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白いワニ・破



 お化けには会社も仕事も学校も試験もないと聞く。なら、俺はなんだ。お化けか? 会社どころか社会にすら関係してねえし、バイトだって学校だって行ってねえ。太陽が出ている間は人目を避けて部屋に引きこもる。夜になると、たまに活動する。ああ、なんだ。やっぱりお化けじゃん。お化けじゃん俺。

「……あー」

 目が覚めたら、昼を回っていた。つーか、もう夕方。だけど、しかし、何とやら、今日の俺に学校や家族やもっと大切な色々な事から逃げている罪悪感はない。何故なら、今日は日曜日だからだ。日曜日って事は、大抵の人間が休みだって事だ。俺だけじゃなく、家から出ない奴だっている。そんな事を一々考える俺はやっぱりダメだった。それと、日曜だからって何が変わるでもない。毎日が休日な俺にとっては曜日など何の意味も持たない。

 つまり、やっぱりいつもと変わらない。

 気が向いたら格ゲーで永久コンボを決め、気が向いたら怪物の暴れ回る映画を見て、気が向いたら漫画を読み返して、気が向いたら寝たり飯を食ったりする。そんな作業が今日も始まる。

 さて、どうしようっかな。頭を掻きながら、ベッドの上に座ってみる。少し腹は減ってるが、休みだから無闇に部屋から出られない。家族の誰かと鉢合わせなんぞしたらアウトだ。うーん。家の中に誰かがいる。誰かと出くわす可能性を孕んでいる以上デリバリーも頼み辛い。最近は父さんの帰りが遅いみたいで晩飯もまともに当たらない。俺がリビングに入れない以上、家の中から食料を確保するのは困難だ。……我慢、か。せめて、もっと時間が経ってから。太陽が落ち切ってから。人がいなくなってからじゃないと、コンビニにも行けやしない。

「……あー」

 金の心配ならしてないけど、このままじゃやっぱまずいよなあ。家の中で餓死とか、すっげえ嫌過ぎる。なんて思ってはみるものの、常に思ってはいるものの、行動に移さないのが俺クオリティ。不言不実行の性根が腐りきった俺。とりあえず、寝て時間を潰すのが、これ以上腹を減らさなくて済みそうだ。



 今日が日曜だってのを思い出してみるに、午後十時ってのはそろそろ良い時間なのではなかろうか。俺が、動いても良いって時間ではないだろうか。明日は皆さん学校やら会社に行くんだから、早めに家に帰ったり、もう寝ちゃったり何とかしちゃったりするんでないの? つーか、寝ろ。家から出んな。

「……と」

 最近、玄関から家に出入りしていない。くだんと大口が俺の部屋の窓から侵入を試みたりコンタクトを取ってくるので、いつの間にか俺自身もこっちを利用している。まるで、俺がこの家の住人じゃあないみたいだな。いや、実際のところ、半分近くはそうなんだろうけどさ。



 コンビニへ向かう途中、俺は厄介なものを見てしまった。俺よりも背のでかい、口のでかい女だ。そして、彼女も俺を見てしまったらしい。つーか、見られた。見つかった。

「おー、おーっ、ソーメン君じゃなーい!」

 こっちに向かって勢い良く駆け出す姿を見て、俺は恐怖する。

「ひっさしぶりーっ、会いたかったよーっ!」

 手を上げ、長い黒髪を振り乱し、飼い主を見つけた犬のように、待ちわびた彼氏を見つけた彼女のように。つまりは嬉しそうに走る女。

「……こ、声が大きい、です」

「えーっ? そうかなあ?」

 そうだよバーカ。今何時だと思ってやがんだ。

「あはははは、ごめんごめん。ソーメン君は静かな方が好きなんだね」

 悪びれず笑うのは、大口咲。彼女こそ、あの有名な都市伝説、口裂け女の妹。長い黒髪。白いマスクとコートがトレードマークっつーか、目印。引きこもりで知り合いすらろくにいない俺に彼女がこうして声を掛けてくるのは、俺が、大口にとっての命の恩人だからに他ならない。

 いや、今にして思えば、今更言い直すならば、助けてしまった、が近い。命を助けたなんて言うと大袈裟で、実に自分本位なのだろう。俺はただ、頼んだだけだ。殺さないでやってくれ、と。たった、それだけ。その後の事に関して、何一つ責任を持っちゃいなかったし、責任なんてモノが生じるとも思っちゃいなかった。

 俺は大口に関して、殆ど何も知らない。彼女の誕生日だって、どこに住んでいるかだって、好きなものだって、どうやって生活しているのかだって。そもそも、本当に生きていたいのか、さえ。

「と、と言うか、ソーメンじゃ、ない……」

「あーっ、ごめんね。何だか、ソーメン君を見てたらつい。ほら、白くて細くて長いじゃない」

 唯一、譲歩している点がある。俺の名前についてだ。この女、大口咲は俺の名前を一向に覚えようとしない。つーか、まともに呼んだ事がない。本名の伸田聡明をのびたソーメンなんてトラウマものの(実際、小学校は三年から、中学は卒業するまであだ名がこれだった)それで呼びやがる。だが、強くは矯正しない。つーか、出来ない。俺に負い目があるせいだろう。頼んでもいない事を勝手にやっちまったっていう、大口に対しては少なからず、罪悪感がある。それは多分、平日だからって、休日だからと言って変わっちまう事はないんだろう。

「まあ、名前なんて大した意味を持たないと思うんだよねー私は。大口咲なんて、適当に考えたダジャレだし。んー、そういや、ソーメン君はアレかな、散歩?」

「か、買い物」

「へー、そうなんだ。じゃ、一緒に行こうか」

 どうしてそうなる? こいつの思考回路はどっかおかしいんじゃないのか。いや、そもそも思考する器官があるのか?

「およ、どしたの? 行かないの?」

「ど、どうして付いて来るんですか……?」

「んー」

 大口は考え込むような素振りを見せた後、

「そりゃ、君が行くって言ったからさ」

 特大の笑顔でサムズアップして見せた。どこかで聞いた事のある台詞が、妙に腹立たしい。

「こ、こ、来なくて良いです」

「そう? じゃあ、来ても良いって事だよね」

 なんでだよっ! 来なくて良いって言ってんだから来るんじゃねえっつーの!

「え、あ、そ、その……」

「嫌だって言うなら、私だって付いていく気にはなんないけど」

 言えってのか。嫌だ、と。……無理、だよ。ノーともイエスとも言えない人間なんだぞ、俺は。自慢じゃねえけど。

「ふふん、良いって事だよね?」

 マスクの下の口元は、きっと嫌らしく歪んでいるに違いない。



「そういや、ソーメン君は知ってる?」

 俺と並んで立ち読みをしていた大口が、唐突にそんな事を口走った。

「な、何を?」

 主語を抜いて喋るな。

「白いワニ」

 つーか、ワニを知らない人間がいるのかどうか。

「し、白いってアレ? し、締め切り間近のま、漫画家が……」

「それ以上はストップそーめん君。じゃなくて、本物のワニ。白い色をしたワニだよ。あれあれ、結構噂になってるのにー」

 どこのどいつがそんな噂してやがるんだ。そして、何故大口まで知っている。これじゃあ友達のいない、環境に順応出来てない社会不適格者が俺だけみてえじゃん。

「この町の下水道に住んでるんだって」

「わ、ワニが?」

「らしいよー」

 馬鹿な。どこのどいつがそんな与太にもならない話信じるんだよ。どんだけ人生に切羽詰まれば白いワニなんて見えるんだ。つか、見たくなるんだっつーの。

「あー、信じてないでしょ」

「し、信じます」

 うわ、今週もこの漫画見開きババーンと『なん、だと……?』 だけで終わったし。この展開いつまで続けりゃ気が済むんだ。

「ソーメン君、私の話を聞いてないでしょ」

 あちゃーばれちゃったー! つーか、俺は早く飯を買って帰りたい。

 だが、下手すりゃ大口が部屋にまで付いてくる可能性がある。確かに、こいつがどんな暮らしをしているのか知らないし、どんな暮らしになってたってある程度は俺の責任なんだから、少しは面倒を看なきゃなんない、とは、思うんだけど。やっぱり、邪魔だ。閉じられた俺の完全な世界に、俺以外の生物は邪魔過ぎる。俺の部屋に入って良いのは、基本的に根本的に絶対的に俺だけに限る。

「私、ワニを探しに行こうと思うんだー」

「え……?」

「だってさー、お金はやっぱ欲しいじゃない?」

 ああ。そりゃ、そうか。白いワニ、本当にいたら珍しいもんな。しかるべき所、科学者とか、動物園とか、欲しがるところはあるのかもしれない。写真の一枚でも撮れば、新聞社にでも売れるかもしれない。

「む、無理じゃないですか」

 でも、無理だ。無駄だ。全くもって益がない。

「えー、どうして? 私ならワニぐらい捕まえられると思うよー?」

 ワニぐらいとか言っちゃうのかよこの人。

 ……いや、でも。もしかしたら、マジでいるかもな。何と言っても、俺の隣には今、口裂け女の存在を証明するようなモノがいるんだから。

「た、食べられちゃいますよ……」

「大丈夫。逆に焼いて食べるから」

 したら意味ねえけどな。

「とにかく、私はワニを探しに行くのだ」

「は、はあ」

 勝手にしたら良い。つーか、そう簡単に下水道に行ける訳ねえじゃん。一度便器に頭から突っ込んでみたら良い。

「ふふん、ソーメン君はずっと部屋にいるから知らないだろうけど、私は秘密の抜け道を知ってるんだからね」

「ひ、秘密の……?」

 どうしてなんだろう。秘密の、とか。夜の、とか。裏の、とか。何だか、卑猥な響きに聞こえるのは。

「ソーメン君には教えてあげなーい」

 大口はその長身に似合わない、可愛げなポーズを取るとコンビニから出て行ってしまう。残された俺は立ち読みを止めて、晩飯を買って帰った。



 その帰り道、俺は思わず足を止めた。見知った奴を見つけたからだ。

「あ……」

 声を掛けようとして、迷う。俺なんかが声を掛けても良いんだろうか。実は嫌われているんじゃないのか。

「ん、こんばんは」

「あ、こ、こんばんは……」

 うだうだと、ぐだぐだと迷っていたら、向こうから声を掛けてきてくれた。

 厚手のニット帽。

 白いパーカー。

 極度に短いホットパンツ。

「ど、どうしたの?」

 こんな俺に声を掛けてくるのは、大口か、彼女――くだん――くらいのものだ。

 しかし、こんなところでどうしたんだろう。いや、考えるまでもねえ。くだんが動いてるって事は、都市伝説が動いている。何か、起ころうとしている。いや、もう、起こっているのか。

「実は、ソーメイを探していた」

 え、俺を?

「ソーメイ、君は口裂け女の妹を見ていない?」

「え、と……」

 見たどころか、さっきまでアホみたいな話をしてました。

「な、なんか、わ、ワニを探すって」

「わ、に?」

 くだんは僅かに目を見開き、ニット帽の位置を直す。

「……そう。どうやら、くだんは今一歩出遅れてしまったらしい」

 出遅れたって、まさか、くだんまで白いワニを探すつもりなのか?

「実は、口裂け女の妹に白いワニについて教えたのはくだん」

「そ、そうなんだ」

 正直なところ、余計な事を吹き込みやがってと思わざるを得ない。

「で、でも、白いワニなんて……」

 言い掛けて、気付く。くだんが動いているのなら、答えはもう出ている筈なんだと。

「白いワニは存在する。更に言うなら、都市伝説ではなく実在する」

 え? そうなのか?

「あ、アルビノって奴?」

「アルビノもいる。けど、そうではなく白いワニもいる。色が白く目立つ為に、捕食される確率が高い。その為、個体数は非常に少ない」

 へえ、マジにいるのか。そりゃ見てみたいな。

「では、くだんは行くとする」

「え、え?」

「口裂け女の妹には荷が重いと思われる。くだんがやらねばならない。都市伝説を潰せるのは、くだんだけ」

 やるって、えーと?

「君は知らないかもしれないけど、白いワニによる犠牲者が発見された」

「ぎ、犠牲……?」

 その、ありきたりでありがちな言葉に、俺の鼓動は早まった。

「見つかった遺体の部位は一体分にも満たない。けど、くだんは確信している。一人どころか、もっと多くの人間がそこにいるのを」

「そ、そこって?」

「ワニのお腹の中」

 ……えー。嘘だろおい。つーか、どうして下水道なんかに行く奴がいるんだよ。ありえねえだろ普通。やばいんじゃないのか、この町。また、死人が出たとか。最近そういうの多くねえか?

 都市伝説が人を襲う。人を食う。人を、殺す。普通なら、信じられない。でも、俺はもう二度もそれを見ちまった。口裂け女と、テケテケを。そんで次は白いワニ。あっはっは。

「や、疫病神でも住み着いてるのかな」

「……知らない」

 場を和ます俺なりの冗談だったんだけど、くだんさんのお気には召さなかったらしい。彼女はふいと顔を背け、俺に背を向けて歩き出す。

「く、くだん?」

「くだんはもう行く。君には家へ帰るのをお勧めする」

 お勧めされなくても家には帰るけど。なんつーか、くだんの機嫌が悪いような。いや、気のせいか。人の気持ちなんて、どうせヒッキーの俺には分からないんだし。

「じゃ、じゃあ、俺は……」

「うん。さようなら」

 これで良いんだよな。くだんは都市伝説をどうにかしなきゃいけない、らしい。そこに俺は邪魔なんだ。何一つ持っていない。取り柄の一つだってない。足手まといにしかならない奴は、彼女の隣には不要なんだ。だから、俺は家に帰って、いつも通りに大人しくしてりゃあ良い。息を潜めて、他人にびびって、全部諦めていれば、それで終わり。



 味気なく、美味くもないコンビニの弁当が、今日はいつもより酷いものに思えた。でも、ちゃんと腹は膨れる。膨れりゃあ眠くなる。人間ってのはやっぱり不思議で、変で、そいで便利だ。俺がどんだけ嫌だったり、どうしようもない気分でいても体は勝手に動いてくれる。

 だけど、何もする気にはなれなかった。

 ゲームの電源すら入れられないで、漫画も読めないで、テレビも、ネットも、まともに眠る事すら出来ないでいる。ベッドの上で胡坐をかいて、ただ、窓を見つめるしか出来ない。どうしちまったんだよ、俺は。

「……くそ」

 溜め息しか出やしない。俺は一体、何をどうしたいんだ。どうすりゃあ気持ち良く寝られんだ。……くだん、なのかな。やっぱ、気になる。都市伝説に二度も出遭っちまった身としては、この町の住人としては、気にならない方がおかしい。こんななら、知るんじゃなかった。どうして、知っちまったんだよ。どうして出遭っちまった。出歩くんじゃなかった。くそ、くそっ。

 どうして、どうして、どうして俺はっ。気になるんなら、くだんを追い掛けていれば済む話じゃねえかよ! いつも、俺は……いつもいつも……。

「おーい」

「ひ、ひうっ?」

 窓が乱暴にノック、と言うより叩かれた。聞こえてきた声はのん気で、あほそうな……って、あれ?

 俺はベッドから飛び降り、カーテンと窓を開ける。そこにいたのは、

「やーソーメン君、来ちゃったよん。あ、それともアレかな、今からお休みしちゃうトコだった? もしそーならごめんね、私誠心誠意真心を込めて頭を下げるよ」

「う、い、いや、大丈夫、です」

 大口だった。白いワニを探しに行くと言っていた彼女が何故ここにいるのだろう。

「そう? えっへっへー、良かった。実はね、私くだんちゃん探してたの。ソーメン君、心当たりない?」

 ありまくり。しっかし、この状況は何なんだ? くだんは大口を探していて下水道に向かった筈で、大口はワニを見つける為、先に下水道へ行ってた筈じゃあねえのかよ。

「わ、ワニは……?」

「うん、その事なんだけどね。実は私、とっても良い事思い付いたの。ほら、私とワニが鮮烈激烈爆裂な激闘死闘決闘を繰り広げている姿を撮ってもらった方が絵になるんじゃないかなって。そいで、くだんちゃんにはキャメラマンになってもらおうと思ってたの。ど? どう? 良いアイデアだと思わない? その映像がキッカケで、私女優になっちゃうかもねー、ねー、なったらどうするー? すっごいよねー、銀幕のなんちゃらみたいな?」

 つまり、くだんと大口は入れ違いになった訳か。

「く、くだんなら、さ、先に、下水、道へ……」

「うあちゃー、そうなのー? どうしよっかなー、私のスーパーアクションを是非とも収めて欲しかったのに」

 大口は腕を組み、明後日の方向を見つめる。やがて、

「じゃあ、ソーメン君で良いや」

 俺を指差して、嫌そうに言い放った。

「……お、俺は」

「えー、嫌なの? ソーメン君暇なんじゃないのー? いーじゃんいーじゃんすげーいいじゃなーい。パーティ組んでボスやっつけようよー」

 嫌じゃない。これは、もしかして願ってもないって奴じゃないのか。くだんが……都市伝説がどうなるか気になっているんだから、こんな気持ちの悪い感じになるんだ。大口にくっついて行けば、何か答えが、一つの終わりを見届けられるかもしれねえ。

「わ、分かりました」

「えっ、やったあ良いの!? んじゃあこれで私とソーメン君のパーティ結成だね。ここにくだんちゃんも入れば、ワニどころか悪鬼羅刹の類だって真っ向から粉砕出来そう!」

 出来ねえし。悪鬼羅刹なんていねえっつーの。口裂け女(ただし妹)と引きこもりと電波女じゃ、その、色々と無理。

「じゃ、じゃあ、準備してきます」

「へ? ああ、だいじょぶだいじょぶ。着の身着のままでも」

「わ、ワニと戦うん、ですよね……?」

「カメラ的なものさえあれば充分充分。それより早く行かなきゃくだんちゃんに美味しいところ全部持ってかれちゃうよー」

 美味しいとか言っちゃうのかー。見せ場なんか最初から期待しない方が良いと思うけどな。くだんがその気になりゃ一秒掛からずワニなんか吹き飛ぶってえの。

「ワニってどこら辺が美味しいのかな。柔らかい部分があれば良いんだけど」

 ああ、そういう意味の美味しいね。食われちまえ。

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