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コインロッカーベイビー・前編



「さっきから気になっていたのだけど、ジャージとか止めてくれないかしら?」

「そ、そっちだって……」

「あたしのはピンクだから良いの」

 そうかよ! つーか、来てやったのはこっちだって言うのに、どうして俺が文句言われなきゃなんないんだ。今何時だと思ってやがる。一時だぞ、一時。電車だって動いてないんだぞ。あ、そうか。電車が動いてないから呼んだんだっけ。

「い、いつまでここにいれば良いの?」

「……あなた、態度が大きいのは本当に電話の時だけなのね」

「そ、そう?」

「そうよ」

 さて、俺はどうして駅前にいるんだろうな。



 うわっ寝過ごした!

 なんて心配、俺にはない。朝に起きたって昼に目覚めたって夜に起床したって引きこもりには時間なんてクソみたいな概念必要ないんだ。精々、ちょっと楽しみにしていたバラエティやアニメを見逃して『うあああああああ』ってなるぐらい。それも最近じゃ公式が無料で配信とかしてるし、少ししたらDVDも販売されるし、レンタルだってすぐだ。

 ……レンタル?

「あ、あっ!」

 しまった。この前借りたDVD返してねえし! どうしよう、今日返さなきゃ延滞料金が発生しちまう。く、くそ、今何時だ? ……十一時、十一時! あっぶねえー、後一時間で日付変わるじゃねえかよ。あー、もう、こんな事になるならレンタルなんかするんじゃなかった! しかもだ、どうしてこんなクソみたいな映画借りちまったんだ俺は。タイトルは『ザ・スネークショー』とか銘打ってるくせにラスト五分まで蛇の影すら出てこなかったしな!

「ん」

 携帯が、鳴る。最近じゃあ珍しい事ではなくなった。ちょっと前までなら着信音がする度に悲鳴を上げていたけど。いや、慣れってのは素晴らしい。

「え、と……」

 一刻も早く出掛けたいのだが、まあ、まだ時間はある。確認してみると、大口ではなくメリーさんだった。

「今忙しいんだけど」

『あたしメリーさん、本当に忙しいなら電話に出られないと思うわ』

「今から忙しくなるんだよ」

『あら、それは失礼。それじゃあ駅前に来てくれるかしら。あたし、その辺にいるから』

 いや、そりゃ行くけどさDVD返しに。一々付き合ってられるかよ。今日は深夜アニメ見るって起きた時に決めたんだ。

「い、や、だ」

『来ないと後で酷い目に遭うわよ』

 あ、切れた。まずいな。メリーの野郎、駅前にいるかもしれねえ。見つからないようにしなきゃあな。



「遅かったわね」

 あー、早速見つかっちまった……。

 長めの金髪。ピンクのジャージ。釣り目気味の、意地悪そうな瞳。右手には煙草、左手には携帯電話。正直、どこからどう見てもヤンキーだった。しかもド田舎のヤンキー。

「あなたを呼んだのは他でもな……ってどこに行くのよ。無視しないでよ」

 ただし声はアニメそのもの。喋り方っつーか口調もヤンキーとは違って、エセ上品。ギャップ萌えでも狙ってんのかこいつ。

「……うるさいなあ」

「あ、今うるさいって言ったでしょ。有り得ない、有り得ないわ」

 本気でうるさいし鬱陶しいな。

「つ、付いてこないで」

「指図しないでちょうだい。逃げようとしてもそうはいかないんだから」

「にっ、逃げないよ。こ、これ返してくるだけ」

 そう言って、俺はDVDの入った袋を見せる。

「不潔っ。男ってやっぱりそういうの借りるのね!」

 何を想像したのか知らないけど、不潔なのはそんな想像をするお前だよ。

「た、ただの映画だよ」

「ふうん。あっそ、なら、早く返してきなさいよ」

 言われなくてもそうするつもりだわ、ボケが。



 返却が終わって、ついでに何か借りようとも思ったが、今日みたいな事がまた起こらないとも限らない。英断である。本当は外人がハンバーガー食いまくるだけのドキュメンタリーを見たかったんだけど。

「早かったのね」

「か、返すだけだからね」

 メリーさんは携帯電話を覗き込みながら煙草を吸っている。マジで田舎のヤンキーだな。深夜のコンビニ前、ディスカウントショップに生息してそう。

「あ、あの、どっ、どうして呼んだの……?」

「ああ、それね」

 メリーさんはジャージのポケットから薄い財布みたいなものを取り出す。何だこれと思って見ていたら、ああ、どうやら携帯灰皿らしかった。こいつは何かを携帯するのが好きなのか、はたまたマナーやらルールを守るのが好きなのか分からねえな。

「実は、あなたにはあたしを手伝って欲しいのよ」

 手伝う? 現役バリバリのニートヒッキーに、か?

「あなた、コインロッカーベイビーって知ってる?」

 いや、聞いた事がない。字面から勝手に想像は出来るけど。

「……し、知らない」

「やっぱりね。良いわ、あたしが説明してあげる」

 別にいらねえんだけど。あ、くそ、でもこいつすげー乗り気じゃん。

「いわゆる、怪談系の都市伝説の一つね。……一人の女がいました。彼女はまだ社会の歯車、その一部となったばかりで、他の歯車と衝突したり避けられたりで上手く人生を回せていませんでした」

 余計な情報入れてくんじゃねえっつーの。

「親元を離れて地方からやってきた女の生活は中々好転しません。まだまだ貯金もないし、ああ、年老いた両親に仕送りもしなければなりません」

「……う、うん」

「安いアパートに帰り、会社へ行き、代わり映えのしない灰色のルーチンワークをこなす日々。ああ、女が夢描いたパステルなシティーライフは消えてしまったの?」

 知るか。

「しかし、年の瀬も迫ってきた頃、女は男と出会いました。合コンで。彼はイケメンではありませんでしたが、そこそこ裕福で職も安定しており、何より優しかったのです。コンクリートジャングルでささくれだった女。ああ、彼女が恋に落ちるのは当然でした。主に打算的な面から」

「そ、それ、怪談なの?」

「話の腰を折らないでよ。……男が出来たら女は変わるもの。生活も安定し、余裕の出来た彼女は会社でも上手く立ち回れるようになりました。男とは会う度に求め合いました」

 うわあ。

「乾いていた女は、今までの飢えを取り戻すかのごとくヤリまくりました。そしたら出来ちゃいました。きゃー」

「し、下ネタじゃないか」

「違うわ。自然の摂理よ。ですが、女は内心恐怖していました。誰の子か分からないのです」

 いや、何言ってんの? 父親はその付き合ってた男だろ。

「女の欲望を受け止めるには、男一人では足りなかったのです。彼女は出会い系サイトなどを利用し、時には行きずりの男とも関係を持っていました。なので、正直な話誰の子か分かりません」

 マジでこのくだり必要なのか?

「もしも『俺の子じゃない』と彼氏にばれてしまったら、当然破局。女の人生は再び転落の一途を辿る事になってしまいます。そもそも、仮に彼氏の子だったとして、まだまだ花の二十代。遊びたい盛りです。子育てに専念して寿退社? まだ早いのではないか。つまり、この妊娠は望まれないものだったのです」

 生々しいが、都市伝説って身近にあるものだしな。ある意味、それっぽいっちゃそれっぽいのか。

「女は考えました。子供なんて必要ない。しかし、このままでは産まざるを得ないのです。今はまだ誤魔化せますが、お腹が大きくなってきたらどうしようもありません。男にだって疑われてしまうでしょう。なので、彼女はひっそりと、人知れず赤ちゃんを産みました」

 おい。

「あ、あの……」

 おい、おかしいだろ。腹はどうした、腹は。流石に誤魔化せないんじゃなかったのかよ。

「何よ?」

「い、いえ、何も……」

「産まれたばかりの赤ん坊。ああ、凄く、邪魔。そこで女は考えました。そうだ、捨てに行こう」

 そんな、ちょっと京都に行ってみよう的な。

「でも、足がついてしまうような場所に捨てるのは躊躇われます。そこで女が考えたのが、駅のコインロッカーなのでした。コインロッカーって鍵が掛かるし、駅なんて場所は誰だって使うところでしょ? だから、匿名性が高いの。犯人が割り出し難いのよね。それに、滅多な事では開けられないしね。鍵を自分でどこかにやってしまえば、第三者は手出しし辛い。いざ誰かが何か変だと思っても、その時にはもう遅いわ。ロッカーなんて何にもない密閉された空間からは、ほらっ、赤ちゃんの死体が……」

「も、もっと話し方が、あ、あるんじゃ、ないの?」

 幾ら都市伝説とは言え、さっきから、こいつは何かを冒涜している。

「ないわ。それから五年後、女は変わりました。当時付き合っていた彼とは別れていたのです。優しい男だったのですが、その優しさが自分だけに向けられているものではないと知ってしまったのです。優しい人は誰にだって優しいっ、優柔不断の優は優しさの優っ! 新しく付き合った男は自分だけに優しくしてくれました。体で篭絡しました。会社を辞め、家庭に入り、子供にも恵まれ、女はこれが幸せなのだと実感する日々を送っていました。あのコインロッカーがある駅には近付きませんでした」

 メリーさんは徐に、煙草を取り出して火を点けた。

「罪の意識は月日を経る毎に薄れていきました。五年しか経っていないから、もう五年も経ったのだからと気持ちは動いていきます。ちょっとした好奇心でした。気付けば、今まで思い出したくもなかった駅へと女は歩き出していったのです」

 勝手な話だ。

「すると、あのコインロッカーの近くで男の子が泣いているではありませんか。どうやら、お母さんか、お父さんとはぐれてしまったのでしょうか。それともお腹でも痛いのでしょうか。……可哀想だと、女は思いました。無視しても良かったのですが、そこはそれ、以前ここで子供を捨てた罪悪感に背中を押されました」

「そ、それで……」

「下手な相槌を打たなくても今から話すわよ。『どうしたの、ボク?』 男の子は答えません。『怪我でもしたの?』 男の子は答えず、すんすんすーんと泣くばかりです」

 随分とリズミカルに泣くガキだな。

「『お父さんは?』 『し、知らない』と、男の子はやっと答えてくれました。『それじゃあお母さんは?』 女が尋ねると、男の子はぴたりと泣き止みました。そして、ゆっくりと顔を上げ、『お前d』ゴホッ!」

 ひっ!

「げほっ、あ、くっくるし……ごほ!」

 ……肝心なトコだったのに。メリーさんは煙草の煙を勢い良く吸い込んでしまったらしい。アホだなこいつ。

 しばらくの間咳き込んでいる彼女は放って置いて、俺は駅の方を見遣った。コインロッカーベイビーねえ。まさか、メリーさんはそいつをどうにかしようって言うんじゃないだろうな。

「あー、苦しかった。で、話の続きなんだけれど」

「えっ、え?」

 ごくり……。こいつ、何事もなかったかのような顔してやがる。

「男の子がにやりと笑って『お前だ!』 ってね。普通ならこのお話はここでオシマイなのだけど、そうはいかないパターンもあるの。後日、異臭がするとの知らせを受けて駅員がロッカーを開けると、そこには狭いロッカーに無理矢理押し込められた女の死体がありましたとさ」

「……そ、それで?」

「うん。あたしはこの町を守るって決めたの」

 と言うか、決められた。あのくだんにそうしろと、そうあれと予言されたのだから絶対なのだろう。

「コインロッカーベイビーなんて都市伝説を放っておける訳ないでしょ。だから、パトロールよ」

 なんですと? 今パトロールと申したか。ふざけんなよ、俺は自分の部屋守るので精一杯だっつーの。

「……い、嫌だ」

「あなた、この町がどうなっても良いって言うの?」

「だ、だって」

 俺、男だし。ベイビーをコインロッカーに投棄してないし。アレだろ、どうしようもないクソッタレな奴が、産んだ赤ちゃんを捨ててその子供に殺されてるんじゃねえか。自業自得ここに極まれり。

「とにかく、あたしたちはコインロッカー付近で待ち伏せしてれば良いのよ」

「……なっ、何を?」

「赤ちゃんを捨てようとしてる女をよ!」

 拳を固めて力説するメリーさん。うぜえ。ここに正義を掲げるエセガンジーがいるよ。イメージ的にはムキムキのガンジー。超怪力無双。平和を謳いながらにっこり顔でオクラホマスタンピード決めてる感じ。

「か、帰って、寝たい、んだけど」

「尊い命が犠牲になろうとしている。あなたはこの町の悲惨な現状を無視する気?」

「……何も、起こってないじゃないか」

「起こってからじゃ遅いの。風邪だって予防が大事でしょ。引いてから手洗いうがいしたって無駄じゃない」

 だったら一人でやってろよ。第一だな、町にどれだけのコインロッカーがあると思ってんだ。仮に、万が一そんなクソみたいな女がいたとして、駅のコインロッカーへ捨てにくるとは限らない。夜に動くとは限らないしな。真っ昼間から堂々と、下手すりゃその辺のごみ箱にでも捨てるかもしんないし。

「ふ、二人じゃ、無理、じゃないかな」

「二人じゃないわ。四人よ」

 四人? 俺以外に、こんなくだらない事を誘える知り合いがいたのか。

「くだんと口裂け女。手伝ってくれるんだって。二人には町の中心部の見回りをお願いしてるから」

 ……あいつらも大概アホだな。しかし、メリーさんはどうやってくだんと連絡を取ったのだろう。

「だから、あなたも手伝ってくれるわよね?」

「……う、うーん……」

 ここで断ったら俺だけノリが悪いみたいだし、ハブられた感が大いにある。まさか、同じ人間だけじゃなく都市伝説にまで仲間外れにされるのは、かなり、嫌だ。

「…………あなた、くだんの連絡先を知っているかしら? メールアドレスか、電話番号」

「い、いや、しっ、知らない」

「でしょうね。くだんがケータイを買ったのはつい最近だもの。そこで相談、あなた、知りたいでしょ。知りたいに決まってるでしょう」

 な、何を。

「もしもあなたが手伝ってくれるなら、くだんのメールアドレス、そして番号も教えてあげるわ。魅力的な交換条件じゃないかしら」

 く、くだんの連絡先……だと? やばい、欲しい。いや、違うぞ。決して下心的な嫌らしさはない。そりゃキャッキャウフフしたくないと言えば嘘になる。だが、相手はあのくだん。メリーさんのジャージみたいにピンクっぽい展開にはならない。到底有り得ない。そうに決まってる。けど、アレだ。保険にはなるよな。もしも、この先俺が都市伝説やらヤンキーに襲われたとして、これで彼女に助けを求められるじゃないか。そうっ、俺はくだんとメールとか電話がしたいから連絡先を知りたいんじゃあない! 助かりたいからだ! 助かりたいからメールアドレスを教えてください!

「……し、仕方ないなあ」

「鼻の下が伸びてる」

 伸びてねえし。

「あ、あの」

「何? と言うかあなた、電話では勇ましいくらいなんだから、もっと自信を持って話しなさい」

「で、け、結局、な、何をすれば良いの……?」

「さっきも言ったと思うけど、見張りよ」

 言い切るメリーさん。いや、だーかーらー。

「ず、ずっと?」

「そうよ。ターゲットが来るまではこの辺りで待機ね」

「……こ、来なかったら?」

「来るまで待つわ。いつまでも待つわ」

 うっそだろ。冗談って言ってくれ。見張りなんか一人で充分じゃねえの?

 ……あ、そうか。

「そ、それじゃあ、あ、あっちをパトロール、してくる」

 何だかんだ理由を付けて逃げちまえば済むじゃん。後は適当にベイビーなんていなかったとか誤魔化してりゃ良い。さっさと家に帰って寝ちまおう。

「ダメ」

 メリーさんは立ち上がった俺の肩を掴む。俺は咄嗟に掴まれていない方で肘鉄を打ち込んだ。

「な、何で……? どうして殴るの……?」

 俺の肩を掴んだままでメリーさんは俯く。彼女はぷるぷると震えていた。よっぽど痛かったんだな。ごめん。

「ご、ごめん、手が、そ、その、勝手に……」

「手伝って、くれるわよね?」

 擬音で言うなら、ゴゴゴゴゴ、だろうか。ああ、なんつーか、断れないんだな。断ったらどうなるか分からないもんなあ。

「……う、うん」

 メリーさんは俺から手を離し、こちらを睨んだ。値踏みするような、じっとりと絡み付く視線だった。気持ちが悪い。

「な、何?」

「あたし、あなたみたいなモヤシソーメンに良いようにあしらわれちゃって情けないの」

 誰がモヤシでソーメンだ。せめてどっちかにしろよ。

「……特訓ね」

「は、はあ?」

 メリーさんは息を深く吸って、吐く。そして構えた。構えたんだから仕方ない。半身になって俺に拳を向け、敵意を向けている。

「特訓よっ、組み手の相手になってもらうわ!」

「……い、嫌だ」

 こいつ底知れないアホだな。俺の周りにはこんなんしかいないのか。いや、俺も他人の事は言えないけど。類は友を呼ぶとは言うけれど。けど、けどなあ。

「あなたが嫌と言っても無駄よ。あたしは勝手に仕掛けるから」

「ぼ、暴力は、よ、良くない」

「あたしに暴力振るっといて言う台詞!?」

 正当防衛だっつーの。つーか、勝手に体が動くんだもん。しょうがねえじゃんよ。熱いものに触れたらバッと飛び退くのと同じ。

「さあ! どこからでも掛かってきなさい!」

 やめろよなー、もう。目立つじゃん。今が幾ら田舎町の深夜だって言ってもさあ、見てる奴は見てるからさあ。あ、ほら、女の人がこっち見てんじゃん。あーあ、最悪だ。最低だ。あの女、明日になったら俺らの事言いふらすんだぜきっと。『昨日ねー、駅前で変な二人組がいてさー』みたいな感じで笑われちゃうんだよ絶対。どうすんだよ回りまわって俺を知ってる奴の耳に届いちまったら。馬鹿が、この考えなし。構えを解けってんだクソが。調子に乗るなステップ踏むな!

「そこよ見切ったぁ!」

「う、うわあ!」

 

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