表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
奴隷少女とダンジョンを突破するのはダメなのだろうか  作者: 生くっぱ
一章 異世界転生と奴隷の少女
11/74

【第十一話】ルクレティア、初めての戦い-その1-

 ルクレティアのスキルを新たに開拓し、スキルの可能性を見出した訳だが、そも素朴な疑問が湧いてきた。結局天賦の才ってどんなスキルなんだ?


 完全鑑定と併用してステータスを見れば分かるか?



 ━━━━━━━━━━━━━━


【ルクレティア・ウルフェンヌ】


 レベル : 1

 HP:12

 MP:3

 筋力:2(×4 ※神域の天稟)

 敏捷:2(×4 ※神域の天稟)

 耐久:2(×4 ※神域の天稟)

 精神:3

 魔力:3


 属性魔法

【白魔法 : G】


 スキル

【神域の天稟】


 ━━━━━━━━━━━━━━


 ヤバすぎるだろこれ。今でこそ基礎ステータスが低いから分かりにくいものの、ある程度のレベルになってきたらこれ、コイツどうなるんだ?


 後ついでにステータス完全隠蔽が他者にも使えるかも確認してみるか。


 ━━━━━━━━━━━━━━


【ルクレティア・ウルフェンヌ】


 レベル : 1

 HP:12

 MP:3

 筋力:2

 敏捷:2

 耐久:2

 精神:3

 魔力:3


 属性魔法

【白魔法 : G】


 ━━━━━━━━━━━━━━


 出来るな、これも良い収穫だ。こうして改めて素のステータスを見ると、どうも不安に思えるな。確かに、このステータスではゴブリン一匹とて厳しいかもしれない。


「ルクレティアは自分のステータスは見れるのか?」

「いえ、それは鑑定という珍しいスキルが必要になる筈です」

「珍しいのか?」

「【剣士】や【魔法使い】の様な比較的メジャーなスキルと比較すると少ない、といった感覚です。商人やギルドの受付の方などは皆様お待ちの可能性が高いかと」

「成る程。因みに俺は使えるが極力秘匿したままでいたい。無駄な詮索や諍いは避けたいからな」

「はい、分かり……え? えぇ!?」

「すまないが頼む」

「は、はい」


 大分状況が開けてきたな。俺はあの神を自称する存在にかなりアドバンテージを貰ったらしい。レベルや基礎能力こそ初期スペックそのものだが、スキルの重要性を考えるに、かなり優遇されている。上手くやれなければまだまだ死にかねないが、上手くやれたなら面白い。


「ルクレティア、大事な話がある」

「はい!」

「服に手を掛けるな」

「はい……」


 何やってんのコイツ、何ですぐに服に手を掛ける訳? 俺を何だと……、ん?


 待てよ。

 まさかスキルの効果か? 

 いや、一旦それは良いか。


「お前には前衛の才覚が眠っている」

「……え?」

「前衛だ」

「えっと……よろしいでしょうか?」

「何だ?」

「私を購入した奴隷商人曰く、【ゴミの様な白魔法以外には何も無い、精々身体を張って尽くすんだな】との事でした」


 言葉は汚いが概ねその通りだな。


「そんな私に、ご主人様は前衛職を求めるのですか?」

「あ、いや別に厄介払いを考えている訳じゃないぞ?」

「ご、ご主人様が望むのであればいつでも捨て駒に……」

「待て待て、待て」

「ぐすん」


 言い方が悪かったか?

 いやでも他に言い様も無いしな……。


「ルクレティア」

「……はい」

「俺を信じろ、怖いのは最初だけだ。お前の身体は必ず呼応する。お前を見捨てた世界に見せてやれ、ルクレティアという存在を」

「ご、ご主人様……」

「俺を信じろ、ルクレティア」

「……分かりました。私、その、頑張ります」


 すまん、俺が悪かった。ステータス的にも後衛向きだし二つもスキルが譲渡出来るなら【大賢者の卵】と【無限魔力】とかにしておけば良かったな。


 バリバリの脳筋スキルにしてしまった。


 お、丁度良い所にゴブリンが。


「ルクレティア、お前の力を見せてみろ」

「……やってみます」


 俺はルクレティアに、旅人のナイフを手渡した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ