エリクサーと錬金スキルで色々作ろう!
お家に帰ってお昼ごはんを作ろう。今日はお弁当っぽくおにぎり、唐揚げ、卵焼きを作ろうかな。材料を出して、ご飯を作っていく。今日は海苔を巻いた卵焼きにしよう、後はわかめがあるからわかめごはんのおにぎりを作ろう!
ご飯の準備が出来たら、みんなをテーブルに乗せてあげてピクニック気分でご飯を食べる。お弁当な感じなので、ちょっと楽しい。
午後はライチと一緒にお薬を作りたいんだよね。エリクサー出来るかなぁ、ちょっとドキドキするけど楽しみだ。
「ライチ、午後は少し手伝ってもらえる?」
『どうしたぴよ?』
「お薬が必要になったから、エリクサーを作りたいの」
『まかせるぴよよ!』
まずは、エリクサーに何が必要かを鑑定してみよう。エリクサーを良く考えて、鑑定を発動させる。
エリクサー:星5の上級ポーション、魔力草、治癒草で作れます。ライチとの錬金じゃないと作れません。
やっぱりライチがいないと作れないんだね。材料に星5の上級ポーションが必要なんだね。
上級ポーション:治癒草、癒し草、水で作れます。ライチとの錬金じゃないと作れません。
うん、材料は沢山ある。そしてライチがいるから作れるね。材料と綺麗な美味しいお水を出して錬金しよう。
「ライチ、材料が揃ったからまずは上級ポーションを作ろう。どうやって一緒に錬金するのかな?」
『ライチが肩にのるから、それでできるぴよよ』
「そっか、お願いね」
『まかせるぴよ!』
ライチを肩に乗せると、一緒に上級ポーションを思い浮かべる。
「錬金!」
『れんきんぴよっ!』
材料が光り、光が収まると上級ポーションが出来た。
上級ポーション★★★★★
とても良く効く上級ポーション。普通の上級ポーションよりも1.5倍の効果がある。ただし、欠損は治せない。
よし、星5の上級ポーションが出来た。それと、魔力草、治癒草を出して準備をする。
「ライチ、次はエリクサー作るよ」
『分かったぴよ!』
エリクサーを思い浮かべる。
「錬金!」
『れんきんぴよっ!!』
材料が光り、光が収まるとエリクサーが出来た。
エリクサー:蘇生以外は何でも治す事の出来る薬。呪いも欠損も治す事が出来る。
「わぁ、出来たよっ!」
『できたぴよー!』
その後も予備に5本作っておいた。上級ポーションは20本作っておいた。しかし、エリクサーは本当に凄いんだね。欠損も治せるってすごい事だよね。
「ライチ、ありがとうね。おかげで沢山お薬が出来たよ」
『ふふっ、よかったぴよよー! ハル、再生したいからくさったこうせき出してぴよ!』
「うん、いいよ。好きな時にやったらいいからね」
アイテムボックスには大量に入っているけれど、全部は出せないので床に腐った鉱石を30個出しておいた。
ライチは再生が楽しいみたいで、次から次へ再生をしている。私は中級ポーションと魔力回復ポーションを少し作っておいた。普段使う事はないけれど、誰かに渡すにも助かるからね。
お薬を作り終わってライチの方を見たら、ほとんどの鉱石が綺麗に再生されていた。そしてまだ楽しそうに再生をしている。
お薬が作り終わったから、すぐに食べられる物を錬金スキルで作っておこう。まずは大量のパンを作ろう。最初に酵母を作ってから、材料を出してパンを作る。
またベリーに高速回転でマヨネーズを作って貰おう。あれ、可愛くて見てるの好きなんだよね。ベリー用のフードプロセッサーにマヨネーズの材料を入れたらお願いしよう。
「ベリー、また高速回転でマヨネーズを作って貰って良いかな?」
『まっかせるぴょんっ! 高速回転ぴょん!』
フードプロセッサーに飛び乗り高速回転をしてくれると、あっという間にマヨネーズが出来た。
「さすがベリー! ありがとうね」
『ふふっ、またいつでもお手伝いするぴょん!』
「うん、ありがとう!」
マヨネーズが出来たので、ポテトサラダ、たまごサンドを作ろう。後はエビマヨを作っておいて今日のお夕飯の1品にしよう!
今日は中華なご飯にしよう。錬金スキルで焼く前の餃子と焼売を作っちゃおうかな。材料を出して、良く思い浮かべる。
「錬金!」
材料が光り、光が収まると焼く前の餃子と焼売が沢山出来た。このままアイテムボックスに仕舞っておこう。
次は錬金ボックスで出ないお菓子を作ろうかな。一気に沢山出来るしブラウニーを作ろう。材料は卵、チョコ、バター、小麦粉、アーモンドを出してしっとり美味しいブラウニーを思い浮かべる。
「錬金!」
材料が光り、光が収まると美味しそうなブラウニーが沢山出来ていた。次は何を作ろうかな。餡子を入れた焼き菓子も作ろうかな。材料はパウンドケーキと同じ感じでいいかな。準備をしたら生地と餡子がマーブルになっているパウンドケーキを思い浮かべる。
「錬金!」
これも美味しそう出来た。後は、クッキーを何種類か焼いておこう、と思ったら後ろから凄い圧を感じる。そろりと後ろを振り返ると、やっぱりみんなに味見を要求された。
可愛いみんなの上目遣いにめろめろな私は、すぐに味見を用意する。
「チョコレートを使ったブラウニーと餡子を入れた焼き菓子だよ。でももう少しでお夕飯だから味見だけにしようね」
『やった、美味しそうくま~』
『餡子を入れた焼き菓子美味しいぴょん!』
『ぼくはブラウニーが美味しいぱん!』
『ライチもぴよー!』
『ぼくはどっちも好きこんっ! でも、残りはどうするこん?』
「旅先のおやつに持って行っておこうと思って作っておいたんだよ」
『わかったこんっ!』
ブラウニーはしっとりとして美味しかったし、餡子入りの焼き菓子もとっても美味しかった。そろそろお夕飯を作ろうかな。
さっき餃子と焼売を作っておいたので、後は焼くのと蒸したら完成! それとエビマヨがあるから一緒に食べよう。
準備が出来たら、みんなで美味しく食べよう! どれも久しぶりに食べるからとても嬉しい。そしてどれも美味しい!
『くふふっ、どれも美味しいくまね!』
『どれも美味しいぴょんね!』
「ふふっ、私もどれも好きだよ!」
『このエビマヨお代わりぴよよー!』
『あっ、ぼくは餃子もっと食べたいこん!』
『あっ、ぼくもお代わりくま!』
今日もみんな美味しく沢山食べてくれて嬉しいね。楽しいお夕飯の時間が終わったら、お片付けをしてお風呂に入ろう。
みんなお風呂が大好きだけど、何か楽しめる物が何かないかなぁ。みんな手がないから水鉄砲は使えないし……うーん。
(そうだ! お風呂に簡易の滑り台を作っちゃおうかな)
「お風呂に入ろう」
お風呂に入ってみんなを洗って湯舟に入れてあげてから、アイテムボックスから木材を出して滑り台を思い浮かべる。
「錬金!」
『くま!?』
『ぴょっ!?』
『ぱんっ!?』
『ぴよっ!?』
『こんっ!?』
「ふふ、滑り台だよ~。」
まずはライチを滑らせてあげよう。ライチを抱っこして滑り台に乗せてあげると、しゅるんっ! と滑って湯舟に入る。
『ぴよっ!! たのしいぴよー!』
「ふふっ、ここから登って滑ると湯舟にじゃぼーん! って入れるんだよ」
『きゃーくまっ!』
『楽しいぴょん~!』
「ふふっ、お風呂が楽しくなったね~」
『ハル、これ楽しいこんっ!』
手でトンネルを作ってあげたりして、みんなで大はしゃぎしてお風呂に入った。うん、作って良かった。
(ふふっ、みんなとっても可愛かったなぁ)
お風呂から上がったらドライヤー魔法でみんなを乾かしてブラッシングしよう。みんながにこにこだったので、ブラッシングもとっても楽しかった。
『ハル、あの滑り台楽しかったくま。明日も遊んでいいくま?』
「うん、もちろん! バングルのお部屋のお風呂にも付けようね」
『やったぴよー!』
バングルのお部屋に滑り台を作ってもいいね。最近街を歩く時に、バングルのお部屋に入っていて貰う事が多いから、遊べるようにしてあげたいなぁ。
(滑り台とハンモックが良いかな!)
ハンモックも温かくしたら気持ちよさそうだね。よし、朝にでも作ってみようかな。
明日はエリクサーが出来たから、商業ギルドに行って来よう。そしてグラセリア王国へ行く準備をしようかな。病気だったら早く治してあげたいもんね。
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明日は商業ギルドへ行きます。
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