赤い館の門
注意、作者は射命丸が大好きです。
そこは昼間なのに何故か霧がかった湖の中島。
そこに赤い赤い館があった、今回はそんな館の門番さんのお話。
彼女の名前は紅・美鈴その姿は美しく人々を魅了するほどだ。
髪は赤色でチャイナドレスを着こなす、そんな美しい門番は今日も紅魔館の門の前で勇ましく…
寝ていたぁ!?
「zzz…」
「中国起きなさい!!」
紅魔館のメイド長、十六夜咲夜が警部をサボって居眠りしている美鈴を起こしに来た。
「zzz」
が、それでもなお美鈴は眠り続ける、まるで毒林檎を食べた白雪姫のように。
「あなたねぇ…」スッ
咲夜は徐にナイフを出し、美鈴に向かってナイフを投げた。
「んあ?あ、おはようございます!咲夜さん!!」
眠っていたのにもかぎらず美鈴は投擲されたナイフをいとも容易く躱した
「あなたねぇ…警備はどうしたのよ警備は!!」
「いやぁアレですよ目を瞑って相手の気を…ですねぇ」
「ハァ…まぁいつものことか…」
「あれれ?咲夜さん溜息ですか?幸せが逃げてしまいますよー?」
「全く、あなたときたら…」
「あははははぁ…」
「あ、そうだ!花壇のお花に水をあげなくては!!それでは咲夜さん!失礼します!!」
美鈴は思い出したかのように言い訳を述べ、風の如く去って行った。
「あ、ちょっとまだ話は…ってもういない…」
「全く…」
咲夜は呆れ顔で自分の持ち場に戻る。
続き頑張ります。