番外編についてと、登場人物紹介
これ以降の番外編では、リューディアとレジェスと愉快な仲間たち関連のお話を投稿していきます。
恋愛に関してはラブコメ風ですが、シリアス内容もあります。本編10話ラストの手紙でしんみりしていた直後に、レジェスがしんどい思いをする話にぶち当たる可能性もあります。
ご了承ください。
なお、ワカメはやはり最後までワカメです。
☆登場人物☆
○リューディア・シルヴェン(18→19)
セルミア王国シルヴェン伯爵家令嬢。さらさらの金髪に、勝ち気な感じがする杏色の目。
家族は人望のある父、穏やかで優しい母、個性的な弟。どちらかというと気は強い方なので、自分の感情や考えを押しつけてくる相手とは衝突しがち。
得意技は正論パンチで、相手に都合の悪いことをスルーするスキル持ち。
7年前、12歳の晩夏に伯爵領の田舎町でレジェスと知り合う。
18歳の夏に、王女への暴行罪で父親が投獄され、リューディアたちも屋敷に軟禁状態になる。
19歳の冬に、レジェスの助力により父釈放。それから約1ヶ月後、レジェスと婚約する。
○レジェス・ケトラ(23)
セルミア王国魔術師団に所属する闇魔術師。やや長めの黒いワカメヘアーに、ぎょろっとした灰色の目。
ガリガリに痩せており顔色も悪く、クククと印象的な笑い方をする。嫌いな人には冷たいが、自分を攻撃してこない人には基本的に無関心。リューディアには一途な愛情を捧げる。
彼の中での優先順位は、リューディア>>伯爵家の人々>>>>>>闇魔術師の同僚>>(越えられない壁)>>その他の有象無象
隣国出身で、幼少期に親から虐待を受けていた。その後家出をしてセルミア王国に渡り、王国魔術師団に入る。
16歳の晩夏に、遠征先のシルヴェン伯爵領で行き倒れてリューディアに介抱される。
23歳の夏に、リューディアの父が投獄されたと聞く。その後情報を集め、魔物の討伐作戦に参加。後に伯爵家の名誉を回復させ、リューディアに迫られた末に婚約する。
○シルヴェン伯爵夫妻
セルミア王国シルヴェン伯爵家の当主夫妻。リューディアとアスラクの両親。
伯爵は人格者で気前もいいので、あらゆる立場の人々から尊敬されている。妻のことを誰よりも愛しており、今でも一ヶ月に一度は二人きりでデートに行く。最近の悩みは、お腹がでっぱり始めたこと。
伯爵夫人はおっとりとしており、夫のことが大好き。二人きりのときだけ、夫のことを「私の可愛い旦那様」と呼ぶらしい。最近の悩みは、白髪が増えてきたこと。
○アスラク・シルヴェン(16)
セルミア王国シルヴェン伯爵家令息。リューディアと同じ金髪。
次期伯爵で、伯爵邸の外では穏やかで優しい好青年だが、実際はいい意味でも悪い意味でも少年の心を忘れていないおぼっちゃん。
「かっこいい」ものが好き。どうやら最近、「僕の考える最強にかっこいい人」と出会ったそうだが……?