主人公 真護寺崇弘 しんごじたかひろ
『戦国時代に転移した話』における主人公。
設定は瀬織津比売神社の神護寺である真護寺の住職。
フルダイブRPG『BUSHI』の廃プレイヤー。BUSHIはプレイヤースキル依存のゲームなので主人公に能力設定は特にない。
この話における主人公であり、現代日本で主人公が戦国フルダイブシミュレーションRPG『BUSHI』のプレイ用に作ったプレイヤーキャラ用のアバター。
20歳。男。身長176cm、体重72kg。
『BUSHI』は「日本の戦国時代に生まれ変わったような体験が出来る」がウリのゲームであり、主人公はこのゲームのプレイヤーだった。
発売後一年ほど買い控えていたが、値引きキャンペーンを機に購入し、遅れを取り戻すように廃人プレイをすることになった。
初級~中級までのトロフィーを集め、新武将作成可能数の上限250人を達成しており、上限まで新武将を作成済み。
その際に、初期に作成した武将は高能力になっており、後期に作成した武将はそこまで育成が進んでいない。
上級で後発の武将の育成を行うのがセオリーなのだが、主人公は上級を飛ばし、超級を選択。
開始設定を終え、ゲームを開始すると、だがそこはゲーム内のバースではなく、現実の戦国時代かあるいは現実の戦国時代とそっくりな世界に転移してしまった。
家族も失い、ゲームに没頭していた主人公は、真護寺崇弘として受肉したことで、愛着のあった新武将である妻の桜たちと共に、この戦国時代のような世界で生きることを決意する。
主人公アバターはあくまでもPCなので、新規作成武将にはカウントされず、250には含まれない。
PCのスタータス設定は身体能力に関しては育成や課金などで変更が可能となっているが、主人公はリアルの身体をそのまま設定として取り込んでおり、年齢設定での調整などはされているが、基本的にはリアルのままの状態をゲーム内バースで再現しており、強化などはしていない。多少はゲームプレイで様々な戦闘や職業の訓練は行っているが、極めることはせず、通り一遍で済ませている。
真護寺崇弘の設定としては、超級をプレイするにあたり改めて設定を作りなおしている。
加賀の国の山間部でひっそりと独自に暮らしていた『瀬織津姫』を祀る集落。
その集落は『瀬織津姫神社』とその神護寺『真護寺』を中心に構成されていた。
主人公はその真護寺の住職であり、真護寺一族の当主。
集落は一向一揆に巻き込まれ、その山を放棄することになり、
比較的平穏そうな能美郡にある大倉岳に流れ着き、そこで集落を形成することにした。
という設定。
真護寺は本来、起源を辿れは、瀬織津姫神社の祭主である織津一族とは別の一族ではあるが、何代かおきに姻戚関係があり、血縁としては全く別の一族と言うわけではない。
当代の当主同士が婚姻関係を結んでおり、織津の次代の当主は現当主桜の直系からは選ばれない。
ちなみに織津の次の当主は、現織津本家の女子がすべて真護寺に嫁いでおり、しかも最有力の分家の女子である炎も主人公に嫁いでおり、次期当主はまだ決まっていない。