の教材か?良いもの見つけてきたなぁ」
「ちょうど良いときに来たわね鬼さん、一緒に黒猫ちゃんに文字教えましょうよ」
「にゃ~ん、ちょっと待ってにゃ文字を教えてくれるのはうれしいけど今は少し困るのにゃ」
「どうしたの黒猫ちゃん前はすぐにでも教えてほしいと言っていたのに?」
僕は少し疲れた感じに話すのにゃ
「最近ねむれにゃいのにゃ、にゃんか寝ようと思うと音がするのにゃ
起きてるときはしにゃいのに寝ようと思うと「たんたんたんたん」と何かを叩くようにゃ音がするのにゃ
そのせいで寝不足にゃのにゃ
それともうじき主が配信始めるのにゃ」
「そうなのね、黒猫ちゃんごめんね
じゃ配信が終わったら詳しいこと聞かせてね、何かわかるかもしれないから」
「そうだな黒猫、寝不足じゃつらいもんな
でも配信は見るんだろ?」
「あたりまえにゃ主の配信は必ず見ないといけにゃいのにゃ!」
と眠気を振り払って僕は配信を見るのにゃ
おっさん配信部屋
みんなぁ待ってた?おっさん不思議体験記二回目だ!
え?待ってなかったってそんな切ないこと言わずに待ってたぞって言ってくれよ。
え?今日はどんな話かって?そう焦らずに聞いて行ってくれ。
とりあえず二回目は『不思議な真夜中の音』だ!
え?ラップ音だろって?そうかもしれないけどそうじゃない。
屋鳴りだろって?そうかもしれないけどそれも『あたり』じゃないかもしれないだろ?まぁ落ち着いて聞いてくれ。
で、とりあえず今出たラップ音とか屋鳴りって言うのはさ科学の世界じゃ解明されてることなんよ。
ラップ音とか屋鳴りというのは「パキッ」とか「ピシっ」とか家の中で鳴る音のことなんだけどそれって実は家の中の軋み音なんだぜ。
ん?『自分しかいないのに他で音がする?』そうそうそれがラップ音とか屋鳴りな。
昔は心霊現象とか言われていたんだけどさ、ラップ音や屋鳴りの正体は昼間の温度と夜の温度の気温差で起きる家の軋みの音ってほぼ確定されているんだ。
特に現代建築はいろんな素材を使っているから素材そのものの伸び縮みの差が激しいから歪みが出る。
それが離れたり戻ったりするときに音が出る
それがラップ音や屋鳴りの正体なのさ。
でもそれだけで証明されるものばかりじゃないってのが今回の話だ。
で、今回の話は題名まんまで夜中にしか聞こえない音なんだ。
これは俺が小学校高学年から中学校時代と続いて体験した話なんだけどさ。
夜中、家族のみんなが寝静まると聞こえる音なんだ。
どんな音かというとさ『たんたんたんたんたんたん』と何かを叩いてる音なんだ。それも定期的にリズミカルに鳴る
夜中に「ふっ」と起きた時ってあるじゃない?そんな時に遠くでその音がよくしたんよ。
で、その音が耳に付いちゃうと眠れなくなる。
寝ないといけない寝ないといけないと思うとその音はどんどん大きくなる。
気になって気になって一度どこで鳴ってるのか確かめたくて外に出たんだけど急にその音は聞こえなくなる。
じゃ家の中かと思って耳を澄ませても音はしなくなっている。
そんな音が6年近く続いたんだよね、まぁ不定期で鳴らないときは鳴らないから気がおかしくなることもなかったけど。
この音が聞こえ始めたときは確実に寝不足になった。
夏だろうと冬だろうと音のするときはあって時間を見ると午前1時から午前4時の間ぐらいなんだ。
で、この音のことを近所の友達や親とかに聞いても聞いたことはないという。
また俺にしか聞こえない物かよって自分なりに俺っておかしいのかな?とか思っちゃったよ。
井戸の時もそうだけど自分にしか見えないものとか聞こえない物って人に話しても信用されにくいよな。
え、それだけか?って、それだけの話だよ。
怖くもなんともないじゃないかって?そりゃ音だけだからな、怖くはないけど寝不足にはなるぞ!
自分なら気にしないで寝てるって?そういう人はそれでいいじゃないか?俺は気になって眠れなかっただけさ。
でも自分にしか聞こえない音ってだけで不思議じゃないかい?
くだらないと思ったら低評価でも仕方ない。そんな人は低評価おしてくれて構わないぞ。
でも少しでも不思議だなぁと思ったら高評価ポチってくれよな。
それと怖い話が聞きたいって人がいたらコメントに残してくれな。
気が向いたら怖いだろうと思われる話もしてあげるからな、じゃ今回はこの辺でさらばだ!
主の配信が終わると…
鬼さんとトキさんが顔を突き合わせながら僕に言うにゃ
「あら?あらあらまぁまぁ、黒猫ちゃん今回の話、今の黒猫ちゃんの状態にドンピシャじゃない?」とトキさん
「……」なぜか無言の鬼さん様子もなんかおかしいにゃ
「にゃんかドンピシャなお話なのにゃ主も同じこと経験していたのにゃ?
不定期に聞こえるって言ってたにゃ、にゃんかあるにゃ?
僕のは本当に最近聞こえるようににゃったのにゃ」
「黒猫ちゃん私から一応補足しておくわね、ラップ音や屋鳴りって実は妖怪の仕業もあるのよ
いたずら好きな妖怪さんたちなら本当に困ってるようならやめてくれるかもしれないわね」
なんか鬼さんをにらんでいるようにも見えるにゃ
「何にゃにゃんか知ってるにゃ?鬼さんにゃんで黙ってるにゃ?」
「黒猫ちゃん今ものすごく眠いんじゃない?
とりあえず今日は文字のお勉強はやめて寝たらどう?たぶん今日はその音しないと思うわよ」
「そうにゃのにゃ?じゃお勉強は明日からにして今日は寝かせてもらうのにゃ
トキさん鬼さんまたにゃのにゃ、バイバイ」
と言って二人には帰ってもらったのにゃ
あにゃにゃにゃ~すごくねむいにゃ
チラッと主を見ると主も寝ちゃってるにゃ
僕も寝るにゃ。おやすみ主~
目を閉じると僕はすぐに眠ってしまったのにゃ
トキさんの言ったとおり今日は不思議と音はしなかったのにゃ
おかげでぐっすり眠れたのにゃ
おっさん不思議体験記02話 深夜の不思議な音 終
「すまぬ黒猫、その音はわしが太鼓叩いていた音かもしれぬ
もう叩かぬから勘弁してくれ」
「うふふふ、鬼さん久しぶりに太鼓みて舞い上がっちゃってたもんね
私は気にならなかったけど黒猫ちゃん耳が良すぎるんだね
今度黒猫ちゃんの文字のお勉強した後にでも打ち明けましょうね鬼さん」
そんな話をしながら帰っていった二人がいたとかいないとか・・・
テキストドキュメントを読み込ませて投稿してるけどテキストとなろうの行間の隙間が違うから修正が結構時間かかっちゃう
みんなどうしてるのか少し気になります…




