夢の記憶1
俺は昔から不思議な夢を見続けている。
俺、唐草 賢助は小学5年生の夏からファンタジーでSFな異世界で王国を守護する騎士団に所属し、少女の騎士団長ルメリアの補佐をしながら戦場を共にしていた。
彼女との出会いは薄気味悪い森で彷徨っていたとき行き着いた月を写す泉で出会った。
「このような所でその服装…貴方の名前は?」
この時俺は彼女に助けを求めた。
「俺は唐草 賢助、出口を目指して森を彷徨ってるんだ。もし出口を知っているのなら案内してもらえないか。」
彼女は少し悩んでから俺を出口まで案内してくれた。
森をでて目にしたものに衝撃を受けた。
とても大きな城と賑やかな街並みに感動した。
ガチャ
ルメリアに案内されるままついていったあげく牢屋にぶち込まれたのだ。
「どうして俺を閉じ込めるんだよ。」
ルメリアは呆れながら答えた。
「得体の知れない変な服装の男を街に野放しにしては危険だからな。いろいろと話して貰うぞ。」
ルメリアに自分の事について話し終えると少し笑って1つ提案をしてきた。
「お前が言っている事は正直少ししか理解できなかった。だがお前がそんな悪い奴じゃない事とお前に行く宛がないのだけは理解した。そこでだが私が指揮をする騎士団のメンバーに加わらないか。得体の知れない存在でだが私の目の行き届く範囲にいれば問題ないだろうしどうする?」
俺は彼女の提案にのって騎士団の一員となった。
それからの俺は眠りにつくと現実世界に戻っていて。眠るたびに現実世界と夢世界を行き来して夢世界で俺はルメリアと共に騎士団で活躍していた。