再会の約束
『魔王神強化月間』によってバルバールは強くなった
一方その頃『賢者の塔』では『賢者』と『大魔導士』が何やら話し合っていた
それは迫りくる『機神復活』への対応策であった
果たしてその内容とは!?
『魔王神強化月間』で雷蔵たちがバルバールをしごいていた頃
『賢者の塔』では『賢神』と『大魔導士』が、何やら話し合っていた
「魔王神のお話によれば『機神復活』まで、それほど猶予は無いようですね」
「うむ 早急に『魔導戦艦』の建造に着手しなければならないのであ~る」
「そうすると、『賢者の国』の拡張並びに都市の運営の為の人員が必要ですね」
『魔導戦艦』とは、『賢者の塔管理者』たちが『機神討伐』の為に開発した、『機神』が封印されている宙域までの兵力の輸送及び、それ自体が各種兵装によって『機神』に対抗しうる決戦兵器となる『宙船』の事である
『機神復活』までのカウントダウンが始まった今、急ピッチでの建造が急務となった
「『賢者の国』の拡張、運営の為の人員に関しては、適任者に心当たりがあります」
「ただし、メイザース様に少しばかりご協力いただく必要がございます」
こうして、『魔導戦艦』および『賢者の国』関係の人員確保のプロジェクトが開始された!
『賢神』と『大魔導士』の二人でこっそりと!(笑)
雷蔵たちが帰還すると、早速『応接の間』にて作戦会議への招集がかかる
「『魔導戦艦』建造か・・・間に合うのか?」
「間に合うかどうかではなく、間に合わせます!」
さすが『賢神』バベル言う事が男前!
「その為に、『賢者の国』の拡張および運営をお願いする、助っ人をお呼びしております」
「では、ご紹介しましょう!」
バベルは指を鳴らして、助っ人たちを召還する
かなりの人数が召喚される、合わせて26人
その顔触れを見て雷蔵は驚愕する!
「なぜお前たちがここにいる!?」
「久しぶりだねぇ ライゾー」
「でもこんなに早く再会できるとは思わなかったよぉ」
懐かしい声が聞こえる、『再会を約束した』友の声
「「「「26代目!?」」」」
これには最強女子たちもビックリだ!(゜Д゜;)
「やぁ! 白玲ちゃん、イデアちゃん、ジスレアちゃん、クリスちゃん久しぶりだねぇ!」
「会いたかったよぉ! ぐふぅ!」
美女及び美少女達に抱き着かれて喜びもつかの間、その圧力に全身がビキビキと悲鳴を上げる
「も、もうちょっと加減してくれないかなぁ? またあっちの世界に逆戻りしそうだよぉ?」
何とか一命をとりとめた26代目 (;'∀')
「サプライズ成功であるな! 吾輩が一肌脱いだ甲斐があったのであ~る」
そう!どや顔のメイザースは自らを最高位の不死者であるリッチに変えられるほど死霊魔術に精通している!
代々の『賢者の塔の管理者』達の魂を降霊させ、ホムンクルスの身体に吹き込むなど造作の無いことだったのだ!
すごいぜ大魔導士!
「よう!ライゾー会いたかったぜぇ!」
見知らぬはずの少女が雷蔵に抱き着いて、頬にキスする
「ん!? お前は25代目か? これは初対面の相手にすることじゃないぞ」
と言っておきながら満更でもない顔してますよ雷蔵さん!
そして、最強女子だちにめっちゃ睨まれてますよ!((((;゜Д゜))))ガクガクブルブル
『これは不味い!』と25代目を引き離し、他の『管理者』たちとあいさつを交わしていく
みな、記憶継承の儀で受け継いだ記憶の中の姿とは似ても似つかない姿だった
「ううう! 俺様アウェイ感半端ないぜ!」
そう寂し気にこぼすバルバールに
「そんな事ねぇぜ魔王神バルバール!」
「お前さんの特訓の成果も全部観てたんだからよ!」
「え! まじかよ! あの世にも俺様の活躍、伝わっちゃってる感じ?」
「どういう事だ?」
「僕たちはねぇ 皆ある場所で一緒に君たちの事を見守っていたんだよぉ」
26号は雷蔵たちに『管理者たちの箱庭』について説明する
「そうであったか、どうりで降霊術もスムーズに出来たはずであ~る」
「『管理者たちの箱庭』ですか・・・神でも相当に高位の存在でなければ不可能な御業ですね」
「メーザースのお陰で、こうやって直接例が言える」
メイザースに感謝の礼を述べ
「代々の『管理者』たちよ」
「皆のお陰でおかげで、俺はこの世界に転生できた」
「感謝する!」
深々と頭を下げる雷蔵
「何を言ってやがるんだライゾー 礼を言うのは俺たちの方だぜ!」
「お前が転生してきてくれたおかげで、『機神』に対抗する戦力が集まった」
「そして、『賢者の国』の建国も、先住民たちとの同盟まで果たされた!」
「『魔王』とダチになった時はシビレたぜぇ!」
「しかもよぉ、今度は俺たちが転生させてもらって、その夢を俺たち『管理者』自身が叶えていけるんだ」
「こんなに最高な事ってあるかよ!?」
25代目の言葉に、歴代の『管理者』たちは皆嬉しそうに頷いていた
「何をおっしゃってるんですか?」
「皆さんは、『管理者』は今日で辞めて頂きます」
「『賢神』バベルの権限により第1代目から第26代目 26人の『管理者』の権限を剥奪します」
「バベル どういう事だ? お前でもやって良いことと、悪いことがあるぞ?」
雷蔵は、まるで自分の事のように怒っている!
もう激おこぷんぷん丸だ!٩(๑`^´๑)۶
「おっと、マスターの気分を害してしまうとは、調子に乗りすぎてしまったようです」
「どうかご容赦を」
片膝をつき深々と頭を下げるバベル
反省する姿もイケメンだ
「『賢神』バベルの権限により第1代目から第26代目 26名に『賢者の塔』のすべての権限を承認します!」
「それってつまり?」
「皆さんは今日から『賢者』になっていただきます!」
「・・・まぁ分かっていたがな!」
「そう言って誤魔化してるけどよぉ」
「さっきの怒りっぷりはマジだったよな! ぷふぅ!」
藪をつついてしまったバルバール
「あばばばばっ! ばいっだ! ぼうやべでぐれぇ!」
顔尾を真っ赤にした雷蔵にビリビリ感電させられていた!(爆笑)
「相変わらず、ライゾーたちがいると賑やかだねぇ」
「帰ってこれて本当にうれしいおよぉ」
「「「「「「「みんなお帰り!」」」」」」」
こうして『賢者の国』に新たに26人の『賢者』が加わった!
『三人寄れば文殊の知恵』と言うが、26人の賢者が集まれば?
言うまでもなく『賢者の国』は、これまで以上に急速に発展していくのである!




