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ご褒美は…?

ご褒美は、私のくちびる

作者: 颯樹

らぶらぶものが書きたくなったのです。

ちゅっちゅしてるだけの話です。


150ユニーク、ありがとうございます!(2016,7,9)

…ちゅっ


「…っ、ちょ、ちょっと待ってっ」


「…どうして?ご褒美、くれるって言ったよね。約束、破るの?」


「いやいやいや、ご褒美がキスなんて聞いてないから!」


「最初から伝えてたら、うんって言ってくれなかっただろう?」


「言うわけないでしょう!」


「…だと思ったから、伝えなかった。ご褒美の内容を確認しなかった真樹も悪いんだからさ。諦めて、俺にご褒美ちょうだい?」


「や、待っ……」


ちゅっ ちゅっ


「…ふふ、かーわいい。目、とろんとしてきた。キス、もっとしていいよね?」


「…ダメって言っても聞いてくれないくせに…」


「うん、聞いてあげない。真樹が可愛いのがいけないんだよ?ほら、俺の首に腕をまわして。真樹を抱きしめながらキスしたい」


…ちゅっ



「…全部食べちゃいたいくらい、好きだよ」

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