エピローグ
あれから3ヶ月がたった。時間はかかったものの世界の信頼を取り戻した。そして貿易も再開した。また人々を苦しめたソウルキャプチャーもはずされ魂をとる手紙も廃止された。人口もかなり増えてきた。日本はどんどん復興していった。
「なんか夢見たいだな」俺が言うとグループの人たちはそろって「そうだな」といった。「ここは?」「ここは学校だ。先生は俺たちが勤めることにしたからさ」「そっか・・」数年前とは大違いだ。俺も変わった気がする。なんだか気持ちが強くなった気がする。
「本当に行くのか?」「ああ」ここは空港だ。アメリカ行きの飛行機がもうすぐ出る。「後のことはみんなに任せるよ。できるさ」「わかりました」「じゃあな」「またな~」そして俺は飛び立った。
母さん、父さん、工藤。俺はお前たちを探し出す。死者蘇生に使われているのは99%日本の魂だから、いつか会えるはずだ。何年かかるか分からない。一度きりの人生で何処までできるかわからない。だけどもし俺を見つけたら武、って呼んでくれ。そのときは俺「おせーんだよ」って笑っていえるから。
0% 終どうだったでしょう。Nはいいと言ってますが本当にいいのか自分じゃ分かりません。ただこの小説を読み終えて面白かったといっていただければ大変うれしく思います。