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如何にして投票率をあげる?与太話。

作者: 茶屋ノ壽

 直接的で即物的な利益を投票者に与えると良いのでは?


 一行で終わってしまった。


 具体的な夢物語を語っていきましょう、つまりは金銭的な報酬を投票に対して与えて仕舞えば良いわけであり、そうすることで動機を与えるわけであります。


 どのくらいが適当であるのか?となると、投票場所が徒歩圏内であることを前提とするならば、かかる時間を時給換算してみるというのはどうであろうか?全国平均の最低賃金で1時間分ほどを支払うというのはどうであろうか?


 我が国の有権者が八千万人くらい、一人一千円を支払うとするならば、一回につき八千億円くらいであろうか?


 途方もない金額のような気がしますね、というか、うん無理じゃないかな?いやどこから引っ張ってくるんだそのお金、いやまあ、その分税金をあげればいけるのか?ええと国政選挙が三年に一回であるとすると、一年の増税が三百円くらいか、と、考えると無理ないような気もしますね。


 意外になんとかなりそうな気がしてきました。


 いやまあ、衆議院、参議院とあるから、もう少し予算が必要になるわけではあるが、それでもまあ、年間5、6百円の増税でどうにかなりそうであり、そもそも、選挙にいけばその回収した税金が戻ってくるわけであるから、差し引き0ではなかろうかとか、思うわけだがどうなのであろうか?


 ある意味、人質というか、金銭的な縛りをかけているだけの話になるのではなかろうか、そしてこれはある意味他の方策にも応用ができそうでありますね。


 例えば健康診断とかですよ、健康診断費用として徴収して実際に健康診断を受けた時に、その分を返すわけです、面倒くさがって、行かなければ、税金を取られただけで損をしてしまうので、積極的に参加するようになるわけです。


 いやまあ、こちらはそもそもかなりの金額が必要なるので、予算がつきそうになりそうではありますが、そこは面倒くさがっていかない国民がいくらかいることを前提に予算を組めばなんとかなりそうではないかなとか、思うわけです、いやそういう甘い前提で行くと、参加率が高くなって、金銭が足りなくなるパターンはありそうではありますね。


 

 ともあれ、結構良いのではないかな、投票報酬としてのお金を税金で先に確保しておいて、くれば返してあげますよというやり口は、聞き分けのない子供への躾に近い流れではないのではなかろうかとか、実際、レベル的には今そういうあたりではなかろうかというわけですが。


 ただ、選挙の意味合いやら意義やら、精神やらを考えると、まあ、あまりよろしくないと言いますか、民主主義の理念に反しているのではという文句は出そうではありますね、この辺り、実利を取るのか建前を取るのか、もしくは、どうにかして誤魔化してやってしまうのか。


 政治家やら官僚の腕の見せ所ではなかろうかとか思うわけではあるけれども、どうなのであろうかな?


 いやまあ、一千円を諦めるから堂々と投票にいきませんとか言われそうではあるなぁ?


 じゃあ、無視できないくらいの利益があるというのはどうだろう?


 射幸性を刺激するわけです、みんなから投票報酬を税金で集めるところまでは同じで、その後が違う、くじにするわけです、投票券と引き換えにもらえるくじですね、これで、報酬を総取りにするわけです、一発当たれば、八千億円です、人生が買える値段だと思うわけですよ、ある程度山分けしても良いですね、一等十億八百人とか、もちろん非課税ですよ、これならば、なかなか棒に振る人も少なくなるんじゃないだろうかと思うんですけど、どんなもんでしょうかね?


 与太話でした。


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