表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私の仮恋人は親友のお兄さん  作者: ひなた翠
仮彼氏との生活
14/26

果恋の研究

私は授業中…ノートに書きだしてみた

果恋ちゃんの性格を


いつでも強気で、自分が負けるとは思っていない


それでいて、まわりの協力は遠慮なくもらい、必ずお礼をする


『利用できるときは思う存分、利用する』


これも果恋ちゃんの良いところ?


今は廉人さんの好意に甘えていいってこと?


明るくて、どんなときでも笑顔を絶やさない


おどおどしないし、はっきりと物事を発言して……


書きだせば書きだすほど、私の性格とは正反対だ


…なら、私は正反対の女を演じればいいってこと?


演じられる?


私にできる?


駄目よ、弱気はいけないんだ


疑問に思ってたら、前に進めないよ


頑張るしかなくて、廉人さんも、果恋ちゃんも協力してくれてる


成功のカギは私がもっているんだ


私が演じなくて、失敗して二人に迷惑をかけてしまう


だから、私は演じなくてはいけないんだ





昼休み


私は果恋ちゃんと一緒にお弁当を食べた


果恋ちゃんは人気がある


麗華さんとは仲が悪いけど、他の人とは仲が良い


クラスを仕切りたい


もしかしたら学校を仕切りたいと思っている麗華さんには、目の上のたんこぶっていったところ


どうしてこんなに果恋ちゃんは人気があるのか


それは明るくて、はっきり物事を言って…それでいて悪意がない


冗談も言うけれど、相談にものるし、的確な意見を言う


友人のために、時間をさいて…それが厭そうに見えない


私はすごいと思った


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ