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【第一部のあらすじ】※ネタバレ注意
帝国議員の子であるランス・スプリングフィールドは両親を失い、母方の祖父の住む東方の村に身を寄せていた。
しかし村は何者かに焼かれてしまい、ランスは幼馴染の少女に言われたとおり、刀を持って逃亡する。
帝国空軍所属の皇族に拾われたランスは、『記憶の番人』と呼ばれる、特別な魔法や道具を使える存在の後継者として、『白桜刀』に魔力を集めて世界を滅亡から救うため、巡礼の旅に出る。
途中、敵対している『鮫』と呼ばれる番人の妨害をたびたび受け、ついには同僚の家族を人質に取られてしまう。
同僚が裏切っていたことや、鮫の正体が幼馴染の少女であり、さらに刀の精霊と名乗っていた存在でもあったことを知り動揺するランスだったが、鮫を一時的に封印することに成功。
帝国内の最後の巡礼地、帝都を目指すのだった。
カクヨム版では第2部からを白桜年代記Ⅱとして新規小説にしております。読みやすいほうでどうぞ。




