表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ことのは  作者: 大山椒魚
48/49

逃避


忙しい日々

ぱたぱたと通りすぎていったような

そんな感覚だったけれど


本当に通りすぎたのは



仕事が忙しい

遊ぶ時間がない

恋愛がうまくいかない

家族と距離がある


集中できないから

真剣に取り組めない、と


ふわふわとした頭に

ゆらゆらとする足下


片付けなきゃいけないのに

一つひとつ


進めなきゃいけないのに

着実に



ぐるぐると巡るのは同じ言葉

同じ声と同じ感情


現実は見えてるのにどうして



ぱたぱたと通りすぎたのは


皆を置き去りにして逃げたのは


解決した気になって

未だに自分をごまかし続けているのは




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ