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第1殺 アサシン・イズ・ビューティフル


 あ、どうもアサシンです。

 ただ今――


「ぎゃぁぁぁぁぁ!」


 絶賛 暗殺中です。



 改めまして、アサシンです。暗殺業を生業としている見目麗しい14歳の美少女です。

 ……なんですか? その何か言いたげな目は。刺していいですか?

 冗談です。

 権力を振りかざしたり、金にものを言わせて悪行を働くクズ共しか殺さないので安心して下さい。

 弱きを助け悪を穿つのです。


 手に持っている血濡れのナイフを逆手に構え、格好良くポーズを決めます。

 月明かりで刃が光っていい感じです。


 え? 人殺しは悪いことじゃないのかって?

 ……バレなきゃいいんですよ、バレなきゃ。


 口端を上げてニヤリと笑ってみせます。


「~~~!~~!!」

 おっと、屋敷の者に感づかれてしまったようです。逃げるとしましょう。


 侵入した窓に足を掛けた所でやり残したことを思いだし踵を返します。


「いけない、いけない。大事な事を忘れていました」


 え? 何故ナイフを持って近付いてくるのかって?


 だって――。


 標的(ターゲット)はあなたですから。


 ――――


「ふふっ、依頼(お仕事)完了です」



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