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王都の商業ギルド

 門番さんに手続きをして貰い王都ランタールに入る。ここの王都も大きいね、ひぃろ達には両肩にいて貰う。ここのお勧めの宿も門番さんに聞いておいた。


 今日はまだ時間があるので、冒険者ギルドと商業ギルドのギルマスに書状を渡したいかな。それで王様にも書状を渡したいのだけど、どうしたら良いのだろうか? 錬金ボックスの事だし、商業ギルドのギルマスに聞いてみよう。


 ランタール王国はなんだか明るい温かい感じがするなと思っていたら、色々な所に赤とオレンジの色が見える。だから明るい感じがしたんだね。


 お昼を食べてから商業ギルドに向かってみよう。今日のお昼は屋台だ。みんなもソワソワしているから早く行こう!


 街の中央の辺りに屋台が沢山出ているので見に行くと、美味しそうな物が沢山あった。今日は何がいいかなぁ。


「今日は何を食べようか!」


『ふふ、屋台はわくわくしちゃうくまね』


「本当だよね~。あっ、ドーナみたいなのがあるよ!」


『美味しそうぴょんね!』


『あっ、なんかあそこで焼いているのも美味しそうぱんよ!』


「本当だ。あっ、鉄板使ってる?!」


『てっぱんくま?』


「うん、欲しかったんだよね。あーいうの買って行こう!」


『ふふ、たのしみぴよね』


 屋台で鉄板を使ってお肉を焼いている所があったのでそれも買う事にする。ついでに鉄板がどこに売っているのか聞けたら聞いてみよう。


「こんにちは、4人前下さい」


「あいよ」


「すみません、少し聞いても良いですか?」


「ん? 焼きながらで良いなら大丈夫だぞ」


「ありがとうございます。その鉄板はどこに行ったら買えますか?」


「はっ?! なんだ嬢ちゃん、鉄板が欲しいのか!?」


「はい、お料理作るのに欲しかったんです」


「だったら、調理道具を扱っている店があるぞ」


「そうなのですね、行ってみます! ありがとうございました」


「はいよ、お待たせ!」


 お金を支払い鉄板焼きを貰った。野菜とオーク肉を炒めた感じかな、とっても美味しそうな良い香りがする。お腹がなっちゃいそうだ。


 他にはドーナみたいなのがあったので、それもいくつか買っておいた。生地を揚げ焼きにしているからとても美味しそうだ。後、ジュースを買ってテーブルに向かう。


 テーブルに準備をすると、みんなにクリーンを掛けてテーブルに乗せてあげてご挨拶をして食べ始める。


『鉄板焼き美味しいくまね! 鉄板買ったら作ってくま!』


「うん、鉄板焼きも色々作れるから色々なお料理作ろうね」


『ふふ、それは楽しみなのぴょん!』


 そういえば、この世界に来てパンもドーナツみたいなのもあるけれど、麺類って見てないなぁ。今度作って食べようかな。


『このドーナみたいなのもベニエで食べたのと同じ感じぱんね』


「そうだね、ちょっとスパイシーな感じだよね」


『でもそれが美味しいのぴよー!』


「ふふ、本当だね」


 お昼ご飯を食べ終わったら、お片付けをして商業ギルドに向かう。商業ギルドに入って受付のお姉さんにギルマスへの書状を預かっている事を伝えると、少し待たされてから応接室みたいな所に通された。


 少し待っていると、ドアがノックされ背の高い人が入って来た。この人がギルマスなのだろう。


「ここの商業ギルドのギルマスのヌーガだ。よろしくな」


「初めまして、冒険者のハルです。こっちは獣魔のひぃろ、ベリー、タルト、ライチです。よろしくお願いします」


「それでクラフティアのビスコから書状を預かっているという話を聞いたが?」


「はい、こちらです」


 ギルマスからの書状とギルドカードを渡して中を確認しているギルマスを待つ事にする。


「うむ。ビスコからの書状で間違いないな。届けてくれて感謝する。そしてこの書状にある錬金ボックスというのを見せて貰っても?」


 テーブルの上に錬金ボックスを取り出してギルマスに見せる。そして一通り説明をして、実物を見せるととても驚いていた。


「この錬金ボックス2種類を2個ずつ持ってきているのですが、どちらにお渡ししたら良いでしょうか? それとランタール王国の国王様にクラフティア王国の国王様からの書状もお預かりしているのですが、どうしたら良いでしょうか?」


「なんと! それではこちらで手続きをするので、日時が決まったら知らせるとしよう。泊まっている宿屋はどこだ?」


「まだ宿を取っていないのですが、グラン亭がお勧めだと聞いたのでそこに宿を取る予定です」


「分かった。それとここランタール王国でも国主体で動く事になるだろうから詳細はもう少し待っていて欲しい」


「はい、分かりました。すみません、他にもあるのですが大丈夫ですか?」


「ん? 大丈夫だ。まだ何かあるか?」


「はい。クラフティア王国の冒険者ギルドで携帯食も何か考えて欲しいということで考えていた物が出来たのでお知らせをと思って……」


「ふむ。どんなものか見せて貰っても?」


 フリーズドライしたお味噌汁を見せる。魔法で熱いお湯を出してお味噌汁を作ってギルマスに出すと、とても驚かれた。


「こ、これは!? さっきの塊がこんなスープになるだなんて!」


「これは先ほどの錬金ボックスで、作ったお味噌汁を乾燥させた物を、お湯で溶ける素材で固めた物です。乾燥させているのでお湯を注げばお味噌汁にまた戻ります。」


「そんな方法が!?」


「これも錬金ボックスを作って作れるようにしたら良いかなと思うのですが、どうでしょう?」


「これはかなり良いと思うぞ。冒険者達がとても助かるだろう。今冒険者ギルドのギルマスを呼ぶので少し待っていてくれるか?」


 そういうと、ギルマスは外の人に頼んで冒険者ギルドのギルマスに連絡をして呼んでくれる事になった。その間もギルマスと色々なお話をして待つ。


 粒の実も国王様とのお話でどこに作るかを決めるらしい。商業ギルドのギルマスからの書状にもクラフティア王国では国主体で進めているという話も書かれていたらしい。粒の実も王城の敷地内に育てている事も伝えているみたいだ。なので国王様に会った後にどうするかを決めるらしい。


 そして、国王様に会う時にはやっぱりお城でお料理をする事になるみたいだ。初めての調味料が沢山あるからそれは仕方ない。それとレシピを持ってきているのでそれも渡しておく。王城の分はその時に渡す予定だ。


 そんな事を話し合っていたら、ドアがノックされてこちらも背の高いがっしりとした体格の男性が入って来た。この人が冒険者ギルドのギルマスみたいだ。


「至急の呼び出しだったが、何かあったのか?!」


「忙しい所すまない。クラフティア王国からとても重要な知らせがあったので呼んだんだ」


「初めまして、冒険者のハルです。こっちは獣魔のひぃろ、ベリー、タルト、ライチです。よろしくお願いします」


「私は冒険者ギルドのギルマスをやっているデニスだ。よろしく頼む」


 デニスさんにもクラフティア王国の冒険者ギルドのギルマスから預かった書状を渡した。それからフリーズドライの話をする。


「これは良い!! 持ち運びも軽くて嵩張らないし、何より旨い!」


「気に入って貰えて良かったです」


 それからは、商業ギルドと冒険者ギルドの両ギルマスの間での話し合いになった。そして、私もフリーズドライ用の錬金ボックスを作る事になった。材料はあるので、明日にでも作ってみよう。


 後は国王様の所へ行くのはまた知らせが来るのでそれまではのんびりしていよう。


 話が終わった後は商業ギルドを出てグラン亭に向かう。少し歩くとグラン亭を見つけた。部屋が空いているといいなぁ。


「こんにちは、獣魔のスライムもいるのですが泊まれますか?」


「はい、大丈夫ですよ。1泊銀貨9枚ですが何泊しますか?」


「とりあえず、5日お願いします。後、食事を3人前にして貰っていいですか?」


「はい、大丈夫ですよ。宿を出る時に手続きしますね」


 お金を支払い鍵を受け取る。そのままお夕飯を食べてから部屋に向かう。宿のお姉さんはエミリアさんだそうだ。

 部屋に入ると、みんなにクリーンを掛けて、お茶とおやつを準備してのんびりする。


「今日は商業ギルドと冒険者ギルドに書状を渡せてよかったね」


『そうくまね~』


『明日はどうするぴょん?』


「うーん、どうしようか。国王様の所へ行く日が決まらないと分からないから、明日は街を見てみようか」


『それはいいぱんね~』


『ハル、鉄板かうぴよ!』


「あっ、それはいいね。鉄板欲しいよね、後は網もあったらバーベキュー出来るんだよね。明日探してみよう! 後、アクセサリー屋さんも行きたいんだよね。」


『美味しい物嬉しいぱん!』


『うれしいぴよー!』


「ふふ、美味しい物はとっても楽しくなるよね。明日はのんびり街を周ろうね」


 お片付けをしてみんなでもふもふしながら寝る事にする。明日も楽しみだね。

読んで頂きありがとうございます。

ブックマークや☆の応援もありがとうございます、更新の励みになります。


明日は王都の散策をします。

楽しく読んで頂けたら嬉しいです。

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