おっさん不思議体験記05話 人外パートその1『修行?ゲーム?そしてごめんなさい』
おっさん不思議体験記05話 人外パートその1
「そこだ~黒猫ちゃん鬼さんの足のタオルを狙え!」
「まってにゃトキさんそんにゃ簡単じゃないのにゃ~~」
僕と鬼さんは昨日鬼さんとやったタオル取りをやっているにゃ
ルールをかなり変え鬼さんはタオルを『頭』『右腕』『左腕』『右足』『左足』と五ケ所に付けてもらい
取るのではなく霊力を使いタオルに触るというルールに変更したのにゃ
霊力を前足後足と移動しながら戦うので実戦さながら霊力を消費し霊力の鍛錬にもなるらしいのにゃ
霊力でタオルにさわると霊力の痕跡がタオルに残るらしいのにゃそこで当たり判定ができるらしいのにゃ
鬼さんは避けるだけにゃ僕の素早さと霊力鍛錬の修行にゃから攻撃しちゃいけにゃいらしいのにゃ
「黒猫ちゃんそれじゃ鬼さんにはかすりもしないわよ~もっとフェイント織り込んで目線もわざとずらすのよ」
トキさんはやっぱり鬼さんよりスパルタにゃ
「黒猫よ、わしも手を抜くなと言われている
そう簡単にさわれるとは思わぬことだ、がんばれ
トキも鬼ではないそろそろ休憩ぐらい入れてくれるだろう」
休憩と言われる前に僕がもたにゃいにゃ
「鬼さんストップ、黒猫ちゃん来て」
来てと言われたけど僕は動けずその場でねころんじゃったにゃ正直霊力ももうないにゃ
頭の先からしっぽの先まですっからかんにゃ
「あら、動けないほど疲れちゃったのね
もう少し声をかけるの早かった方がよかったかしら?
ごめんなさい」
と言うと僕を抱きかかえて休憩できる場所まで運んでくれたんにゃ
「鬼さんもこっちへ来て、意見を聞きたいわ
じゃ、今日の黒猫ちゃんの修行を見て私から助言をするわね
黒猫ちゃん、あなた攻撃する場所しか見てないでしょ?それでは鬼さんには通用しないわ
もっと全体を見なさい
それから鬼さん途中からわざとスキ作って触らせようとしたでしょ
ダメよ黒猫ちゃんの今の段階の見極めで手を抜いたら正確な判定できないじゃない」
「すまぬトキ、黒猫がだいぶ辛そうだったからな
終わらせようと思いスキを作った
しかしそれも黒猫には見えていなかったがな…」
「黒猫ちゃんの育成方針が決まったわ
まずは徹底的に全体を見る目を養いましょう
それと同時に霊力の鍛錬ね
黒猫ちゃんの武器は自身の爪だから霊力をこめればかなりの攻撃力になると思うわ
戦うなら素早さを活かした『ヒットアンドアウェイ』ね
一撃必殺はできないけどちょこちょこ削る戦い方が向いてると思うわ
鬼さんから見てどう?黒猫ちゃんにあった戦い方だと思うけど意見を聞きたいわ」
「それで良いんじゃないか?
わしも黒猫とタオル取りしてるときにトキと同じに感じたからな
異論はないぞ」
二人の意見を聞いていた僕は
「じゃ僕はどうしたらいいにゃ?鬼さんとまた『タオルタッチゲーム』してればいいにゃ」
「そうねしばらくは『タオルタッチゲーム』で良いわ
ルールは変えるけど基本今回と同じね
あとは黒猫ちゃんの状況を見て毎回違うメニューにしていきましょう
あ、そうだ鬼さんさっき話してたお願いだけど明日で良いわ
明日黒猫ちゃんと一緒に来て
私ちょっと急用を思い出したわ
先に帰るわね、鬼さん黒猫ちゃんをお願いね」
と言うとトキさんは帰っていったにゃ
「黒猫よ、トキはわしのこと脳筋と言ったがトキも十分脳筋だと思わんか?」
ため息をつきながら鬼さんが僕に言うにゃ
「脳筋にゃ?意味は分からにゃいけど鬼さんよりスパルタにゃ」
「そうだな、知恵のある脳筋……やばい……な…」
またため息にゃ
修行の道具を片付け終えた鬼さんが
「黒猫よ今日は疲れただろう、わしの肩に乗れ
家まで送ってやろう」
と言ってくれたにゃ、一人でも帰れたけど今日は鬼さんに甘えるのにゃ
家までの道中今日の修行の話とか主のこととかいっぱい話したにゃ
「しかしトキは明日何をするんだろうな?あの感じだとよほどのことを考えていそうだが…」
「そうにゃのにゃ?トキさんにお呼ばれされて僕はわくわくしてるにゃ」
「そうかそれならよいが…ついたぞ黒猫」
「にゃ~ありがとにゃ鬼さん、明日はいつごろ来るにゃ?」
「お前が主を送ってからぐらいに迎えに来る
あぁそうだ主の守護霊殿たちにも行ってくると声をかけておけよ
トキのところに行くと言っておけば心配はしないだろうからな」
「わかったにゃ声をかけておくにゃまた明日にゃ鬼さん、ばいばい」
と座り立ちして前足を振って鬼さんを見送ったのにゃ
家に入ると主がご飯を食べていたにゃ
そうにゃ、主に姿見えるようになるか試してみるにゃ
見えるようににゃれ見えるようににゃれ~
すると主の守護霊さんたちが急にばたばたと慌てだし警戒モードに入ったにゃ
どういうことにゃ?いつもは無害認定されていたのににゃ
主もにゃんか様子がおかしいにゃ天井を見たり部屋をきょろきょろ見たりしてるにゃ
でも近くにいるのに僕には気が付いていにゃいにゃ
守護霊さんたちは僕を見つけるとすごくにらみを利かせ手を出させんという気を放ってくるにゃ
こんな守護霊さんたちはじめてにゃ
僕はいったん家から出て見えにゃくにゃれと見えにゃくにゃれと思うのにゃ
…
…
…
ちょっと待ってから家に入るにゃ
すると守護霊さんたちは警戒を解いていたにゃ
主もご飯を食べ終わり配信の準備を始めていたにゃ
僕は主に近づいてみたにゃ、守護霊さんたちもいつも通り無害認定してくれて追い払われることもなく主に寄り添えたにゃ
僕はこのまま主の配信を見ることにするのにゃ
(守護霊さん達ごめんなさい…)
今回から少し書き方を変えています
『人外パート』と『おっさんパート』を明確に分けてみました
扉絵をXのGrokさんからマイクロソフトのCopilotさんにしてみました
なんか昔話の扉絵みたいですよね




