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ことのは  作者: 大山椒魚
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記憶


写真みたいに


映画みたいに


記憶をすべて残せたら



忘れていること

勘違いしていたこと

今この瞬間のこと


全部ぜんぶ残せたら


好きな時に振り返ることができたなら


きっととても優しくて

切ない時間を過ごすことが出来るだろう


映像が幸せなものなら幸せなほど

悲しく残酷な時間になるかもしれない



だけど


それでも



愛しい人との大切な時間をもう一度…

もう一度振り返ることが出来るなら


その後に来る絶望感など関係ない


私は涙が涸れ果てるまで…

いや、涸れ果てた後までも

繰り返し繰り返しそれらを観続けるだろう


笑顔、泣き顔、ちょっと拗ねた顔…

私の名前を呼ぶ声



あなたが側にいない今

それがどんなに必要か…



本当に、すべてを残せたら




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