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ライン

作者: タマネギ

昼は、風の通らない部屋で

モニターを眺め、

夜は、心の通わない部屋で、

夢を眺めている。


話したい。感じたい。許したい。

そう思っていても、

そうできない人の、いかに多い世か。

いかに、空回りする人の世か。


ほんとうは、そうじゃない。

ほんとうは、そうじゃないんだよ。

誰だって、吹く風の中、

心を通わせることができたんだ。


それはね、遠い遠い昔、

一人の人間が、ラインを

引いただけのことさ。

ここからは、入るなと。


それだけのことだったんだ。

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